三木清の幸福論「幸福について」(『人生論ノート』)
 

三木清の幸福論は、彼の著書『人生論ノート』に詳しく述べられています。
この本は、1938年から1941年にかけて雑誌「文学界」に連載された

エッセイをまとめたもので、
幸福、死、孤独、成功など23のテーマについて論じています。

三木清は、幸福を「表現的なもの」として捉えています。

つまり、幸福は内面的なものだけでなく、外に現れるものであるとしています。
彼は「幸福は徳に反するものではなく、むしろ幸福そのものが徳である」と述べ、
 

自分が幸福であることが他者に対しても善い影響を与える

 

と説いています。

また、三木清は「幸福は人格である」とも述べています。
真の幸福は一時的なものではなく、人格の一部として常に存在するものであり、

どんな困難にも立ち向かう力となるとしています。

このように、三木清の幸福論は、幸福を内外に表現し、

他者にも伝播するものとして捉えています。

  (出所:『人生論ノート』1941年8月、創元社)

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従業員幸福度(EH)調査2024年7月
従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第32回

 

従業員幸福度調査毎月統計「2024年6月度速報」です。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第32回です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
なお、調査項目は弊社が開発した「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。


【2024.7月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】

【2024.7月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】

【所見】

「幸福度」は前月よりやや低下、もしくは横ばい
全体として「幸福度」は前月よりやや低下、もしくは横ばい傾向と言えるでしょう。
「総合幸福度」の(将来)、「私生活の幸福度」の(将来)は

明確に低下していますが、その他の「幸福度」はほぼ横ばいです。
明確な傾向は指摘しづらいですが、停滞傾向にあることは確かです。
今年1月までは「幸福度」は、昨年1年間、

全体的に力強い向上傾向を続けていましたが、
今年に入って下落傾向に転じたように見えます。

男性の「幸福度」は低下傾向、女性の「幸福度」はほぼ変わらず
男性の「幸福度」は「総合幸福度」の(現在)を除き、低下傾向が見受けられます。
女性の「幸福度」は「働く幸福度」の向上が見られますが、

ほぼ横ばい傾向と言って良いでしょう。
女性の「幸福度」が男性より顕著に高く、世界の一般的傾向が継続しています。
今年下半期の「幸福度」の毎月推移を見て傾向を判断したいと思います。

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続
<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は

引き続き全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ「幸福」の展望が持てていない

様子がうかがえます。

今月も「従業員幸福度(EH)調査毎月統計」をご覧いただき、

誠にありがとうございました。

 

以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方には

PDFで月度レポートを差し上げますので
【お問い合わせ先】ページからご請求ください。

 

 

従業員幸福度(EH)調査2024年6月
従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第31回

 

従業員幸福度調査毎月統計「2024年6月度速報」今年最後の月度速報です。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第30回です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
なお、調査項目は弊社が開発した「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。


【2024.6月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】

【2024.6月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】

【所見】

前月より「幸福度」は向上、「幸福度」は前月まで低下傾向が反転?
前月より「幸福度」は向上しています。「幸福度」は前月まで低下傾向が続いていましたが反転したのでしょうか。
全般的に「幸福度」は今年1月から低下傾向を示していました。
今年1月までは「幸福度」は、昨年1年間、全体的に力強い向上傾向を続けていましたが、
今年に入って下落傾向に転じたように見えます。
これが本格的な反転か、それとも一時的な変動かは不明ですが、少なくとも客観的環境は好転したとは言えないと考えられますから、
自律的なレジリエンスとしての「幸福度」の向上か、一時的な反転か、7月以降の「幸福度」推移を見極めたいと思います。

男女共に「幸福度」は向上、女性優位は変わらず
男女共に「幸福度」は大きく向上しています。
女性の「幸福度」が男性より高く、世界の一般的傾向が継続しています。
 

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続
<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は引き続き
全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ
「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。

今月も「従業員幸福度(EH)調査毎月統計」をご覧いただき、

誠にありがとうございました。
 

以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方にはPDFで月度レポートを差し上げますので
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鎌倉 光明寺の蓮


