皆既月食連続写真と動画2025,9/8"皆既から月没まで茅ヶ崎の海辺にて"

2025年9月8日の皆既月食は、日本全国で観測可能でした。

皆既状態から月食終了,夜明けまで

茅ヶ崎,浜須賀海岸にて二時過ぎから夜明けまで撮影。
10秒に一枚ずつ500枚弱撮影した中から2.5分置きに抽出し比較明合成。

画像
Olympus Pen F,SIGMA30mm f1.4

【動画】皆既状態から月食終了,夜明けまで

上述の画像のタイムラプス動画

※下記URL↓をクリック↓

 

 

日の出

月が西の箱根に沈んで、
東に目を転じると太陽が昇ってきました。

画像
OMsys.OM-1,Lumux Vario Zoom 45-200mm

朝靄に浮かぶ江の島

画像
OMsys.OM-1,Lumux Vario Zoom 45-200mm

この月食は、
約3年ぶりに日本全域で見られました。 

 

過去の月食の写真、動画は下記サムネをクリック↓

 

 

 

 

今日はクラシック音楽の日

クラシック音楽の日は、1990年(平成2年)に

日本音楽マネージャー協会によって制定されました。その目的は、クラシック音楽の魅力をより多くの人に知ってもらい、親しんでもらうことです。

日付の由来は、

「ク(9)ラシ(4)ック」という

語呂合わせから来ています

脳卒中発症6ヶ月以降の名称に、未だに

「維持期,慢性期」という呼称が使われています。

私はこれに反対し,名称変更すべきと考えます。

 

理由は、脳卒中発症6ヶ月以降も急性期ほどの回復は望めないが、

緩やかに回復可能であるのに

「維持期,慢性期」という呼称は誤解を与えかねず、

脳卒中患者とその家族の希望を奪う言葉であるからです。

 

結果としてリハビリの断念、

回復不良から脳卒中患者のQOLを損なう可能性があります。

 

発症6ヶ月以降を「維持期,慢性期」と呼ぶのに反対,名称変更を提案

「維持期(慢性期、生活期)」呼称廃止、リハビリ継続と回復効果を想起させる名称への変更を求める

脳卒中治療、リハビリ期間の区分で、
今も「急性期、回復期(6ヶ月)、維持期(慢性期、生活期)」
という区分は用いられています。

以前からずっと問題意識を持っていますが
「維持期(慢性期、生活期)」の呼称は
見直した方がいいように思います。

専門外ですが、当事者である脳卒中患者の実感
として憤りを感じます。

私は「維持期(慢性期、生活期)」という呼称を廃止し、
リハビリテーションの継続と回復効果が期待できる名称
への変更を求めます。

「維持期,慢性期」名称変更提起の理由

「維持期」という呼称は…
機能が「維持される」だけで新たな回復が期待できないという印象を与え「回復の終わり」を連想させることから、以下の弊害があると考えます。

1)患者の諦観に繋がり、リハビリ継続意欲を損なう。
2)患者家族のリハビリ継続へのサポートに徒労感を醸成する。
3)これらが医療者のモチベーションを下げ、積極的なリハビリテーションの継続を妨げる可能性がある。
4)患者の諦観が脳科学的に回復を抑制する(エビデンスはないが推論)。
5)上記の複合的影響により、実際に患者の回復を阻害する。
結果として、
名称のイメージと客観的回復の停滞と併せて、患者と家族の希望を失わせ「絶望感」と「幸福感」の低下を招く。(「希望が幸福の源泉」が私の持論)

→現実は6ヶ月以降も回復の速度は鈍るが、着実な回復が期待でき、現実に私は6ヶ月以降顕著な回復が見られ、今も回復は継続している。
 

私の脳梗塞療養7年にわたる長期の目覚ましい回復実感

患者、家族にとっては、
「維持期,慢性期」とは
誠に罪深い、残酷な呼び方です。

 

私自身入院中は、
回復期とされる6ヶ月まで、
あと何日と、
回復打ち止めのカウントダウンを
されているようで、

 

なかなか思うように回復しない
左腕、左手を見ながら、焦燥と、
ともすれば頭をもたげてくる
絶望と闘っていました。

 

回復期と言われる半年間は回復が顕著である
のは確かであるので、
患者のリハビリへのモチベーションには
役立つ面もあるでしょうが、

弊害の方が多いと思います。

 

少なくとも私にとってはそうでした。

 

「回復期、維持期,慢性期」という呼称が
独り歩きする分だけ 、
どれだけ患者、家族の希望を奪い、
諦めを産むでしょうか。

 

それが全体的に回復の成績を低下させ、
ひいては、
長期的に見て国全体の医療費、
介護関連費用の増大を生むはずです。

 

さすがに回復期が過ぎたら
ほとんど改善しないと思っている
医療関係者は少ないと思われますが、
神奈川リハビリテーション病院を
退院して薬をもらうため
急性期の病院に戻った時に、

面談した内科医(初対面、この時だけ)は

 

