レム・コールハースの密着ルポと同じシリーズ。
建築家とファションデザイナーは今、本当に面白い。
何よりもコマーシャルとテクノロジーと思想が
優先順位グチャグチャにないまぜになって
変な光を放っている。
せんだいメディアテークで構造まるごと装飾にすることを
世に知らしめて、それまで構造と戦い続けてきた建築に
構造と共生していく息吹を与えた。
トッズビルはさらにそれを美しく飛翔させている。
今、注目の日本人建築家伊東豊雄。
彼に密着したルポ。
仕事の2割が自分の仕事で、あとの8割は他の人の力で。
決定的な局面で、決定的なことを編み出すこと。
イメージを共有することの出来上がりへの結びつき。
そのためのスケッチというツール。
そして、朝のスケッチ。
細部への執着。大局へのダイナミズム。
繰り返し繰り返し考え続けている力は本当に強い。

なにもかもを人の力におさめようとしてきたモダニズムから
確実に次のフェーズに移る。
そんなことを意識して、様々なモノを配置する。

超えていくだけじゃなくて
共に歩もう。

にほんの建築家 伊東豊雄・観察記