永くそのままになっていた祖父の家を解体・再生し、『職人館』を建て、
18年目になる。
1階で蕎麦を主体とした地産の料理を出し、2階は様々な職人の作品を展示しつつ、
音楽ホールとして活用されたり、勉強会に多くの人が集ったり、絵画展も開かれる。

館主の北沢正和氏。元は望月町役場職員。平たくいえばお役人さん。
現役時分から各地の職人を訪ね歩き、聞き語りで、消滅の危機にある産物、伝統芸、
職人としての真摯な生き方を紹介してきた。
高まる危機意識から自分で職人としての行き方を実践するために、安逸な役場暮らしを放擲。
蕎麦打ち職人として道を切り拓いた。
http://allabout.co.jp/travel/travelshinshu/closeup/CU20030730A/

その実践は多くの賛同者を招き、各地から見識と技を請われて、日々の仕事の間隙を縫って
各地に出かけては町興し、産物の再生に奔走している。
したがい、山あいにある『職人館』は、多くの良質な人脈と情報の交錯地、発信地にもなっている。
それが不思議で集う人もいるが、まあ、体にいい産物を食べに「おいでなんし」。愉快な人だから。


  
 9月の職人館                   コスモスとひまわりと稲穂の世界

  
職人館ブランドの地酒に豆腐-塩で      地の野菜(いわずもがな無農薬)

  
 今度はワインに合わせた野菜          赤ワインだったらみゆき豚かな

  
宴会になる                     えんえんと楽しむから宴会か
 
    
いわゆる職人そば                 北さんふうのそば


自然から生まれるいいものには、なるべく手をかけないほうがいい。
いい塩と、いい油(菜種油、オリーブオイル、椿油)があればいい。
そのときその場で、風とオゾンに身を任せて過ごすのがいい。
酒とワインがことのほか美味しく戴ける。
その贅沢を身を持って知ることができる、『職人館』。
水・木休み。夜はゆったり過ごすために要予約。