吃音症の英国王ジョージ6世が、言語聴覚士ライオネルとの交流の中から
心身共に克服し再生していくお話。。
 
簡単な作品紹介だけで8割方はストーリーが見えてしまうんやけど(苦笑)、
2時間超の尺にも関わらず全く違和感の無い脚本に脱帽。 正攻法で描かれて
いるぶん感動劇とは言えないが、それでもジョージとライオネルの信頼関係が
丁寧に綴られてて観ていて心地良かった。
 
ラストのスピーチシーンでは、観客の域を超え 劇中の聴衆たちと共にハラハラ
ドキドキしながら王様を見守り応援してた(^^ゞ  終始オーソドックスな
作風を貫きながらもソツなく愉しませてくれる。  6点/10  (2010英・豪)