こんばんは
ご訪問して頂いた方がいらっしゃればお礼申し上げます。
ご訪問ありがとうございます。
本日は他人からすればあまり聞きたくないお話かもしれません・・・
暗いお話なんで、ご覧になられなくても大丈夫です。スルーしてくださいね・・・
私は2人兄弟で 弟がいます。
小田原(神奈川県)で宅建士をしています。
先日、弟の息子(私からすれば甥です)から携帯電話の方に電話がありました。
初めてでしたので、直感で何か悪い知らせだと思いました・・・
弟の家族は甥と弟の2人家族(バツ1です)です。
私は恐る恐る「お父ちゃん何かあったん?」と、甥が話を始める前に聞いてしまいました。
甥は「おいちゃん・・・実はお父ちゃんが癌で入院したんです・・・」って
肺癌です、しかもいわゆるステージ4とのこと・・・
私は、頭をよぎりました・・・
半年から1年位前なのか・・・・・はっきり記憶してないのですが、以前に弟から電話があり、「兄貴、俺、癌かもしれん」って・・・「○月○日に検査の結果が判る」って・・・
弟は不安不安でしかたなかったのでしょう・・・でも、甥には話していないとの事。
私の家族にも言わないで欲しいって事でしたので私も内緒にしておきました・・・
検査の結果の判る日を過ぎても弟から連絡がないので、私は色んな事を考えました・・・
私は、仏壇に線香をあげるたびに弟を助けてあげて・・・亡くなった父やご先祖様に毎日毎日拝んでいました。
私は、とうとう我慢しきれずに私の方から弟に電話しました。
そうしましたら 「ごめんごめん、あれ、大丈夫だった。」って・・・
私は、弟を叱り飛ばしました・・・「お前ねえ、俺がどんだけ心配したか解ってんのか・・・」
って、暫くはお互いに電話もメールもしませんでした。
そして・・・今回の甥からの連絡を聞き、私は、もしかして、弟は心配かけまいと私に嘘をついたのではないか・・・? って・・・
お盆前から小田原に行ってまして、8日間程 会社にお休みを頂きました・・・
会社の上司は事情が事情だから・・・「弟さんとたくさんお話してきなさい・・・」って、理解のある上司ですね・・・感謝です。
小田原に行って弟の側にいてあげました。私は何もできません・・・
行ったその日にドクターから説明を受けました。余命2ヶ月、長くもって半年だそうです・・・
甥からは既に話は聞いていたのですが、ドクターから直接聞くとやはり絶句です。
私の親族では、初めてです。癌は・・・
父方は糖尿病の人が多くて、母方は長生きの方が多いです。
ご存じの方もおられると思いますが、癌と闘うのは本当に大変です。
良い時と悪い時の繰り返しです。良い時は会話もできますし、悪い時は本当に苦しそうでかわいそうでしかたありません・・・
肺から首の骨まで転移して脊髄に損傷があり脚は全く動かせません、手は何とか感覚があるのでしょうか動いています。
ドクターからは、本人(弟)には、治療の施しようがない事は伝えているとの事、本人も「解りました」と、言ってたとお聞きしましたが、会話をしていると時々、本人にその認識がないのでは・・・って、思う時があります。ドクターからは余命は本人から聞かれるまでは、こちらから敢えて言わない方がいいでしょうとお聞きしました。
こんな会話がありました。何でなのか・・・弟が急に「兄貴、俺、大分に帰るわ・・・宅建士と行政書士の合同事務所を作って一緒にやろう・・・」って・・・
私は、弟に悟られてはいけないと思いましたが、涙が止まりませんでした・・・
そして、私はどうしても確認したい事があるので弟に聞きました。
「あの時、お前は、癌じゃなかったって言ってたけど、本当は嘘ついたんじゃないのか?」 って・・・
弟は、「いや、本当に癌じゃなかった。」と、言いましたが、私はいまいち・・・?です。
時間の経過等 総合的に考えると嘘をついてた方が辻褄が合うからです・・・
私は、同じ質問を2度しましたが、弟は、「この前言ったじゃん 」と、五月蠅そうに言うもんですからそれからはしてませんが・・・
真実が判明してもどうすることもできませんので・・・
家族にも小田原に行ってからその事を話ましたが・・・
ところで、当たり前のお話ですが、「命は一つしかない。」・・・です。
弟はさぞ無念でしょう・・・まだ、52歳です。
孫の顔も見たかったでしょう。
甥は市役所に勤めています。公務員です。25歳です。まだ、独身。
昼間は私達家族が、夜は甥が泊まり込みでした。
癌の闘病は家族も大変です。家族も肉体的にも精神的にも参ってしまいます。
本当に健康であることのありがたさがしみじみ分ります・・・
どんなに裕福でも、仕事や生活が充実していても、病気になったら こんな不幸せなことはありません。
ミスチルの歌で題名は知りませんが・・・
「幸せすぎて・・・大切なことが・・・分りづらくなった今だから・・・」って、歌詞の意味良く分るようになりました。
小田原から帰ってきて、色々とやることが多いですが、健康一番を意識しています。
皆様のブログを拝読させて頂くのも溜まってましてね・・・8月10日まで来ました。
私はあと何年生きられるか分りませんが、残りの人生、ド真剣に生きて行こうと思う次第でございます。
本日は極めて私的なお話で暗くなられた方・・・ごめんなさい。
皆様方、健康一番ですよ・・・・残暑厳しき折、お身体ご自愛くださいませ。
本日はこんな感じです
最後までお読みしていただいた方がいらっしゃればお礼申し上げます。
ありがとうございました。
それでは・・・