「回復期を過ぎたら
後は残った機能の維持に努めて」

と言い放ちました(-_-;)。

 

議論は時間の無駄と無視しましたが。

こちらは回復する気満々なのに。

 

悪意はないと思われますが
医師は専門外の患者の病気、症状について
軽々に物を言わないことです。

今も定期的に診察していただいている
主治医は別の方です(誤解なきよう)。

 

数年前、
5年かけて劇的に回復した人に会いました。

外来リハビリ受けている当時も、
OTさんと話していると、

退院後、6ヶ月を過ぎ日常生活の中で、
どんどん回復する人が多い
ということでした。

 

私も、上肢の回復は、むしろ
6ヶ月を過ぎてから
加速した感じがします。

同じ脳卒中の方々のブログ等の
闘病記を見ても、しかり。

決してレアケースではありません。

「維持期」「慢性期」呼称に対する主な批判

以下の点が、維持期(慢性期、生活期)の呼称
に対する主な批判として挙げられています。

(1) 「維持期」が回復の可能性を過小評価する

批判の内容: 「維持期」という呼称は、機能が「維持される」だけで新たな回復が期待できないという印象を与えます。これが、患者や医療者のモチベーションを下げ、積極的なリハビリテーションの継続を妨げる可能性があります。
従来(2000年代初頭まで)、発症後6ヶ月以降は自然回復がほぼ停滞すると考えられ、「維持期」は機能の維持やQOL向上に焦点を当てた時期と定義(例:Skilbeck et al., 1983)。

2000年代中盤以降の研究(例:EXCITE試験, Wolf et al., 2006; Ward et al., 2019)で、慢性期でも集中的なリハビリテーション(例:強制使用療法、CIMT)により運動機能やADLの改善が可能なことが示されました。
これにより「維持期」という呼称が、実際の回復可能性を過小評価しているとの批判が強まりました。

(2) 「慢性期」が病態の進行を連想させる

批判の内容: 「慢性期(chronic phase)」は、医学的に「慢性の疾患」や「進行性の障害」を連想させ、脳卒中の後遺症が「固定された」「悪化する」印象を与えます。これは、患者の心理的負担を増やし、積極的な介入の機会を減らす可能性があります。

脳卒中では、慢性期でも神経可塑性による機能向上が可能な場合があります(例:Kawahira et al., 2010)。

患者や家族が「慢性期」を「回復不可能」と誤解することで、リハビリへの参加意欲が低下するケースが報告されています(例:日本リハビリテーション医学会のディスカッション, 2022)。

(3) ガイドラインのエビデンス基準との不一致

「維持期」や「慢性期」の呼称は、ガイドラインが急性期・回復期に比べ、慢性期のリハビリ介入のエビデンスを過小評価しているとの批判があります。
特に、日本独自のリハビリ手法(例:促通反復療法)がガイドラインで十分に評価されていないため、呼称が保守的な印象を与えます。

日本脳卒中学会ガイドライン2021〔改訂2023〕では、促通反復療法のような日本発の手法はエビデンス不足(大規模RCTの欠如)により明示されません。

促通反復療法研究所(2023)は、「維持期」という呼称が、日本のリハビリ実践の進歩を反映せず、欧米のエビデンス基準に偏っていると批判。

批判に対するガイドラインや学会の対応

日本脳卒中学会ガイドライン2021〔改訂2023〕:

「維持期」「生活期」の呼称を維持しつつ、慢性期でもリハビリ継続による機能向上が可能と明記(推奨レベルA)。
「維持」という言葉のネガティブな印象を軽減するため、「生活期」の使用を推奨し、QOLや社会参加を強調しています。

国際ガイドライン:
National Clinical Guideline for Stroke (UK, 2023): 「chronic phase」を使用するが、患者向け資料では「living with stroke」や「long-term rehabilitation」を採用し、回復の継続性を強調。

「維持期」呼称が「回復の終わり」を連想、希望やリハビリ継続意欲を損なう

私が退院後リハビリでお世話になった、
促通反復療法(川平法)のリハビリ専門家や患者団体は、

「維持期」という言葉が「回復の終わり」を連想させ、
患者の希望やリハビリ継続意欲を損なう

と指摘しています。
(促通反復療法研究所コメント, 2023)

医療の専門家、国内外の臨床現場や研究者コミュニティ
でも批判や議論は存在するようです。

従来(2000年代初頭まで)、
発症後6ヶ月以降は自然回復がほぼ停滞
すると考えられ、

「維持期」は機能の維持やQOL向上に焦点を
当てた時期と定義されていました
(例:Skilbeck et al., 1983)。

慢性期でも運動機能やADLの改善可能

しかし、2000年代以降の研究
(例:EXCITE試験, Wolf et al., 2006; Ward et al., 2019)
で、慢性期でも集中的なリハビリテーション
(例:強制使用療法、CIMT)により
運動機能やADLの改善が可能なことが示されました。

