ディアを迎えた夏に、新しい日々のためにと、新しくカメラを購入した。
オリンパス STYLUS1 。コンパクトで、5万円くらいで、どこにでも携行でき、ファインダーもあって、晴天でも写真のイメージをしっかりと把握しながら撮影できる。
一眼レフっぽい感じで機能満載なので気に入って買った。
カヌー転覆で1台目はiphoneとともにダメになったが、同型を手に入れて使ってきた。
しかし、ママから、「ピントが甘くてがっかり!」と何度も苦情を受けた。
その通りで、どうもうまくピントが合わなかったりした。
折角の可愛いひと時も、背景の海にピントがあっていて私もがっかりだった。
大量のウィング写真は、実はビデオカメラの静止画撮りか、動画から静止画を抜き出したものが多かったようだ。だからあまりピントなどは気にならなかったのかもしれない。
なぜ、失敗を繰り返すのか?
それは、カメラが高機能なのに、私が取説を読んでおらず、機能を活かしていなかったからだ。
なぜ、取説を読まないのかというと、
第一に、私が取説を読むのがおっくうで、試行錯誤でやる傾向があるからだ。
Macユーザーに取説はいらない。というのが信条だった。
しかし、このカメラ、いくらいじってもわからないことはわからないままだった。
私が、カメラの基礎がわかっていないということだろうが。
第二に、都合のいい言い訳かもしれないが、忙しかったからだ。
果たしてリタイアすると、本当に読むことができた。
心の余裕と、時間の流れが急に変わった気がした。
インスタントカメラより、一段高度な選択肢があり、その選択肢を理解していないで、適当にフォーカスを合わせようとしてきた。
飛行犬写真にも何度も挑戦したが、満足のいく作品ができない。
2017.5.28 プロカメラマンのSORAGAKUさん撮影
この写真には、衝撃を受けた。流石だ!
ディアへのピントの合い方や背景のぼかし方が芸術的。
ディアの可愛さがいっぱいに表現されている。
ユーカリドッグランで居合わせて、いつの間にかとっていただいたものだ。
後に購入して、ブログトップや名刺に使ってきた。
ディアパパも、OLYIMPUS STYLUS1 で頑張った。
2017.7.6 山中湖 woofで ディアパパ撮影
やはり、その差歴然。
「月とスッポン」とはこのことだ。
もちろん、プロカメラマンの「天体望遠鏡」みたいなレンズと
でかい本体カメラの連続シャッター音には「太刀打ちできない」のかもしれない。
そこで、3月末には、リタイアを機に、最新の高機能カメラを買おうかと画策してきた。
カメラ雑誌も買い込んで、この際20万ぐらいするやつを買おうかと妄想した。
しかし、STYLUSのマニュアルを初めて部分的にもゆっくり読むと、
フォーカスの概念もいくつもあり、
また、「スポーツモード」などの最適化した設定もあることを初めて知った。
よし、まずディアを迎えると同時に購入した愛機STYLUS1の性能を最大限引き出して挑戦してみよう。
春風の吹く、だれもいない、平日のドッグラン。
さて、ディア走っておいで。
スポーツモード、最適のAFモードで構える。
5歳の君の、躍動する写真を記録したい。
(その2に続く)
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