神楽坂がくれた時間は2週間。


元の職場だったあの場所と違い、バイトとしてでなく、社員としての採用だ。


神楽坂や大坪、山崎と共に働くことに消極的ではなかったが・・・


いきなりのことだったのでビックリしていた。業務としては地元フリーペーパーの出版と取材などの情報収集、そして広報業務だ。


あの職場の荷物運び、事務処理、接客などの業務と違って自分とすごく合ってることは明らかだった。


このことを親に話すと・・・


「自分の人生だから自分の好きなようにやりなさい」という一言。


そして神楽坂がくれた2週間には、お盆が挟まれてたためお盆は輝明たちと集まってお泊りで飲み会をやることになった。


もちろん場所は涼人の家。


輝明たちだけでなく博美や幸一とも一緒に遊ぼうという誘いを受けていた。


よってお盆は輝明や浩樹との飲み会と博美や幸一と集まって遊ぶ話が決まった。


そして神楽坂と会って話したことをチャットで話すと・・・


皆も、迷うことはないんじゃないかと言う意見。


そんなある日、新天町の喫茶店にいた涼人。


「やっぱここにいるんだな、涼人!!」


幸利だった。


幸利にも神楽坂の話と就職の話をする。


幸利も・・・


「いい話じゃないか!!もう迷うことなくその神楽坂さんって人の厚意に甘えてもいいんじゃないの??」


幸利も神楽坂の話には応じても大丈夫じゃないかという話だった。


しかし反面恐怖もあった。そう。あの職場のように使い捨てにされるのではないかという懸念だった。


その葛藤とも戦ってる涼人だった。


そんな時、電話がかかってくる。


明日香だった。


病気のことが心配で最近どうかという内容の電話だった。


同じ話をすると明日香もやはり・・・


「それはいい話やと思うよ。迷わないで、過去は過去、そう割り切ってそこで頑張るのもいいと思う。」


神楽坂の仕事先に行くことは賛成だった。


(56・後編)に続く・・・


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