これにより、「維持期」という呼称が、
実際の回復可能性を過小評価している
との批判が強まりました。

学会での「維持期」の呼称変更する提案、議論

代替呼称の提案とその背景

批判を受けて、
以下のような代替呼称が提案されています。

長期回復期(Long-term Recovery Phase)
慢性期でも回復可能性があることを強調。
神経可塑性の研究(例:Nudo et al., 2006)
に基づく。

生活期(Living with Stroke Phase)
日本や英国で、
患者の生活や社会参加を重視する文脈で使用。
患者中心のケアを反映。

継続リハビリ期(Continued Rehabilitation Phase)
リハビリの継続性を強調し、
モチベーション低下を防ぐ意図。
これらの提案は、
患者や医療者の心理的影響を考慮し、
回復可能性やQOL向上を強調する狙いがあります。

学会の議論動向

国際的には、米国や英国の研究者から
「chronic phase」が「停滞期」の印象
を与えるとの声があり、
「post-acute phase」や
「long-term recovery phase」
などの代替呼称が提案されているようです。

英国の患者支援団体(Stroke Association, 2023)は、
「chronic phase」よりも
「living with stroke(脳卒中と共に生きる)」
という表現を推奨し、
患者の生活や回復の継続性を強調。

日本リハビリテーション医学会(2022~2023)や
日本理学療法士学会では、
「維持期」の呼称を
「長期回復期(long-term recovery phase)」
や「社会復帰期」に変更する提案
が議論されていますが、
2025年時点で公式な変更には
至っていないようです。

おわりに~一人ひとりに価値ある回復のドラマ

いずれにしても回復期、維持期という
呼び方が誤解を生みやすいので
何とかしてほしいということです。

全ての人が思い通りに良くなる
というものではないと思います。

しかし人それぞれ違った
素晴らしい人生があるように、

一人ひとり症状や回復の道筋、
到達点は違っても、
希望と努力を捨てない限り、
それぞれに価値ある回復のドラマ
がある
と考えます。

最後まで記事をご覧いただき、
誠にありがとうございました。

*↓本記事は下の記事の続編です。

脳梗塞発症七周年「今も回復継続中」第Ⅲ部 退院後リハビリ、自主トレ(中編)|イーハピネス(株)🎈 代表取締役 松島紀三男第Ⅲ部 退院後リハビリ、自主トレ(中編) 今月6月6月、脳梗塞発症後七周年を迎えました。脳梗塞発症はめでたくない凶事なのですが、おかげ様で見違えるほど回復し元気です。後遺症はありますが、普通に杖も突かず歩き、走ることもできるようになりました。左手は不器用ながら、料理その他家事に不自由なく使い、楽器演奏も楽しんでおります。今も回復は緩やかに続いており、仕…リンクnote.com

 

 

 

 

 

 

ペルセウス座流星群☆彡今夜は期待薄(2025.8.12~13)


今夜はペルセウス座流星群の夜ですが期待薄です。


月齢18.4の月が一晩中あるため(月は星見、流星群観望の大敵)
明るい流星、火球に期待しましょうか。
下の写真はさそり座、夏の天の川の左に明るい流星が流れたもの☆

 

 

再度Sax演奏にチャレンジ

脳梗塞を発症する前は、
50代半ばで学生時代Jazz研以来
30年ぶりに演奏を再開し、
下手の横好きではありますが、
趣味で演奏を楽しんでいました。

横浜、湘南近辺のジャムセッションに参加したり、
学生時代の仲間や知人とバンドを組み、
定期的にライブを開催したり、
地元茅ヶ崎のライブハウスで、
月二回レギュラー・バンドで出演したり
していました。

それが脳梗塞で左半身不随となったのでショック!!
入院直後は車椅子だったので、
下肢(足)は車椅子でもいいから、
なんとか上肢(手)はSax演奏可能なように
回復しないかしらと思ったりしました。

以前の記事にも書きましたが
急性期の担当医師からは、
「もっと回復しますけど、
さすがに楽器は無理でしょう」と言われました。

天の邪鬼なので、
「よーし、やってやろうじゃないか」
とかえってやる気になり、

神奈川リハビリテーション病院の主治医からは、
「Saxでリハビリして、本書けばいいよ」と言われ、
「そんな気楽には行きませんよ」と思いながら、
背中を押してくれたことに感謝。

20.Saxでリハビリ

神奈川リハビリテーション病院退院後、
すぐにSaxを手に取ってみたものの、
あまりの出来なさ加減に愕然としました。

口が思うように閉まらず音が出ない、
指はなんとかキーにかかるものの、
痙縮が強烈で運指がままならない。

最初はそういう状況だったものの、
毎日少しずつ練習しているうちに、
徐々に進歩していきました。

その後促通反復療法(川平法)外来リハビリ
と並行して練習を続け、
TMS療法のため慈恵会医大第三病院入院時も、
Sax持ち込みで練習させていただいたのは、
前の記事に書いた通りです。

