ついにセンター試験の日になった。
土曜日予定してたのは文系科目全般。
教師たちからキットカットの差し入れをもらって、会場の久留米大学へ。
国語も英語も日本史もあった。
そして、朝10時から行われた試験、終わったのは昼過ぎ。
出来は・・・
日本史は高水準。英語は半分ぐらいの出来だったが・・・
やはり苦手の国語ですごく足を引っ張ってしまっていた。
さらに他の高校の人間も一緒に受験しているのだ。
涼人が感じたプレッシャー、緊張感は甚大なものだった。
それらが更に試験の出来を悪くしていたのだった。
とりあえずは、涼人のセンター試験は終わったかに見えたが・・・
みんなで答えを添削したり、何気ないバカトークを繰り返し・・・
滞在していたのは1日目のセンター試験が終わる時間までだった。
2日目も皆で参加するように言われてた。
というのも、一番最後にある、文系理系とその他科目の、その他科目にある、現代社会という科目があるのだけれども、勉強しなくても半分は取れるとの事だったので、参加したほうがいいとのことだった。
おまけに1科目受験する数が増えたとしても、試験の受講料は変わらない。2科目以下の受験料と、3科目以上の受験料は違う。
当然涼人は後者で払っていたし学校全体が後者のほうで支払っていた。
だから受けれるものは受けたほうがトクだということだった。
なので2日目はとりあえず出席し、バカトークや土曜日の続きの話をしながら現代社会の時間が始まるまで盛り上がった。
中には、ふざけて喧嘩売るかのように理系の試験を受けに行く人間もいた。
特に数学なんかはたくさんいた。
そしてそんなこんなで現代社会の試験も終わり・・・
センター試験の全過程を終えた。
帰りはバカトークをしながら同じ高校の受験生、違う高校でも知人だった人とも一緒になって彼らと皆で帰った。
肩の荷が下りたかのようにみんなほっとしてるようだった。
そしてまっすぐ帰った。
そして翌日は午前中を使ってセンター試験の自己採点。
結果は案の定、国語の成績はものすごく悪かった。
英語は普通。
日本史は緊張のあまりスコアは少し落ちたが、中々の出来だった。
早速ニュースなどでセンター試験のことで結構あがっていたけれども、全く受験生たちには関係のないことで・・・これで点数が加算されるという甘い話は無かった。
ニュースの中には某巨大掲示板で、試験の前日にセンター試験の問題が漏れていたのではないかという疑惑もあったことは、涼人はじめクラスメイトはみんな衝撃的だった。
センター試験の自己採点が終わった後は普通の授業で・・・
そしてこれまで朝と放課後にあった課外はなくなったけれども・・・
学校に残って志願してる大学の過去問を解くような人はたくさんいた。
理由は簡単家に帰っても遊んでしまうため何もしなくなるからだった。そんな涼人もその1人で、幸利や涼人のクラスメイトと6時くらいまで残って福大や久留米大の過去問を解きまくっていた。
そんな時たまに、担任からジュースをおごってもらうということもあった。担任の先生は国語の先生。たまに試験問題のことで教えてもらってたりしていた。
課外がなくなった後の自主補講の結果は上がっていた。久留米大の問題は軽く解けていて、福大の問題も何とか解けるようになっていた。
6時くらいまで残ってるので涼人は相変わらず、たまにしおりと帰っては受験トークで盛り上がっていた。
そして高校3年は1月末に期末試験がある。この期末試験は受験生は受験に集中するため、ノー勉強で試験に臨むことになるが、仕方ない。
そしてこの期末試験が終わると、高校3年は2月から3月1日の卒業式まで学校は休み。自主勉強時間になる。週に1度出席日がある以外は自由の身だった。
そして、自主補講、期末試験で激動の1月が終わった。そして2月になった。
(18)に続く・・・