もうお盆も過ぎてしまいましたが、七月末に
鎌倉 浄土宗大本山光明寺に蓮を見に行きました。
鎌倉の蓮の名所として知られますが浄土宗の名刹です。
松島家も浄土宗なのでご縁があります。
この日は観蓮会の日でもありましたが
弥陀の本願の及ぶところでありましょう。
昨日67歳になりました。

 

「私はあなたの意見に反対だが

あなたがそれを主張する権利は命がけで守る」


'I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it,' 


はヴォルテールの名言とされるが、

悪質な選挙妨害が見られる昨今、

民主主義、言論の自由の原則で大切と思う。


(実際はタランティアによるヴォルテールの思想言及)


従業員幸福度(EH)調査2024年5月
従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第30回

 

従業員幸福度調査毎月統計「2024年5月度速報」今年最後の月度速報です。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第30回です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
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【2024.5月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】

【2024.5月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】

【所見】

前月より「幸福度」は低下、全般的に「幸福度」は今年1月から低下傾向
前4月より「幸福度」の全体平均は低下しており、

全般的に「幸福度」は今年1月から低下傾向を示しています。
今年1月までは「幸福度」は、昨年1年間、

全体的に力強い向上傾向を続けていましたが、
今年に入って下落傾向に転じたように見えます。
この背景には、政府の増税、ステルス増税のエスカレート、

コストプッシュインフレによる物価高の拍車等、
国民の生活実感の悪化が影響しているかもしれません。

前月より女性の「幸福度」は向上、男性は低下
全般的に、前4月より女性の「幸福度」は向上、

対照的に男性の「幸福度」は低下傾向を示しています。
女性の「幸福度」が男性より高く、世界の一般的傾向が継続しています。
特に男性の(将来)の「働く幸福度」が大きく低下していることが目立ちます。
男性の「働く幸福度」の(将来)への希望を高める政策が期待されます。


<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続
<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は引き続き
全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ
「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。

今月も「従業員幸福度(EH)調査毎月統計」をご覧いただき、

誠にありがとうございました。
 

以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方にはPDFで月度レポートを差し上げますので
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昨夜は七夕☆で珍しく晴れだったので、

夜中起き出してちょっと自宅ベランダで撮影しました。

画面上やや左が織女(ベガ)、右下が牽牛(アルタイル)☆

左下が白鳥座のベガ☆。

いわゆる夏の大三角。

なんとか天の川に横たわる暗黒星雲(右上から左下対角線)が確認できます。

こうして見ると昔の人が天の川を流れる暗黒星雲を

織女と牽牛を別つ川に見立てたのがわかる気がします。

それと宮沢賢治が暗黒星雲を線路に見立て

銀河鉄道とし白鳥座を始発駅の銀河ステーションとしたことも。

撮影カメラのOM1は天体用ではないので白鳥座の赤い星雲は写りませんね。

夜中でめんどくさいので赤道儀は使わず固定撮影

露出8秒×9枚合成、レンズ、フォクトレンダー17mmF0.95

今日は英国の天才数学者

アラン・チューリングの命日。

コンピューター研究の草創期に活躍、

コンピュータ、AIの父とも云われる。

第二次世界対戦中ドイツのエニグマ暗号を解読し

連合国の勝利に大きく貢献した救国の英雄。


ところが英国政府は勲章でなく仇で報いた。

大戦中は機密保持のため暗号解読の功績を秘匿したのは致し方ないにしても、

同性愛者であったため逮捕、

ホルモン転向療法を強制の末

自殺に追いやったのが1954年の今日。

一神教支配による独善の闇を感じる。

西欧におけるLGBT問題の背景には

このような歴史の反省があることを踏まえぬ

議論は軽薄。

多様な性に昔から寛容な日本では

起こり得ない悲劇。



健康保険の高血圧受診勧奨基準が

2024年4月に

140/90から160/100へ変更された。


これは非常に重大な変更と思うが、

マスメディアは積極的に報道しない不思議?

マスコミは政治的忖度、自主規制している

としか思えない。

報道しない自由全開のマスメディア、

特にテレビ。

つまらんクズネタは冗長にダラダラやるのに。