21.カムバック演奏-Jazzライブ♫

脳梗塞発症後一年と一ヶ月。
拙いながらカムバック・ライブを
横浜近辺のライブハウスで演りました。

急性期入院時・退院後リハビリでお世話になった
方々にもご案内し、
セラピスト、リハビリ室スタッフの方々、
7人に来ていただきました。

拙い演奏にお付き合いいただいたばかりか、
お祝いのお花まで頂戴し、感激でした。

その後も徐々に回復が進んでいます。

現在は、月数回茅ヶ崎や鵠沼でライブに出たり、
横浜近辺のジャムセッションに参加したりして、
「Saxでリハビリ」を続けております。

病気を患っても趣味を楽しむことは、
生涯リハビリになりますし、
それ自体幸せの糧となります。

最後まで記事をご覧いただき、
誠にありがとうございました。

 

*↓本記事は下の記事の続編です。

脳梗塞発症七周年「今も回復継続中」第Ⅲ部 退院後リハビリ、自主トレ(中編)|イーハピネス(株)🎈 代表取締役 松島紀三男第Ⅲ部 退院後リハビリ、自主トレ(中編) 今月6月6月、脳梗塞発症後七周年を迎えました。脳梗塞発症はめでたくない凶事なのですが、おかげ様で見違えるほど回復し元気です。後遺症はありますが、普通に杖も突かず歩き、走ることもできるようになりました。左手は不器用ながら、料理その他家事に不自由なく使い、楽器演奏も楽しんでおります。今も回復は緩やかに続いており、仕…リンクnote.com

 

 

 

 

 

 

 

 

16.TMS療法

2019年、9/11からTMS療法を受けるため
東京慈恵会医科大学附属 第三病院
に入院しました。

TMS療法とは経頭蓋磁気刺激
(Transcranial Magnetic Stimulation:)
の略であり、頭皮近くにコイルを設置し、
電流によって発生する磁場を利用して
脳の特定領域を非侵襲的に刺激する治療法です。

脳卒中(脳梗塞や脳出血)の後遺症、
特に運動機能障害や認知機能障害改善を目的とし、
リハビリテーションの一環で注目されています。

TMSは磁気を用いるため、
痛みがほとんどないのが特徴です。

『脳卒中治療ガイドライン2021改訂2025』では、
TMS(経頭蓋磁気刺激)療法が
リハビリテーション領域において推奨度B
に位置づけられています。

TMS体験では
脳の運動野に磁気が当たると磁気パルスに応じ
ビクンビクンと右手が反応して動く。
自覚反応はないと思っていたので
意外で面白かったです。

rTMSをうっている間は
寝ている方が効果的という論文もあるそうで
寝ようとしたがなかなか寝られず
40分の時間の終わりの近く、
ちょっとうとうとしたところで終わり。

第三病院にTMS装置は1台のみ。
デンマーク製です。一台1000万円なり。
本院には2台あるとのこと。

rTMSは非侵襲的療法なので、いたって気楽でした。

rTMS直後、OTが効果的とのことで
その後OTを午前、午後1回ずつと
計2回みっちりやりました。

TMS療法入院二週間の回復状況は以下の通り。

【簡易上肢機能検査】
■入院時97点→退院前日98点に上昇
100点満点でこのプラス1点は非常に難しいです。
それまで促通反復療法(川平法)リハビリ中に
かなり改善していたので。
各種検査で4秒から最大10秒速度が向上。

握力入院時24kg→退院前日25kg

■サックスを持ち込み毎日TMS後に練習
サックスの持ち込みを許可してくださったばかりか
練習用の部屋まで用意してくださり、
大変ありがたかったです。

17.なんちゃってCI療法

CI療法(Constraint-Induced Movement Therapy、制約誘発運動療法)
CI療法は、脳卒中後の上肢麻痺に対する
リハビリテーション手法として、
CI療法が「学習性非使用(learned non-use)」
の克服や運動機能の向上に寄与すると
評価されています。

2009年版(脳卒中治療ガイドライン2009)
CI療法がリハビリテーションの推奨項目として
初めて明確に記載され推奨度A:
高いエビデンスレベルに基づき、広く推奨
と評価されています。

CI療法は知っていたものの、
実施しなかったことが唯一心残りです。

その代わり、入院中、退院後
自分なりに非麻痺側の右手は使わず
徹底して麻痺側の左手を使うようにしていました。

目的は、二つ。
1つ目は
脳の可塑性(神経可塑性)の活用
非麻痺側の上肢を拘束することで
患側の使用を強制し、脳の神経回路の
再編成を促進すること。

反復的な患側使用により、
脳の運動野や関連領域
(一次運動野、補足運動野など)で
シナプスの強化や新たな神経接続の
形成が起こります。
また、感覚運動皮質の再マッピングが進行し、
患側の運動制御に関与する領域が拡大・強化
されることが研究で示されています。

2つ目は下記の防止です。
「学習性非使用(learned non-use)」
・「廃用症候群」


それを私は「なんちゃってCI療法」と
名付けていました。

例えば、どうしても使えない場合を除き、
スイッチ、ドアノブ操作、仕事・家事全般
に麻痺側の左手を使う


入院・外来リハビリと相乗効果が上がった
と確信していますし、今も継続中です。

18.ミューズ細胞治験トライ(適用ならず)

