「ぬぬぬパナパナのぬぬ 2017」が明日、初日を迎えます。

 

糸からつくるつくり手と布を纏う人を繋げたいという主宰者の浦令子さんの想いからはじまった「ぬぬぬパナパナ」。沖縄八重山地方の方言、ぬぬぬ→布の、パナパナ→端々、からつくられた言葉です。

 

それは「縁(えにし)」と同じ意味です。縁は縁(ふち)でもある。

糸偏がつかわれる文字には人と人を結ぶ意味が多いですね。組、絆、続、そして結。


浦令子さんは大阪展の開催を待たずして、今月20日に永眠されました。

浦さんが愛した、美しい布たちをぜひみにいらしてください。
そして、ぜひ、つくり手に会いにきてください。

24日と25日15時〜、「つくり手による作品解説」を行ないます。
24日は朝香沙都子、25日は西岡万紀さんが、ナビゲーターをつとめます。

私たちが身に纏っている布は、すべて糸によってつくられています。
そしてその糸は誰かの手によって繋がれたものです。

「どこで、誰が、何を、どのような想いでつくったのか」
ぬぬパナは、それを着る人に伝えています。

 

浦さん、いえ、ちゅうさんには、たくさんのご縁をいただきました。感謝してもしきれません。

 

これからも、ちゅうさんと同じ方向を向いている、つくり手の想いを知り伝えることができる、着物を纏う人でありたいと思います。

 

ご冥福を心よりお祈り申しあげます。

 

朝香沙都子拝


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「ぬぬぬパナパナのぬぬ」

会期:2017年5月24日(水)〜29日(月)
会場:大阪・阪急百貨店うめだ本店 9Fアートステージ
時間:10〜20時(金・土は21時まで。最終日は18時まで)
入場無料

※26日27日のキモノ井戸端会議は満席となっております。

 

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