ワインの「樽熟成」って何?フレンチオークとアメリカンオークの違い
こんにちは、みんなのワイン屋&ロジェール店長です。
ワインを飲んでいると、
「樽熟成」
「オーク樽」
という言葉を見かけることがあります。
でも……
そもそも、ワインをどうして樽に入れるの?
と思ったことはありませんか?😊
今回は、そんなワインの「樽」について、少しだけ勉強してみたいと思います。
ワインの「樽熟成」って?
ワインは、ブドウを収穫して発酵させれば終わり……というわけではありません。
造り手によっては、発酵後のワインを木製の樽に入れて、一定期間熟成させます。
これが「樽熟成」です。
樽の中でワインを熟成させることで、木の香りや風味がワインに加わったり、ゆっくりと酸素に触れることで、味わいがまろやかになったりします。
つまり樽は、ワインをただ「入れておく容器」ではなく、
ワインの香りや味わいをつくる大切な要素のひとつ
なんですね🍷
代表的な2種類が「フレンチオーク」と「アメリカンオーク」
ワインの樽でよく耳にするのが、
フレンチオーク(フランス産オーク)
そして、
アメリカンオーク(アメリカ産オーク)
です。
同じオーク樽でも、使われる木の種類や加工方法などによって、ワインに与える印象が変わってきます。
フレンチオークは、上品で繊細な印象
フレンチオークは、ワイン造りで広く使われている樽のひとつ。
一般的には、
・バニラ
・スパイス
・ナッツ
・トースト
などを思わせる香りや風味を感じることがあります。
ただ、樽の香りが前面に出るというより、
ワインの果実味や香りに寄り添うような、上品な印象
になりやすいのが特徴です。
アメリカンオークは、華やかで分かりやすい
一方、アメリカンオーク。
こちらはフレンチオークと比べると、樽由来の香りがより分かりやすく感じられることがあります。
特に、
バニラやココナッツ、甘いスパイス
を思わせるような香りが特徴として挙げられます。
グラスを回して香りを嗅いでみると、
「おっ、甘い香りがする!」
と感じることも。
ワインに華やかさやボリューム感を与えてくれる、そんなイメージです🍷
フレンチオークとアメリカンオークを簡単に比べると?
ざっくりイメージすると……
フレンチオーク
→ 上品・繊細・スパイシー・エレガント
アメリカンオーク
→ 華やか・甘い香り・バニラ・ココナッツ
もちろん、実際のワインの味わいは、ブドウ品種や産地、樽の新しさ、熟成期間、焼き方など、さまざまな条件によって変わります。
なので、
「フレンチオークなら必ずこう!」
「アメリカンオークなら必ずこう!」
というわけではありません。
ここはワインの面白いところですね😊
ちょっと意識して飲んでみる🍷
次にワインを飲むときは、ぜひ「果実の香り」だけではなく、
「樽っぽい香りはあるかな?」
と意識してみてください。
バニラのような甘い香り?
トーストのような香ばしさ?
スパイスのようなニュアンス?
そうやって探してみると、今までとは少し違ったワインの楽しみ方ができるかもしれません。
フレンチオーク樽を使った店長おすすめの1本
■ドメーヌ・ナチュラリスト ディスカバリー カベルネ・ソーヴィニヨン 2,860円
アメリカンオーク樽を使った店長おすすめの1本
■ウッドストック ディープ・サンズ シラーズ 3,080円
「樽」を知ると、ワインがもっと面白くなる
ワインはブドウから造られますが、味わいを決めるのはブドウだけではありません。
産地、気候、造り手、発酵、そして熟成。
その中のひとつが「樽」です。
同じブドウ品種でも、樽の使い方によって香りや味わいの印象が変わる。
そう考えると、ワインって奥が深いですね🍷
今夜のひとこと
これまで何となく飲んでいたワインも、
「このバニラっぽい香りは樽かな?」
「この香ばしさはどこから来ているんだろう?」
と考えながら飲んでみると、また違った楽しさがあります。
ワインの向こう側にある「樽」にもちょっと目を向けると、いつもの一杯が少し特別に感じられるかもしれません。
9月の夜に、ニュージーランドのピノ・ノワール【ストラタム ピノ・ノワール】
みんなのワイン屋&ロジェール店長 です。
9月になりましたね。
まだ日中は暑さが残っていますが、夕方になると、少しずつ過ごしやすくなってきたように感じます。
夏の間は、キリッと冷やした白ワインやスパークリングワインが恋しくなりますが、9月に入ると、なんとなく赤ワインにも手が伸びるようになってきました。
そんな9月最初の「今夜ためしてみました」は……
ニュージーランドのピノ・ノワールです🍷
今夜のワインはこちら
今回いただいたのは、
シャーウッド・エステート
ストラタム ピノ・ノワール
ニュージーランドのワイパラ産です。
お値段は、2,750円。
ピノ・ノワールというと、フランス・ブルゴーニュを思い浮かべる方も多いと思いますが、ニュージーランドもピノ・ノワールの産地として知られています。今回は、そんなニュージーランドのピノ・ノワールを楽しんでみました。
グラスに注いでみると……
まず印象的だったのが、香りです。
グラスに鼻を近づけると、
クランベリーやレッドカラントのような赤い果実の香り。
そして、そこにふわっと感じるバラのようなフローラルな香り。
フルーティーでありながら、どこか華やか。
思わずもう一度グラスを回して、香りを楽しみたくなるようなワインでした。
飲んでみると、軽やか!
