宅建の試験が終わった涼人。
ネットですぐさま検索して宅建の試験の解説と解答を見ながら自己採点をした。
その結果本当にギリギリだった。
35点か36点だった。
というのも1問出題ミスがあったのだ。その問題次第で35点か36点かどっちかになるのだった。
「神崎ー!!」
そしてその翌日大学で宅建講座をとっていた仲間の人に声をかけられ宅建の話になった。
その人たちのうちの1人は良治の友達だった。
当然話題は宅建の話だった。話題になったのは1問出題ミスのあった問題の話だった。
涼人は36点になってほしいと願いながら宅建の話は終わった。
後は普通にコイバナだったり過去の話だったり・・・
普通の学生のありふれた話だった。
その帰り道・・・
「神崎くん、久しぶりー!!」
来たのはしおりとゆうことあいこ、そして男が1人だった。
そう。最近しおりに彼氏が出来たのだった。その話で盛り上がった。
(あの男、どこかで・・・)
そう思っていた涼人。
「しおり・・・お前、神崎くんと知り合いだったのか。」
「そう。同じ高校で、あたしの先輩やった人。ゆうくんは何で知ってんの??」
「神崎くんの友達がやたら紹介してたんよ。そいつの紹介でたまに話してるんだよ。」
そう、幹雄と同じラグビー部の先輩だったのだ。この2人、ゆう、しおと呼び合ってるらしい。実際幹雄が浪人で大学に入ってきてるので幹雄と同じ年なんだけど・・・
そして後半は幹雄の話や涼人の話、そしてしばらくゲーセンで5人で遊んだ後帰った。
そして1週間後・・・
大学の授業のゼミでこんな話が持ち上がった。
11月の中ごろに文学部のゼミと一緒に東京から専門講師を呼び外交ゲームというものをするから絶対予定を入れるなよという話だった。
みんな戸惑っていたけど参加することに。しかも新聞社を連れてくるとかいう話で絶対休めなかった。
役もすぐ簡単に決まって・・・涼人は外務大臣をすることになった。
これはちょっとすごく重要な役だからすごいプレッシャーだった。
でも官房長官のほうがもっと酷かったけど。
それは明日香がやることになった。
そして11月になって、問題のその日になって・・・
外交ゲーム当日になった。
(38・後編に続く・・・)
