嘗ては鉄道輸送の雄として、
全国を駆け巡っていた蒸気機関車(SL)は
昭和50年に、すべての運行が廃止されてしまいました。
今では、その一部は動態保存され、SLやまぐち号などのように、
見事に復活を遂げて、今も雄姿を見せてくれているものもありますが、
多くはその役目を終えて、案外に身近な公園などで、ひっそりと
静態保存されて余生を送っているSLも結構あります。
山口県内にも10機余りが保存されているようなので
暇を見つけて尋ね歩いてみようと思い立ちました。
今回はまず、我が家に一番近い山口県庁近くの
県立博物館傍に展示保存されているD60形1号機を尋ねました。

嘗て、東海道本線や山陽本線で活躍した後
最後は津和野機関区に配属となり、山口線を走っていたとのこと、
山口線は急勾配が多く、トンネル内で機関室や客車の中に
煙が充満するので、集煙器が取り付けられたとのことです。

次に向かったのは、同じ山口市ですが、
小郡総合支所〈旧小郡町役場〉前に保存展示してある
「D51 813」

このSLは昭和18年製で、
主に西日本の山陽本線を走っていたようです。
ここの保存機関車は、パイプが黄色に塗装されていたりして、
ちょっと違和感がありました。

3ヶ所目は美祢線の始発駅でもあり、
美祢産の石灰石輸送の重要拠点でもあった山陽本線厚狭駅近くの
殿町児童公園でひっそりと機体を休めている
「D51 300」です。

昭和14年製とのことですが、昭和30年代には、
美祢線で石灰石輸送に大活躍していたようです。
でも今はご覧のとおり、見るも哀れな姿です。
機体の至る所に錆が広がっており、
「貫禄」を感じる一方、少し
可哀そうな気もします。


今回の最後は、山口県内ではありませんが「山口線」ということで、
お馴染みの津和野駅の傍に置かれている「D51194」。
こちらも昭和14年製。
なお、昭和48年9月30日の山口線での
「SLさよなら運転」で使用された機関車だとのことです。

次回はまた、折をみて他の保存展示車も尋ねてみようと思います。
【おことわり】
記事内容はネット情報や他の方のブログ記事等を参考にさせて頂きました。
間違い等がありましたら、お詫びしますとともに
ご教示頂ければ幸いです。
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