ワイン漫画、神の雫でラタトゥイユと素晴らしいマリアージュということでマルゲのロゼシャンパンが紹介されていました。
早速にロゼとブリュットを購入。先ほどネット購入先を見ると在庫なしとなっています。
さすが、人気漫画の影響も手伝ったのでしょうか。
1870年に創業したマルゲ、現在は5代目の当主となり、有機栽培、馬による耕作に転換したようで、伝統ありながらも新しい挑戦に向き合う造り手です。
グランクリュはアンボネ、ブジィ、シルリィ、マイィ、ヴェルズネイの5つの村に、加えてエペルネにも畑を持ちます。
これらの畑から収穫されるブドウのできばえを見極めて丁寧にワインを仕上げている印象です。
ロゼはまだセラーに保管していますが、先日、ブリュットを空けてみました。
これが空けた日はコンディション不良かと思うくらい香りも風味もバランスが取れず、微妙だったのですが、2日目に素晴らしく花開きました。

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Marguet, Grand Cru, Elements 11, 12.5%
ゴールドがかった濃いめの色調のイエロー。細やかな泡が持続的に。
リンゴ蜜、アカシア蜂蜜、シソエキスっぽい香り、ヘーゼルナッツ、ブリオッシュなどボリューム感あり、奥行きのある魅力的な香り。
ブドウの旨味をたっぷり、穏やかながら明瞭に存在する酸味、驚くほど長い余韻。
一日目は話にならないほどアンバランスでチグハグ、不快というレベルだったが2日目に見事に花開く、2日目に置いておいて良かった。このような変身もワインの醍醐味。
熟成させた白身魚などに、ワインの繊細な旨味がはまりそう。
(88.5/100)(11月25,26日)