なんとなく解る。
君が目を逸らすワケ。
別れを切り出せずいるんだね。
二人並んでいる影は
寄り添って見えるのに
君の心と想いは
僕から離れていく。
僕じゃない、違う誰かに恋をしてしまった君。
その手を引き留める事、今の僕には出来なかった。
君の瞳から零れる涙を
ただ止めたくて
はじめて吐いた嘘。
本当に大事だった。
本当は離したくない。
そんな想いがこみ上がるけど、僕は無理矢理押さえ込んだ。
『君の幸せを誰より祈ってる』
強がりでついた二つ目の嘘。
僕は君との最後に嘘吐きになる。
『ごめんね』って泣かないでほしい。
君に触れたい手が僕の意志に反して、君を抱き締めてしまうんだ。
出来る事なら、その手を離したくない。
『もう一度僕の傍にいてほしい』と君に伝えたい。
悪夢なら覚めてよ。
君が言った言葉が
本当は嘘だと言ってよ。
右の瞳で流す涙が
君にバレる前に
二度と出会えない君と
もう叶う事ない恋に
“サヨウナラ”