海中写真ばかり撮ってきた写真家の個展。
まあ、美しいいわゆるブルーな写真がごっそり。
そういうの大好きな人には、よい。
女子大量に食いつく状況。
圧倒的に心奪われたのは、モノクロ海中写真。
はじめて、たくさん集まったのを見たけれども
どこの世界なのか、分からなくなる不思議な感覚に。
色なくなると、フォルムだけだと
宇宙にも見えるし、ビルにも見えるし
そもそも生き物がなんかすごくSFになる。
メタルな強さを持って迫ってくる。
あの異世界な感じだけを味わえただけでもよし。
中村往夫
どこの国でも男子はいつもだらしない。
分かっていながら、だらしない。
一言、一言がぐさりと鋭く刺さる。
美人に落ちていくプロセスが手に取るように分かる。
怖い怖い。映画。
男の知恵の使い方が、あさましく、美しくリアル。
やはり、本人の出ないウディ・アレンもの万歳。
楽しんだ。
人間関係が言葉でギリギリしていく感じは最近では
クローサーが面白かった。
やっぱり、イギリスで、
しかも、ギャラリーが重要なシーンを担う。
美しいものに囲まれて、人は気が狂うのか?
間違いなく美人なスカーレット・ヨハンソン。
あんなの、反則だ。乳でかいし。
マッチポイント
絵を見るときに、
そこからどんな風に光がこぼれているかが
自分にとっては大事な要素なのだと最近思う。
そして、その好きな感じはそんなにぶれない。
東京オペラシティコレクション「素材と表現」より
グッときたのは、この人。
飾ってあった絵とは違うけど、
こういういろんなとこからいろんな色がこぼれて
それがいたって偶然な感じが
ボクが大事にしている感覚なのだな、きっと。
入江明日香