明日は1月7日。人日の節句。
1月7日の朝に無病息災を祈って七草粥を食べる風習があります。

さて、その七草、子供のころに一生懸命覚えましたよね。覚えていますか?

答えは、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」です。

難しい名前ばかりかと思いきや、「スズナ」は「カブ」、「スズシロ」は「大根」と、なじみ深い野菜も入っているんです。
7日の前になると、スーパーで「春の七草セット」なるものが並びます。


これを買って、七草粥を作るのもいいですが、今日はせっかくなので春の七草を使ったワインに合うお料理をご紹介。
「春の七草リゾット」です。

七草のほろ苦さが、なんともいえなくおいしいリゾット、ぜひお試しください。




☆春の七草リゾット☆





【材料 2人分】

米         150g
春の七草セット   1パック
  (カブと大根で約120g、葉で25gくらい)
ブイヨン      350cc
  (お湯にコンソメ1個を溶かしたもの)
粉チーズ      大さじ3
  (パルミジャーノの塊を削るともっとおいしい)
オリーブオイル   大さじ1
塩         小さじ1/3~1/2
胡椒        少々




【作り方】

① 大根とカブは皮をむき、1cm角に切る。葉の部分と七草の他の葉も1cm幅くらいに刻む。



② ブイヨンを温めておく。



③ 鍋にオリーブオイルを熱し、弱めの中火で米を炒める。(米は洗わずに使う)。



④ 全体に油がまわり、透明になってきたら(米をさわると熱いくらい)、カブと大根の実の部分とブイヨンを加え、10分間弱火~弱めの中火で煮る。(飛び跳ねることがあるので注意!煮る間、ブイヨンは2~3回に分けて加える)。



⑤ 10分程煮たら葉の部分を加え、米がちょうどよい固さになるまで2~3分煮て、粉チーズと塩を加え混ぜる。最後に胡椒をふる。








七草のほろ苦さとカブの甘み。
春を感じる味。
そして大人の味。
七草の優しい苦みとカブの優しい甘みにチーズの風味が合う。
春の七草って、七草粥にしかできないと思いきや、リゾットにしてもとってもおいしいんです。

春の七草セットがなくても、それ以外の時期でも、手に入りやすいセリやカブ、大根があれば、それを適当に組み合わせるだけでおいしくできます。個人的にはセリとカブを欠かさないでほしい!カブとセリ、この2種類だけでもおいしくできますよ。





これに合わせたいのは、ふんわりとした果実味とまろやかな酸味の白ワイン
全体的に優しい味わいのものが合います。
葉のほろ苦さを、優しくほんのり甘い果実味が包み込んで心地よいマリアージュ♪
カブの甘みとワインのフルーティーさもピッタリです!
選ぶのであれば、フランス ロワールのシュナン・ブランがおすすめ。
ソミュールなど、酸味がやわらかくて優しい味わいが特徴の品種です。


季節を感じる春の七草のリゾットとワイン、ぜひお試しください♪







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