会社で7月半ばにバザーおよび出し物の大型イベントが開かれることが決定した。


そのイベントは毎年恒例で会社がやってるイベントで、従業員の仕事のモチベーションを上げるためにも会社の名前を背負ってやっているイベントだ。


延彦はスケートしながらアクションをする出し物をすることになった。


それもそのはず。


延彦はローラースケートがすごくうまくて、自前のローラーブレードを持っているくらいだ。


なお、この出し物はテレビ放映、新聞取材をされるほどの有名なもので、延彦がこういう大技ができる出し物を任されたのも、会社から気に入られた証拠だった。


しかも、演技は延彦のオリジナルでいいとのことで、お気に入りのロック系の音楽にのせてダンスすることにした。


しかし持ち時間は15分。その曲だけではすぐ終わってしまうので、あと2曲自分の好きな音楽を入れることにした。


そしていざ、即興で創作ダンスを従業員たちや社員の前でしてみせた延彦は、楽しそうだったし、会社からもさらに気に入られた。


休みの日は午前中天神の警固公園で直樹や、譲二や洋平ら「クリーン・クリーン」で知り合った人たちを集め、大いにダンスを披露すると・・・・・・


「まっきーすげぇ!!これはノーマークだった!!」


と博樹が絶賛する。


それくらい、意外な特技だったのだ。


もうもはや、フリーダムなかっこいいダンスだったので、延彦はそのまま練習等もしないで即興でやるということでまとまった。


そんなこんなで、物思いに一月をすごし、7月半ば、ついにそのイベントの日当日になった。


(29)に続く。


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