最近の小学生の英語ってどんどん進化しています。

特に英語力を高めるために導入されているふPhonics(フォニックス)。

 

子どもは新しいものをカンタンに吸収するのが得意です。

でも大人は今の小学生の英語の内容をちらっと見ただけで

「なんだか自分の習ったものと違う💦」と

焦ることありますよね。

 

Phonicsも、昔はありませんでしたよね。

そうなんです、Phonicsは比較的新しい教育法。

2000年くらいから世界中(ネイティブの子たちの間でも)で

どんどん採用されていっているものです。

 

 

例えばこの単語

m a p は ム ア プ →マップ (地図)

(カタカナにすると少し無理がありますが分かりやすくするために一旦カタカナにしてみます)

 

n a p はヌ ア プ→ナップ (お昼寝)

 

このように分解することができるんですね。

 

mはエムという「アルファベットの読み」の他に

「ム」というフォニックスの音があります。

 

アルファベットにはすべて「音」で読む方法があり

まずはここが始まりです。

 

aはア、bはブ、cはク・・・というように。

(もちろんカタカナにしてしまうと若干の違いがありますので参考までに)

 

そして法則に従って、パターンで分けていくだけで

正しい発音が身につくという画期的な方法です。

 

※ちなみにこの法則に従わない「イレギュラーな単語」は

別記事にあるSight Wordsというカテゴリーで強化します。

 

どうしてもイレギュラーなものは発生しますので

ある程度「割り切る」のも大切です。

 

Phonicsはいつやるべき?                               

 

ネイティブの子どもたちは

概ね幼稚園に上がるくらいから、小学校3年生くらいの間までに

Phonicsを集中的に学習します。

 

Phonicsを習得できた子どもは

意味は分からなくても

出会う単語の7割程度もの単語を「発音できる」

ようになるのです。

 

学習する私たち日本人にとっては

どこか漢字の「音」に

通じるものがありますよね。

 

ちなみにネイティブの子の学年相当レベルは

日本の子であれば英語を真面目にやっている子で

「ネイティブのレベル+2学年」

つまりネイティブにとって小3のものは「小5」

相当であると考えておくと、無理なく着実に

身につけることができるレベルとなります。

 

 

新しい英語学習法への親の心構えのあるべき姿                            

 

さて、このような「新しい時代の英語学習法」に接した時に

どうしても

「いやいや、そんな方法では英語は正しく身につかない」

と抵抗される方が必ずいらっしゃいます。

 

自分は苦労して英語を身につけた

と思っている方。

あるいは

「英語は苦労して身につけないと習得できない」

と信じている方。

 

そしてせっかく子どもたちが

進化した方法で英語を身につけつつあるのに

その方法を疑うようなことまで。

 

言語は時代によって変化し

学ぶ方法も変わっていきます。

 

昔は中学校で英語の「読み書き」を初めていましたが

今は全く違う方法でもっと初期の段階から

英語が教えられるようになったのです。

 

まずは親が柔軟に、

「子どもの成長」を喜べるようにしましょう。

 

子どもは英語ができるようになる以上に

親から認められたいのです。

 

新しい学習法はどんどん試して取り入れてみましょう。

 

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峯岸靖子 (みねぎしやすこ)子どもの英語力と自信を育てる!WingsEnglish公式メルマガ - リザスト (reservestock.jp)