ミューズ細胞とは
(Muse細胞、Multilineage-differentiating Stress Enduring cells)は、
2010年に東北大学大学院医学系研究科の
出澤真理教授らによって発見された
多能性幹細胞の一種です。

外胚葉、中胚葉、内胚葉の
あらゆる細胞に分化可能でありながら、
腫瘍形成のリスクが極めて低い。

■自己修復機能
損傷した組織に集まり、
自動的にその組織の細胞に分化して
修復する能力を持つ。
免疫抑制剤が不要で、
ドナー由来の細胞でも安全に使用可能。

■簡便性
ES細胞やiPS細胞とは異なり、
分化誘導が不要で、投与後
自ら損傷部位を認識して修復する。

■適用可能分野
ミューズ細胞は、
脳梗塞、心筋梗塞、脊髄損傷など、
多様な疾患に対する治療の可能性が
期待されています。

脳卒中治療への適用
脳卒中治療(特に脳梗塞)では、
ミューズ細胞は損傷部位に集積し、
神経細胞やグリア細胞に分化し組織を修復。
さらに、抗炎症作用、血管保護作用、
組織保護作用を発揮し、
長期的な機能回復を促す。

治療方法
ミューズ細胞製剤「CL2020」を静脈投与し、
体内に不足するミューズ細胞を補充。
損傷部位に自ら集まり、修復を行う。

2018年、脳梗塞発症3ヶ月頃
ミューズ細胞を開発している三菱化学傘下
生命化学インスティテュートに
同窓生(薬学部)が勤務していたので
ミューズ細胞の治験があることを
教えてもらいました。

東北大学の治験に
応募しようとしたのですが、
残念ながら私には適用がなく
治験参加はできませんでした。
でも一応トライしたことで
後悔はないです。

治験結果は目覚ましいようで
今後の脳卒中治療では再生医療が
根本的対策になると期待されます。

19.自動車の運転が再び可能に

退院後、車の運転にもう一度チャレンジ
しようという気になってきました。

入院当時は、麻痺手の左腕も手先も
思うように動かないので、
もう一生運転することはなかろうと、
神奈川リハビリテーション病院に有った
ドライブシミュレーターなどにも
関心を示しませんでした。

退院前後から、見違えるように
左腕や手首、指が動くようになったので、
再度運転してみようかという気になったのです。

医師に診断書を書いてもらい、
発症1年1ヶ月と10日後
二俣川の免許センターで、
臨時適性検査を受けました。

脳卒中患者であるにも関わらず、
この臨時適性検査に合格せず
運転していると、
道路交通法違反
となります。

もし事故を起こした場合、
保険も出ません

【自動車運転臨時適性検査項目】(6項目)

  1. 視野内の対象認識と識別

  2. アクセルと緊急ブレーキの対応

  3. サイドブレーキの操作

  4. マニュアルシフトレバーの操作

  5. ステアリングの操作

  6. 原付運転の一連の操作

原付は実際の原付での動作
それ以外はドライブシュミレーター
で検査しましたが、

退院直後だと合格しなかっただろうと思いました。

特にサイドブレーキが意外に固く
操作できないと不合格だそうなので、
半年前でも無理だったかもしれない。

ともあれ運転が認められるまで回復
したので、ぐっと活動範囲が拡がりました。

 

最後まで記事をご覧いただき、
誠にありがとうございました。

 

*↓本記事は下の記事の続編です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「病は気から」と言いますが、
信じ込む効果は偉大だと実感したことがあります。

実感したのは、ピロリ菌除去を失敗した経験から。

ピロリ菌除去の抗生物質を飲んだものの、
無事除菌できたか検査せねばならないのに
多忙さにかまけて検査ぜずじまい…。

それでも除菌成功したと思い込み、放置。

結果10年後胃癌発覚🤢
検査したところ、ピロリ菌は元気に生息中。
胃癌の原因となった可能性大。

幸い癌が胃の粘膜層に留まり
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)で
治療できたので良かったのですが。

なぜピロリ菌除去確認の検査を怠ったかというと
多忙さもあるものの、成功したと確信する
顕著な体調の改善があったからです。
まさに思い込みのプラセボ効果(偽薬、偽の処方)。

医者からピロリ菌除去したら
「食欲が亢進して肥満になりやすいから気をつけて」
と言われていました。

そうすると、まさに
ピロリ菌除去抗生物質投与終了直後から
驚くほど食欲が向上しました。

さらに、ピロリ菌除去の抗生物質投与前は
胃酸過多や胃酸の逆流、吐き気、
食欲不振に悩まされていたのに劇的解消。

結果「明らかに除去できたみたいだから、まあいいや」
とピロリ菌除去成功確認検査を怠ることに。

再度ピロリ菌除去を行い
しっかり成功したことを確かめましたが。

聞けば医学の進歩で
最初ピロリ菌除去を試みた頃は
除去成功率75%くらいだったそうですが、
二回目再度除去を行った頃は
ピロリ菌除去成功率90%以上に高まったとのこと。

