最近起きた2回のちょっとした奇跡。
というと、かなり大げさですが、私の中では奇跡なようなものでした。
単なる自慢話かもしれませんが、ちょっとした奇跡を綴ります。
写真もありませんので、分かりにくい文章をタラタラと書きます。
先日の私の行き付けのワインバーでの話です。
<1回目のちょっとした奇跡>
いつものようにお店に伺い、いつものようにカウンターでブラインドに挑戦です。
今回出てきたワインは赤でした。![]()
その日は、カウンターにもう一人お客さんがおられました。
若い男性でした。
すると、彼にも私と同じワインが注がれました。
店長「さあ、お二人さんブラインドです。」と。
どうやら彼もいつもこの店長さんにブラインドさせられているようです。
聞けば、彼は、まだワインの有資格者ではないですが、来年にでもワインエキスパートに挑戦するようです。
それなりに知識は持たれているように思われました。
一方、店長さんは、私がシニアワインエキスパートであることを彼に告げます。
そのとたん、急にプレッシャーを感じるようになりました。
私の心の中「外せない・・・。負けられない・・・。」![]()
その私の気持ちとは裏腹に、このワインが何なのかさっぱり分かりません。
次第にあせってきます。![]()
私の心の中「これは、カベルネ?、シラー?、グルナッシュ?、それともメルロ?、
いや、的が絞れないということは、それらでもないのか・・・とするとマルベック???」
私の心の中「や・ば・い。」![]()
彼が店長に聞きます。
彼「分かる品種ですよね?」
店長「一般的な品種です。ちゃんとした造り手の、知っている人だと思いますよ。」
そのやり取りを聞いた私。
一筋の光が見えてきました。![]()
私の心の中「酸味はそれなりにある。エレガントさもある。ローヌ地方のワインだろうか。
ローヌにしては、それほどスパイシーさはないが・・・シラーぽくないし・・・、
分かりにくいワインだな???」
私の心の中「分かりにくいワイン・・・、ん? 分かりにくいワインだけど、
ちゃんとした誰でも知っているような造り手で、
一番怪しいのがローヌ地方のワインだとすると・・・」
私の心の中「
もしかして、あの造り手か? だとするとつじつまがあうぞ・・・。」
私の心の中「だとするとどこだ? この造り手は色々なところでワインを造っているぞ・・・」
「たしかローヌ、ラングドック、オーストラリアで造っているな?」
私の心の中「味わいは・・・、アタックはそれほどインパクトがあるワインでなく、
最初す~っと入っていくこの感覚・・・、
土壌は水はけが良い砂礫で大きな石などがあるところか・・・」
私の心の中「だとすると・・・、場所はあそこで・・・品種はアレだな。
」
お互い熟考後、答え合わせをすることに・・・。
店長「では、答えを・・・。」
まずは彼から・・・、
彼「これはシラー、産地は・・・よくわかりません。オーストラリアかな?新世界だと思う。」
私「店長さん、いつもなら品種から答えるんだけど、今回は造り手から答えていい?」
店長「おお!」
私「造り手は、おそらくシャプティエだと思う。」
私「場所は・・・クローズ・エルミタージュ。なので品種はシラー。」
店長「・・・さすが、シニア!!」![]()
店長「じゃ~ん。クローズ・エルミタージュ、シラー、造り手はシャプティエ。」
店長「よく、そこまでわかったね~。いや~、さすがシニア。」
彼「すげ~~~。」![]()
正直、ほっとしました。面目を保ったといいますか・・・、出来すぎですが、
こんな場面で、このような結果が出せたことが、ちょっとした奇跡でした。
私が今までブラインドしてきた中で、一番の会心のブラインドでした。![]()
2回目のちょっとした奇跡は、次回に・・・。