2012ワイナリー・訪問記8・イタリア大好きフランス人、フランソワ・マニャン氏に出会う | Wine Stylesのブログ

2012ワイナリー・訪問記8・イタリア大好きフランス人、フランソワ・マニャン氏に出会う

またまた放置気味のこの訪問記。すみません。思い出しながら頑張って続けます。



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ヤンさんと別れた後、ミュラさんがホテルまで送ってくださったお礼にと一緒にビールを飲みました。

(初日から一体どれだけ飲むんでしょうか・・・)



というわけで過酷な初日も無事終了。



翌日も引き続きブルゴーニュです!



またまた通訳の梅田さんに相当無理を言いまして(いつもすみません)、今回はシャンパーニュに行く時間がないが、シャンパーニュ・ボネ・ポンソンのシリルさんに会いたい!と言ってみたところ、シリルさんがなーんと!ブルゴーニュにまで来てくださいました~

なんと強引なんですかね、私。相変わらず、ずうずうしいですよ。(笑)



というわけで朝10:30にジュブレ・シャンベルタン村駅で待ち合わせ。

シリルさんのパパ、ティエリーさんの遊び仲間のフランソワ・マニャンさんのカーヴに行ってみませんか?ということでお邪魔しました。

ドメーヌ・アンリ・マニャンのワインはすでに日本に輸入されており、人気の高さはいうまでもありませんね。



フランソワさんもご自慢の?赤のアルファ・ロメオに乗って駅まで一緒に来てくださいました!

せっかくなので、私はちゃっかりシリルさんの泥だらけの車ではなく(シリルさん、ごめんね)、赤のアルファ・ロメオに乗せていただいちゃいました。

しかし、これが後でまた小不幸を引き起こします・・・

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プルミエ・クリュ・カズティエールの畑の前に居を構えるマニャンさん。

畑の写真なぜかないんです・・・ごめんなさい。



話の感じからなんかイタリアーンな雰囲気を醸し出していたフランソワさんでしたが、やっぱり!というのはカーヴの入り口を見て納得。

Enotecaって、イタリア語じゃない・・・???



というか、ボネさんパパとよく遊びにくり出している話を伺っていても、かなりラテンの香りがプンプンしますよ。







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カーヴ内もかなりイタリアーンな感じです。



早速試飲です。



ここまで来てやっとラベルの色使いはそのせいだったのか!と気づいてしまいました。私、鈍すぎです。



この日は、Laveaux St-Jacques、Estournelle-St-Jacques、Cazutiers, Ruchottesの2009、そして、樽からの2010を試飲させていていただきました。







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現在は7haを所有し、非常に厳格なリュット・レゾネ栽培をしており、その葡萄を使用し、澱引きもコラージュもフィルターもかけずにワインを造ります。



2007年からは息子のシャルルさんも参加しており、これからがますます楽しみなドメーヌです。















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ビオロジック栽培を実践してワイン造りをしている若き醸造家シリルさんは、フランソワさんがどのような葡萄を育て、ワインを造っているのか興味津々で話が尽きない模様です。



ずっと二人の話が止まりません。

















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といわけで、その隙間を縫って、何を話していたのか摘み聞きする私です。

シリルさんは英語もがんばって話してくれるので、助かります。



そして、この日一番感動したのが、この1樽しか造られないワインです。



この樽の名前はアフロディート。



パリ郊外のフォンテンブローの森の樹齢の高い厳選した木を用いて、4年間天日干しして、年間50樽だけ造られるのがこのアフロディート。



これを1樽だけ購入して造ったのが、プルミエ・クリュのキャトル・キャラクテール。なんと贅沢な樽なんでしょう!!



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フランソワさんは、来年はもう1樽増やして2樽買おうかなぁとお話しされていました。それもまたすごい話です。



このキュヴェは、4つのプルミエ・クリュ、Champaux, Cazutiers, Estournelle-St-JacquesそしてLaveaux St-Jacquesを収穫時に厳選し、ブレンドしたものだそうです。



4つの違うプルミエ・クリュのキャラクターがうまく引き出されており、輝く紫がかったルビー色にチェリーやスミレの花、スパイスそして柔らかくバニラのアロマが広がり、非常に滑らかな果実味とシルキーなタンニンが溶け込もうとします。



1つずつプルミエ・クリュのキュヴェを飲ませていただきましたが、これは別格です!まさにヴァン・ガルドな1本ですよ。



飲ませていただくまでは樽の話にすごーい!と思っていましたが、飲んですっかりと言葉を失ってしまいました。



フランソワさん、こんな素敵なワインに出会わせてくださり、ありがとうございました!



というわけで、フランソワさんのカーヴを後にしてホテルのチェック・インへと向かいました。



つづく・・・



ペンギンtana


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