10年前、ピロリ菌除去失敗したのに
食欲が高まったのは
「薬を飲んだので成功したに違いない」
と信じ込んだプラセボ効果が原因だと思います。

プラセボ効果は脳の神経系を介して
心理的・生理的変化を引き起こすメカニズムがあります。

特に、期待(expectancy)が
痛みの知覚やストレス応答に影響を与え、
エンドルフィンやドーパミンといった
神経伝達物質の放出を促進するようです。

プラセボ投与後に痛みが軽減する場合、
脳の前頭前皮質や前帯状皮質が活性化し、
ストレス軽減やポジティブな生理的変化
が観察されるとのこと。

研究では、プラセボ鎮痛効果において、
患者が「この治療で痛みが軽減する」
と信じることで、
脳内のオピオイドシステムが活性化し、
実際に痛みの知覚が減少することが
確認されています。

【関連研究】
Wager, T. D., & Atlas, L. Y. (2015). The neuroscience of placebo effects: Connecting context, learning and health. Nature Reviews Neuroscience, 16(7), 403-418. doi:10.1038/nrn3976
Benedetti, F., Carlino, E., & Pollo, A. (2011). How placebos change the patient’s brain. Neuropsychopharmacology, 36(1), 339-354.

「信じる者は救われる」とは
元は新約聖書の言葉なので
プラセボ(偽薬、偽の処方)効果の大きさ
の意味で使うのは
キリスト教徒、研究者からお叱り
を受けること必定ですが、お許しを。

新約聖書の以下の節が関連します:

使徒言行録 16章31節: 「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」

『新約聖書』(新共同訳)


【教訓】
病気の治療は「きっと良くなる」と確信できる治療法、医療機関、医療スタッフとの信頼関係の下で療養すれば医学的客観的効果と精神面の治療効果の相乗効果が期待できる。

逆に治療法への疑念を感じたまま療養を進めたり、医療機関、医療スタッフとの良好な信頼関係が持てない状況での療養継続は、本来客観的に期待できる治療効果が減殺される危険がある。

※ただし、治療の確信は科学的根拠のあるエビデンスを確認すること。さもないと、詐欺的医療の被害に遭ったり、根拠の不確かな健康法で大金を失う危険あり。

脳梗塞発症七周年"今も回復継続中"第Ⅱ部 リハビリ病院転院から退院まで

 

 

*↓下の記事の続編です。

 

 

第Ⅱ部 リハビリ病院転院から退院まで


6.湘南藤沢徳洲会病院(急性期)を退院

救急車で運び込まれて、そのまま入院した
湘南藤沢徳洲会病院は急性期の病院であるので、
急性期治療後、なるべく速やかに
リハビリテーション病院に転院すべきところ、
諸々の理由で2ヶ月弱お世話になりました。

リハビリテーションが施設、スタッフ共に
充実しており、週末を除き
毎日リハビリテーションが受けられたことと、
居心地が良く入院生活のQOLが高く、
長居をしてしまいましたが、
病院のミッションからして、
もっと早く転院してベッドを空けるべきだったと
申し訳なく思っています。

7.神奈川リハビリテーション病院に転院

転院先は妻がケースワーカーさんとも相談し、
いくつかのリハビリテーション病院を見学の上、
最終的に神奈川リハビリテーション病院
に決めました。

神奈川リハビリテーション病院は、
リハビリ病院の草分けで
日本のリハビリテーション医療
を牽引してきた歴史ある病院です。

1973年(昭和48年)、全国に先駆けて
神奈川県厚木市に開設。
国内初のリハビリテーション専門の
県立病院としてスタートしました。

妻には、いくつもの病院を調べ、
現地も訪問してリハビリ病院のスタッフ、
実際のリハビリ、患者さんの様子まで直接目で見て
検討してくれたので感謝しています。

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大山の北側に沈む太陽

主治医との面談

気さくな方で、開口一番
「紹介状の内容から見て、もっと重いかと思った。
ちゃんと歩いてるじゃない」
いやいや、見違える程、回復したのですよ。

私の麻痺はだらんと弛緩するタイプで、
腕や手指を動かそうとすると
痙縮はひどかったのですが、
拘縮は全く見られず、
ウェルニッケ姿勢(Wernicke posture)が
全く生じなかったせいもあるかもしれません。

サックスを吹いていたと話したら
「サックスでリハビリして、
体験を本にしたらいいじゃない!」
と言われるので「そんなに気楽に言われても」
と思いましたが、再び
「また、なんとかチャレンジしてみるか?」
という気にもなりました。

発症前後の状況等も聞かれました。
リハビリ方針、治療方法等話しているうち、
CI療法の話になり、
「あれやると胃に穴が開くのを覚悟しないとね」
との話があり、種々の療法に興味を持ちました。

