ボルドーの行く末は…
高騰していたボルドーワインの価格が少し変化を見せているようです。
ボルドー2011年ヴィンテージのプリムール商戦で、ポイヤック5級シャトー・ポンテ・カネが、9日、前年比34%ダウンの66ユーロ(ネゴシアンの販売価格)で売り出した。
因みにビオディナミを導入するポンテ・カネのポーカー・ポイントは5大シャトーに匹敵する93~95点。
ここ最近は常にボルドートップの品質を誇っています。
このシャトーは今一番注目ですよ
出来栄えを考えると唯一安いかも…と思わせてくれます。
又、先日、シャトー・コス・デストゥルネルも2010年の半額の108ユーロで売り出し。
更にラフィットは、前年(600ユーロ)より30%ダウンの1本420ユーロ(約4万4000円)で売り出した。
これはネゴシアンの販売価格で、シャトーの蔵出しは350ユーロ。
但しよくよく見るとこのような市場の希望に沿っている値下げですが取引価格で2001年以降のヴィンテージを見ると、平均的な品質の2007、2004年を上回っている。
これは09、10年と値上げ傾向が続いたためであってそこまで安くないというのが本音。
もともと先物のようなボルドー・プリムールの販売価格ですが、成長した中国市場の影響もあり2009年、2010年は破格の価格で私のような一般庶民は、もう口にする機会がないのではとあきらめたほどです。
値が下がるのは歓迎ですが、一番の理由は偉大な年に比べ出来が不安定だからでしょう。
9月に雹が降り、赤ワインは一部トップシャトーを除き一般的には難しい年になりそうです。
それでも適正価格と考える値段よりも高いと思います。
あの中国市場でも値下げを求める動きがあるくらいです。
ワイン・スタイルズでも、格付けシャトー以外でもコストパフォーマンスの良い物を探すのは苦労していますが光るものを探していきたいと思っています。
Oga
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