二日目は北勝富士を下して,今年〝初白星〝を上げた稀勢の里


早いもので1月も半ば…‥2週間が経った。昨14日から大相撲〈初場所〉が始まったが,場所前の横審の総見の結果がそのまま初日の結果に表れたように思えた。

三横綱の中では,今場所に進退のかかる鶴竜の好調さが見てとれた。が,これとて初日を終えたばかりで,悪い癖の「引き」が出ないとも限らないし…‥まだ分からない。

稀勢の里は「不安を抱えて」の出場だが…‥私は思っていたよりも良い様に感じた。初日は貴景勝のスピードと旨さに負けてしまったが,勝負感が戻れば…‥と思う。

白鵬は「張り手」や「かち上げ」を〝封印〝しての立ち合いを見せた。今までの様に優位に相撲を取ることが出来るか…‥この立ち合いに慣れるかが勝負の分かれ目だろうか。


今年の目標は「大関」と言う御嶽海


暗いムードを引きずったまま初日を迎えたが,館内は「満員御礼」の垂れ幕が下っていた。阿炎との二人の新入幕と,三人の年男(朝乃山・阿炎・輝)に,関脇の御嶽海,小結の貴景勝や阿武咲,北勝富士ら若い力の活躍に期待をしたい!