それが脳卒中治療法をネットであれこれ検索したり
脳卒中治療ガイドラインを閲覧したりして、
促通反復療法(川平法)実施、
東京慈恵会医科大学附属第三病院での
TMS療法入院、ミューズ細胞の治験トライ等
につながったと思います。

入院時簡易上肢機能検査(STEF)

簡易上肢機能検査をしてもらったところ、
神奈川リハビリテーション病院転院時(発症2ヶ月)
は0点でした。(最初の検査課題でギブアップ)

その後、神奈リハでのリハビリ、退院後、
促通反復療法(川平法)による退院後リハビリ
を経て発症後1年後、
促通反復療法(川平法)を実施してもらった
狩場脳神経外科病院でSTEFを
実施してもらったところ
97点取れるまで回復しました(100点満点)。

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入院後日にちの経過と共にだんだん移動する大山

8.神奈リハでのリハビリテーション

湘南藤沢徳洲会病院は日曜は休みでしたが、
神奈リハでは週末も毎日実施。

よくリハビリはしんどいといわれます。
神奈リハ(神奈川リハビリテーション病院の略称)
に転院したころは、
しんどくなくなっていましたが、
急性期のやりはじめは、確かにつらかったですね。

神奈川リハビリテーション病院へ転院する際、
あそこはスパルタだからと湘南藤沢徳洲会病院で
さんざん脅かされましたが(笑)

全然そんなことはなく、
徳州会のほうがよほどスパルタでした。
だから慣れていたのかもしれません。

特に湘南藤沢徳洲会のOTさんは
若い女性でしたが厳しく
少しの不正常なリハビリの動作も見逃さない。

おかげで治療効果が上がったと感謝しています。

リハビリは初期が特にしんどいと言われるのは、
症状の回復前の最も重い状態だからでしょう。
そういう意味では、
症状の重い部位ほどリハビリはつらかったです。

私の場合、最もしんどいのは作業療法でした。
作業療法(OT)は手の訓練がメインになりますが、
左上腕、手・指の麻痺が最も重かったです。

PTでは、屋外の歩行訓練が加わりました。
杖は転院をきっかけに、
必要としないほど回復したので
用いるのをやめてしまいました。

病院の周りを1周するのですが、
結構起伏があり良い訓練になります。

大山の中腹にある病院は自然が豊富で
気分が良かったです。

病院のQOL

■立地環境と大山を仰ぐ眺望
神奈リハは大山の麓にあるので
大山の眺望が素晴らしく、星も好きなので
大山に沈む夕陽、月と金星、木星等
にずいぶん慰めらました。

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ダイヤモンド大山
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大山の夕焼け
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大山に沈む月と金星

■コンビニ
湘南藤沢徳洲会病院同様、
コンビニが併設されていたので、
Amazonで注文した図書の受取、
カフェは無かったので
コーヒーの購入等助かりました。

■ライブラリ
文芸書、漫画等の多数の娯楽本と併せて
脳卒中治療関係の医学書等も有ったので
リハビリ、自主トレ、退院後リハビリ
の参考になりました。

9.神奈川リハビリテーション病院を退院

2018年9月19日、退院しました。
ドクター、OT,PTの方々が共通して、
「頑張り過ぎが心配」とおっしゃっていた(笑)
そういうタイプに見えましたかね?

OTさんは
「せっかく、ぐんぐん改善しているところなのに、
退院はもったいない」と
残念そうに名残を惜しんでくれました。

まあ、あまり長居をするのも
病院経営の負担ですしね。

無事退院後は、妻と一緒に
近場の七沢温泉の旅館で温泉に入浴後、
近所のレストランで退院祝いも兼ね食事、
久しぶりにワインを飲みました。

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病院では、もちろん御法度でしたから、
『幸せの黄色いハンカチ』という映画の中で
高倉健が出所後初めての外食シーンがありますが、
まさにそんな感じ、無事おつとめを果たした気分。

今回はここまで。

次回は退院後リハビリ、自主トレについて。

最後まで記事をご覧いただき、
誠にありがとうございました。

星々はそれだけで美しく幸せな気分になりますが、「幸せ」の星、「幸福」の星座はあるのでしょうか。「幸福」の星については、見られれば長寿となるという「南極老人星」とも呼ばれる「カノープス☆」を、私見ですが「幸福」の星に勝手に認定し「幸福の星☆」という記事↓にしました。


カノープスは冬に見える星なので、「髪の毛座」を晩春から初夏に見える「幸福の星座」としました。なぜ「幸福」の星座と言えるのか?その理由と「髪の毛座」に関する夫婦愛の神話をご紹介します。

 

 

髪の毛座(かみのけ座)とは?

