昨年9月末に突然ブログの更新をストップしましたが、
実は、10月~今年の2月までそら一家は埼玉を離れ、関西の私の実家で暮らしていました。
それも一段落し、2月の下旬に埼玉県に戻ってきました。
老齢犬のそらに環境の変化が厳しかったわけではないと思いますが
2月末頃から、鳴き声がかすれて、「ワン ワン」が、「ヒャン ヒャン」という感じになり
食欲も無くなってきました。
医者で診てもらうと、喉が腫れている感じがする。歯周病から菌が入ったかもしれません。と言われ、喉と心臓のレントゲンを撮ってもらいましたが、それほど問題も無いという事で抗生物質を処方してもらいました。
16歳という事も考えて、負担を与えて検査をして原因が特定できても手術も受けさせたくない。
「そらに出来るだけ苦痛を長引かせることはしたくないので延命治療はやりません。」と方針ははっきり伝えました。
今まで普段はドライフード、食欲が無い時はそれを水にふやかして与えていましたが
1週間後、とうとう水もご飯もまったく受け付けなくなってしましました。
3月9日に病院で点滴とステロイドの処置。 でも、ぐったりしてまったく立ち上がる事も出来なくなり 「今夜が山かも」と言われました。
それから11日まで寝たきり
12日にはなんとか起き上がり、自ら水を飲もうとしますが、舌が動かない、舌が出てこないので、鼻先まで水に顔を沈めてむせかえっています。
手ですくった水やスポイドでOS-1を与え、犬用の流動食を与えました。
14日に再度病院で点滴とステロイド。
苦しそうに咳をします。
1日に何回にも分けてスポイドで流動食と水。
でも、17日の朝には水を飲み込む事も出来なくなって、午後2時25分 息を引き取りました。
テレワークのおかげで看取る事はできました。
明日、20日の9時にそらはお空に帰ります。
先代犬のウィングが2011年3月3日に14歳で亡くなり (3月ばかりかよ!)
翌年、5月19日にシェルレスさんから7歳だと言われた「さいたまくん」改め「そら」がやってきて9年
本当に温和で穏やかで、人が大好きで(車は嫌いでしたが)、自慢の息子でした。
我が家では、これから新しいワンコとの生活は、我々が先に逝く事があってはワンコに迷惑がかかる。という考えで
そらが最後のワンコと決めていました。
ウィングと14年2ヶ月、そらと9年10ヶ月。 合わせて24年。
もう十分でしょう。
でも、このコロナ禍がおさまって、ワンコの譲渡会などがあれば、
ワンコに会いに行きたいと思っています。
という事で、
最後に、私のスマホの待受け画面の、大好きなそらの写真をアップして
このブログの本当の最終回にさせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。