ラストのドンデン返しは流石は東野(原作)作品と思わせたけど、総体的には
脚本も演出も浅い…と言わざるえない。
 
寺尾の携帯から出てるであろう微弱電波を調べなかったり、容疑者宅の
留守電が放置されてたりと、ケーサツの体たらくぶりがリアリティを
打ち消してしまってた。
 
それでも俳優陣は頑張ってたし、少年法に対する問題提議も悪くない。
かなりの部分を観る側に委ねられてるんで賛否両論分かれるタイプの
作品やし かなり重い内容やけど、自分は結構好き。  6点/10  (2009日本)