約束の日になった・・・
涼人はもう決意したのだった。
そう、神楽坂と一緒に働くことを。
2日で書いた履歴書を手にして・・・
2週間前と同じ場所に行った。
そして、神楽坂、大坪、山崎の3人が待っていた。
そして神楽坂から話が始まった。
「答えを聞かせてもらうよ。神崎くん。君が2週間で出した結論を。」
(もう俺は、迷わない。)
「うちからの結論を言うなら、神崎くんを採用したいと考えている。そして神崎くんと一緒に働きたい。前の職場、ソラリアステージのあの雑貨屋さんの件は本当に気の毒だったし、心からお疲れ様といいたい。俺たちは少なくともあそこのような神崎くんに酷い扱いをしない自身はある。しかし会社として厳しいところもある。そういったところは受け止めないといけない点があるのは確かだ。そういったことも受け止めなくてはいけないこともあるかもしれないけれども、神崎君はここで働きたいですか??」
(もう、答えは決まっている!!)
「僕は、御社に迷惑をかけるかもしれない。だけれども、嫌な過去も・・・病気も・・・ブログも・・・受け止めてくれて・・・そして神楽坂さん、大坪さん、山崎さんの3人に出会って・・・やっぱり過去ばっかりにとらわれるのではなく、現実、未来を見る力が必要なんだと分からされた。そしてそのきっかけを作ってくれたのが神楽坂さんですし、こういった仕事をやってもっと福岡を盛り上げていきたいから。そして、何より僕も生きていく中で働くこと、これが今一番大事だし、社会復帰のきっかけとしても御社で働きたい!!だから、御社で働かせてください!!いつかは、神楽坂さんの右腕になれるよう頑張りたいです!!」
「おお、そうか。決めてくれたのか!!」
「研修とかそういったことも最初はきついかもしれないけどやっていける??」
「はい!!大丈夫です!!」
「わかった。上とも離すし人事部とも話を掛け合うよ。」
「これからもよろしく!!」
こうして涼人は、新しい職場、天神と舞鶴の中間あたりにある福岡の小さな広告出版会社で働くことが決まった。
前の職場とは違って基本土日祝日が休みで、暦どおりに休みを取れるようになった。
たまに土曜日に出勤しないといけないけれども・・・
というのも、涼人は通院日が隔週に1度あるので、その日だけは休まないといけないこともあったので土曜日出勤も多かった。
そして初めての出勤日も決まった。
9月15日。ちょうど中旬だ。
その間に保険の切換などもしないといけなかった。
そういう手続き期間も踏まえての初出勤日だった。
こうして、運が強かったのもあったけれども新しい就職先が決まってそのうきうきテンションで神楽坂たちと別れた涼人。
そして、天神周辺やキャナルをぶらぶらうろついていると・・・
1人でウィンドウショッピングしている彩香を見つけて・・・
こっそり背後に回って肩をポンと叩く。
「もう!!ビックリしたやん!!」
その後はいつもの新天町の喫茶店で、神楽坂のことを話した。
そして神楽坂と一緒に働くことも話した。
「やったじゃん!!おめでとう!!」
と彩香はねぎらう。
そして彩香も仕事の話をしだして・・・
夜まで大盛り上がりそんな空気で夜まで盛り上がって・・・
そして帰った。
別れ際に彩香はこう言った。
「何かあったら電話してもいいから!!あたしも電話するね!!」
こうして就職先も再び決まり・・・
彩香への恋心もどんどん芽生えていったのだ。
(58)に続く・・・