ひと口飲んでみると、最初に感じたのは軽やかさ。
赤ワインというと「渋みが強い」「重たい」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、このピノ・ノワールはとても軽やかな印象です。そして、口当たりがとてもなめらか。
果実味のあるフルーティーな味わいと、フローラルな香りがきれいに重なって、心地よく楽しめます。
特に印象に残ったのが、この滑らかなテクスチャー。
口の中で引っかかる感じが少なく、スルッと入っていくような飲み心地でした。
9月の夜にちょうどいい🍷
今回飲んでみて感じたのは、
「この時期の夜に、ちょうどいい赤ワインだな」
ということ。
まだまだ暑さは残っています。
でも、真夏のように「とにかく冷たいワイン!」という気分でもない。
そんな9月の夜に、軽やかなピノ・ノワールをグラスに注いで、香りを楽しみながらゆっくり飲む。
なんだか季節が少しずつ秋へ向かっているのを感じます。
秋の料理とも合わせてみたい
今回はワインそのものをじっくり楽しみましたが、この軽やかで滑らかな味わいなら、これからの季節の料理とも合わせてみたくなります。
きのこ料理や鶏肉、豚肉料理。
そして、少し香ばしく焼いた秋の味覚とも良さそうです。
ワインを飲みながら、
「次は何と合わせてみようかな?」
と考える時間も、ワインの楽しみのひとつですね😊
今夜のひとこと🍷
9月最初の「今夜ためしてみました」は、
シャーウッド・エステート
ストラタム ピノ・ノワール
ニュージーランド・ワイパラ産、2,750円。
クランベリーやレッドカラントのような赤い果実。
バラを思わせるフローラルな香り。
そして、フルーティーで軽やかな味わいと、滑らかな口当たり。
華やかさがありながら、重たすぎない。
夏から秋へと季節が変わっていく9月の夜に、ゆっくり楽しみたいピノ・ノワールでした🍷
これから少しずつ涼しくなってくると、ますます赤ワインが美味しく感じられそうですね。
次は秋の味覚と、どんなワインを合わせてみようかな?
そんなことを考えながら……
今夜もワインを楽しみたいと思います。
暑い夏こそ飲んでほしい!おすすめのオーストラリアワイン品種3選
こんにちは。みんなのワイン屋&ロジェール店長です。
毎日暑い日が続きますね。
こんな日は、ついビールやハイボールを選びがちですが、実はワインにも「夏だからこそ美味しい品種」があるんです。
今日は、私がこの時期におすすめしたいオーストラリアワインの品種を3つご紹介します。
1. ヴェルメンティーノ
まず一番のおすすめが「ヴェルメンティーノ」
最近はオーストラリアでも栽培が増えていて、ワインショップで見かける機会も少しずつ増えてきました。
飲んでみると、レモンやライムのような爽やかな香りに、ほんのりとしたミネラル感。
後味がとても軽やかなので、暑い日の一杯にはぴったりです。
カルパッチョや白身魚のお刺身、枝豆など、夏の食卓によく合います。
「今日は何を飲もうかな」と迷ったら、まず選んでいただきたい一本です。
2. フィアーノ
続いておすすめなのが「フィアーノ」
こちらもイタリア生まれの品種ですが、オーストラリアでは暑い気候を活かした、とても魅力的なワインが造られています。
ヴェルメンティーノより少しコクがあり、桃やアプリコットを思わせる果実味が楽しめます。
キリッと冷やして飲むのはもちろん、少し温度が上がると香りの変化も楽しめるのが魅力です。
魚介料理だけでなく、鶏肉料理や和食とも相性が良いですよ。
3. シラーズは少し冷やして
「夏に赤ワイン?」
そう思われる方も多いかもしれません。
でも、軽めのオーストラリア産シラーズなら、少し冷やして飲むのがおすすめです。
冷蔵庫で20〜30分ほど冷やすだけで、果実味が引き締まり、スパイス感が心地よく感じられます。
焼き鳥やバーベキュー、焼肉との相性は抜群。
夏だからこそ試していただきたい飲み方です。
この夏、新しい品種に出会ってみませんか?
ワインというと、「いつもシャルドネ」や「いつもソーヴィニヨン・ブラン」という方も多いと思います。
もちろんそれも美味しいですが、たまには少し違う品種を選んでみると、新しい発見があります。
特にオーストラリアでは、ヴェルメンティーノやフィアーノのような地中海系品種にも力を入れていて、日本の暑い夏にもぴったりです。
もしワインショップで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
今夜、ためしてみました。
そんな一杯になるかもしれません。🍷