今日の主役はごぼう
それも、今の時期おいしい新ごぼう。
4月から6月頃に出回るものですが、普通のごぼうと何が違うって、「香り」です。

ごぼうって土臭くて、それが良さでもあるのですが、主張しすぎなところも。
でも新ごぼうは、その香りが程よくて、むしろ「香り高い」と言いたくなるくらい。
柔らかくて、アクも少なくて、料理もしやすいんです。

この心地よい土の香りと梅の酸味、バターのコク、醤油の旨みでワインにピッタリのパスタを作ります♪



☆新ごぼうと梅のバター醤油スパゲッティ☆




【材料 2人分】

パスタ     200g
新ごぼう    4本(約140g)
梅干し     2個(たたいて大さじ2くらい)
バター     30g
醤油      小さじ2~3
大葉      5枚
胡椒      しっかりめに




【作り方】

① 新ゴボウは汚れの気になるところだけ取り除き、すりこぎなどで軽くたたいてから(少し割って味を染み込みやすくするため)、斜めに薄切りにする。梅干しは種を取り除きたたく。大葉は千切りにする。





② パスタは表示の時間より2分短くゆでる。

③ フライパンを弱めの中火で熱し、バターの半量を溶かす。バターがとけたら、新ごぼうを炒める。火がほとんど通ったら梅も加え混ぜながらさっと炒める。



④ ③のフライパンに水100ccを入れ、中火にしてフライパンをあおりながら煮立たせる。



⑤ ゆでたパスタの湯をきり、④のフライパンに加えて、水分を吸わせるように混ぜながら煮る。水分がなくなってきたら、残りのバターと醤油を加えて和えるように炒める。仕上げに胡椒をふる。



⑥ 器に盛り、大葉をのせる。





シンプルだけど、だからこそ新ごぼうの香り高さを味わえるパスタ。
心地よい土臭さがふわっと鼻を抜けます。
梅と醤油とバターの相性は抜群!
梅の酸味とバターのコク、醤油の旨みがゴボウの香りを引き立ててくれます。
簡単でシンプル、だけど季節を感じるパスタです♪




白ワインだとごぼうの風味に負けてしまったり、えぐみが際立ってしまうことがあるので赤ワインの方が合わせやすくてオススメ。
重いと味が勝ってしまうので軽めのものがいいと思います。

品種を選ぶのであれば、ピノ・ノワール
それもニューワールドのものがオススメ。(ニューワールドとはヨーロッパ以外のことです。例えば、アメリカとかオーストラリアとか。)

ピノノワールには梅のような香りや酸味があるので、梅の風味にピッタリなんです!

そして、ニューワールドのピノノワールにありがちな、ほんのりとしたワインの土臭さがごぼうの香りとマッチ!
でもだからといって土の香りが強すぎるわけではないので、最後にふわっとごぼうの香りの余韻が広がります。

更に、フランスではなくニューワールドのピノノワールを選ぶ理由がもう一つ。
「スパイシーさ」です。
胡椒のピリッとした辛みと、ワインのこのスパイシーさもピッタリなんです。

例えば、このワインはオススメ。


チリのバルディビエソが造る、シングル・ヴァレー・ロット ピノ・ノワール グラン・レセルバ。

これ以上ない相性です♪


今が旬の新ごぼうのパスタとワイン、ぜひお試しください!








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