大藤が退職することを知った涼人。


思い返せば今月8月、優実が退職するまでのことを思い返していた。


ゆうみが売り場に立ってから相当コミュニケーションとってタンだけど、照れて恥ずかしがって話せなかったんだっけか。


そのゆうみが6月になってやっと涼人と軽く話せるようになって・・・


涼人が事務所に移るという話をゆうみや雪乃にしたとき・・・


「すごいですねー。」


と言われたりしたのは覚えている涼人。


そして新しい荷物運びを紹介したとき・・・


「俺みたいな変な奴じゃないから安心してね。」


「ホントですかー??でもあたしもうすぐ辞めます。」


なんて言ってたのも思い出した涼人だった。


そして打算的ではないとはいえ、涼人がクッキーをゆうみや雪乃たちの売り場全員に渡したとき、ゆうみはすごくうれしがってたらしく、ビックリしてたようだった。最後は中途半端な別れ方だったけど。


しかし大藤との別れはそういうわけにはいかなかった。


今まで涼人に時間をかけてくれたのが大藤だったから。


そうこうしてるともう9月。


大藤最後の月。ここで売り場から1人パソコンに詳しいスタッフが事務所から移動になってきた。美濃部さんというスタッフだ。


その美濃部さんは社員だったので社員にしか出来ない仕事を引き継がせることに。


というのも、社員でなかった大藤はイレギュラーで入ってきたこともあって・・・


社員にしかやれないことも任されていたのだった。それを涼人1人でやるのは明らかに無理だった。


美濃部さんも頑張って大藤の仕事を引き継いでいった。涼人も、自分が知ってることは美濃部さんに教えたりした。


そんなこんなで時間もどんどん過ぎていき・・・


大藤たちの退職日となった。


荷物もみんな片付けていたので処理もすぐに終わり・・・


そして送別会をやることになった。


送別会に、涼人は花束と・・・


売り場全員に書いてもらった寄せ書きを贈ったのだ!!


大藤はビックリしていた・・・


大藤にとっては励みになったようで・・・


美人女性スタッフにも別にプレゼントを準備していたので彼女もビックリしていた。


飲み会は永井さんを除く事務所スタッフ全員が参加した。


盛り上がった後は最後にカラオケをやって帰った。


そして10月からいなくなった大藤なしで仕事をしないといけない。


そのプレッシャーもたまっていき・・・


そしてそれがやがて・・・


崩壊の序曲を迎えようとしていた。


そのことを知る由もなかった。


(46)に続く・・・


ペタしてね