山口県光市の室積半島では
全国的にも珍しく
県の天然記念物にも指定されている
「クサフグの産卵地」があります。
毎年5月末から6月初めにかけての大潮の時期
しかも夕方に満潮を迎える日に
クサフグが集団で海岸に押し寄せて
産卵・受精する神秘的な光景が繰り広げられます。
今までテレビなどの映像では何度も見ているのですが
実際に現場で見たことがないので
撮影仲間に誘われて行ってみました。
クサフグの産卵前は神経質になって
人が近づくと産卵しないそうで
産卵場所の入り江の手前で
光市の職員の方の指示により産卵が始まるのを静かに待ちます。

産卵が始まったとのことで
岩場を歩いて産卵場所へ向かいます。

小さい礫石がある岩場です。

浅瀬では既に無数のクサフグが産卵を始めていました。

打ち寄せる波間を縫って
ピチピチと跳ねながら産卵しています。
飛沫が勢いよく飛び散ってカメラが・・・。

その後、すぐに雄がやってきて
卵の上に放精して受精します。

無数の雄が一斉に放精するので
海面があっという間に真っ白になります。

少しアップで見ると
青い目がギラッと光って。

動きが速いのでSSが追いつきません・・・(汗)

子孫を残すため懸命のようです。
ここで命を得た受精卵は波に乗って
砂場へと運ばれて3~4日で孵化するそうです。

この日は千匹以上のクサフグが産卵に来ていたそうです。
前日は50匹程度だったそうなので
ナイスタイミングだったようです。

多くの人が神秘的なシーンに見とれています。

ここは、光市室積半島の南岸で
波に洗われてごつごつした岩場が続いて
とても美しい海岸です。

(撮影:6月17日)
参考URL