髪の毛座(Coma Berenices)は
現代の88星座の一つで、
北天に位置する小さな星座です。

かみのけ座の名前は、
学名はComa Berenicesといい
ラテン語で「ベレニケの髪の毛」を意味し、
星団を髪の毛の束に見立てた星座です。

古代エジプトのプトレマイオス朝第3代王
プトレマイオス3世の妃ベレニケ2世に由来します。

かみのけ座には他の星座にはない
希有な特徴があります。

それは歴史上実在の人物に基づくこと
星団がそのまま星座になっていること

神話によると、ベレニケは夫の戦勝を祈願して、
自分の美しい髪を女神アフロディーテに捧げ、
祭壇に置きました。

戦勝後、髪が神殿から消え、
天文学者コノン・オブ・サモスが
「女神が髪を天に上げた」とし、
星座として定めました。

この逸話は一部史実に基づいており、
かみのけ座は歴史上の人物にちなむ
唯一の現代星座です。

かみのけ座は、
星座そのものが散開星団(メロッテ111)
で構成される唯一の例であり、
約261光年先に位置します。

*下はその写真↓

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Fuji Finepix S5 Pro,SIGMA 12-24 f4.5-5.6D

夫の無事を願い大切な髪の毛を神に捧げる

髪の毛座は、
古代エジプト王妃ベレニケの髪の毛
が天上に上げられたものとされています。

王妃ベレニケは
夫であるエウエルゲデス王が
戦から無事に帰ることを祈って

その美しさを讃えられていた
自らの髪の毛をばっさり切って
アフロディテ神に捧げたというもの。

洋の東西、古今を問わず、
女性の髪は美しさの象徴のようですね。

ベレニケは戦場にある夫
エウエルゲテスの無事を神に祈って、
なんとその大事な髪の毛を
ばっさり切って神に捧げたのです。

想いは実って窮地を脱し
無事帰還した夫は、
髪を切った妻を見て一瞬驚いたものの、
理由を聞き、以前にも増して
深く愛したというお話。

彼女の祈りは通じて
無事夫は帰還できたのですが
神がその行いを賞し
天上に上げ星座としました。

大切な人の「幸せ」を願うことが至高の幸せ

ベレニケは自らの髪を切って
夫の無事(幸福)を神に祈りました。

自己犠牲によって
利他の幸福がかなえられることこそ
至上の喜びであり
究極の「幸福」と言えるでしょう。

まず自分の「幸せ」というのも
大切なことだと思いますが、

自分のみの喜び、利己の幸福よりも
人を喜ばせること、
利他の幸福の方が大きい
ことを多くの人が感じています。

だから、こじつけで恐縮ですが、
「髪の毛座」を「幸福の星座」と
させてもらいました。

英国の哲学者、J.S.ミルは
人間は他者への共感という知性を持ち
幸福は個人だけでなく他者の幸福
と結びついているとの考えから
「幸福は他人を幸福にすることで得られる」
と言っています。関連記事↓

 

 

 

『賢者の贈り物』に通じる王妃ベレニケの神話

 

夫のために大事な髪の毛を捧げるという話は
もうひとつあるなと思い当たりました。
オー・ヘンリーの
「賢者の贈り物」という小説です。

この著名な短編はご存知の方が多いと思いますが、
ベレニケと同様、
美しい髪が自慢のデラが
夫のためにクリスマスプレゼントを
買うお金がないので
プレゼントのため髪を売ってまで
夫であるジムの金時計の鎖を買うというお話。

ここまではベレニケと良く似ていますが、
「賢者の贈り物」はさらに夫であるジムも
妻へのプレゼントのため大事な金時計を質に入れ
妻の髪にふさわしい鼈甲の櫛を買ってしまいます。

しかし、
有形のきらびやかな宝飾よりも
無形の愛の贈り物という、
より大切な「幸せ」を得た二人。

そんなことを考えていると
かみのけ座は「デラの髪の毛」という名前
でもいいなと思えてきました。

さらに「ジムの金の懐中時計」も
星になったらすてきだな。

そう思って調べてみると、
実は時計座もちゃんとあるのですよ。
でも南半球でしか見ることができません。

髪の毛座を探してみよう☆

肉眼で見る髪の毛座は
控え目ながら柔らかな光で
たおやかな髪が陽の光に
反射しているようです。

かみのけ座は2月から9月頃まで
観測可能ですが明るい星が少なく、
形がはっきりしないため
見つけるのが難しい星座です。

春の大三角を目印に、おとめ座のスピカ、
うしかい座のアークトゥールス、
しし座のデネボラで形成される
「春の大三角」を探します。

春の大三角から
北斗七星の方角へ視線をずらすと、
4等星や5等星が三角形に集まった
淡い星の群れが見えます。

これが「メロッテ111」と呼ばれる
散開星団で、かみのけ座の主要な部分です。
「人」の字型に並ぶ星を探すとわかりやすいです。

光害の影響が少ない暗い空で、
星団が髪の毛のように見える様子を
楽しみましょう。光害の少ない場所で
肉眼や双眼鏡での観望がおすすめです。

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NikonF2AS,Ai-Nikkor24mmF2,Fujicolor800 ,露出F4,10分,獅子座の右下に見える紡錘状の光は黄道光。地上の光害でなく、宇宙空間の黄道上の光です。

最後まで記事をご覧いただき、
誠にありがとうございました。