先日(2024.6.3) 延岡グレイスチャーチ で南九州牧師親交会がもたれました。

その際、私が普段、愛読している「人間学を学ぶ月刊誌『致知』」(2024.6)に、クリスチャン作家の三浦綾子さんが特集されていたので、お証をする機会がありました。三浦さんは多くの病を経験し、過酷な人生を経験されましたが、その中で素晴らしい作品を沢山残されました。

新約聖書の中こうゆう言葉があります。

「患難(かんなん)は忍耐を生み、忍耐は練達(れんたつ)を生み、練達は 希望を生む。そして希望は失望に終わることはない」

三浦さんの愛された聖句が紹介されていました。

(以下、致知より抜粋)

「患難はこの人に強い忍耐力を与え、その忍耐力の持続がいつしかこの人を練達の人にしたのだろう。

取材の最後を三浦さんはこう締め括られた。

『人生は思わぬ展開をするものですね。自分の思い通りに動くものではない。けれど、神の御手にゆだねて一歩一歩進めば、いつのまにか絶望が希望にかわっている、ということがある』 

実際に絶望を変えた人の言葉は力強かった。

パーキンソン病が進行する中でも、三浦さんは希望を持ち、人生に対して微笑(ほほえ)んでおられた。希望を失望に終わらせない生き方を、その姿勢は教えてくれている。

私たちも希望を持って人生を貫きたい。

二十世紀の偉大なる神学者、カール・バルトの言葉が思い出される。

「どんな暗い時代も希望を持とう。

どんな時も生き消沈(しょうちん)してはならない。」

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