フランスボルドーのサンテミリオン地区で作られた
「シャトー・シマール 2003」を飲みました。
シャトー・シマール 2003
メルロー80%、カベルネフラン20%のセパージュ。
楽天のレビューも60件を超えておりまずまずの高評価だったので購入しました。
抜栓して1時間程度経たせてから飲みました、
香りをかいで思わず「おっ」となります。
11年の熟成のおかげでしょうか。
若干の鉄やコーヒーのような重厚な香り。飲み口はスッと通って行きます。
果実みもしっかりしていながら気品のある味わい。
非常に典型的なボルドーの作りをしている一本だと感じました。
ちなみに3日くらい経つとトーストのような焦げの香りに加え、
醤油っぽい熟成香が出てきます…が、
そこまで行くとちょっと開きすぎな印象。
開けてから1日・2日で飲みきってしまうのが良いと思います。
あと若干澱がありますので届いてから数日は落ち着かせた方が良いかと思います。
さて、10万円のオーゾンヌを彷彿と…というお店のキャッチですが、
それは少しあおり過ぎでしょうか。うわーなんだこれ!的な感動まではいきません。
しかし、2,000円台という値段を考えると、熟成感も味わう事ができ、
なかなかバリュー感あるボルドーワインです。
シャトー・シマール 2003