グランフェニックス
今シーズンは雪の量が多いですなぁ。子供が小学校に入る前は冬休み、春休みといった混んでる時期をはずしてスキー旅行に行ってましたが、今はできなくなってしまいました。おかげで旅行にかかるお金も高くなったわ。救いはスキー人口が減ってしまったため、春休みにスキー場に行ってもそんなに混んでいないことですな。

奥志賀高原は今から40年ほど前に「長野電鉄」が開発したのですが、昨年スキー場、リフト、ホテル、山の音楽堂などリゾート施設全てを野村ホールディングス系の「ユニ・ファイドパートナーズ」に譲渡してしまいました。(関連記事は「こちら」)
現在のところボーダー禁止になっているゲレンデはどうなるのか、奥志賀高原の象徴とも言える「奥志賀高原ホテル」はどう変わっていくのか、いろいろと興味はつきませんが、国内で一番ステータス度が高いリゾート地と言ってよい「奥志賀高原」が今後も発展してくれればいいですね。

奥志賀高原をうまく表現しているものに文芸評論家福田和也さんの「贅沢入門」というインターネット上で書かれた記事を出版したものがありますが、今探すとインターネット上にあった記事はなくなっているみたいです。
後、どなたかわからないですが奥志賀高原ホテルで働いていらっしゃる方でしょうか「奥志賀・徒然なるままに」というブログでも雰囲気を感じることができると思います。


2008スキー
さて、前置きが長くなりましたが、今回のスキー旅行ひっじょ~に良かったですよ。雪は多いし、旅行中に2度も雪は降るしで雪質は良いし、子供を連れて奥志賀から志賀高原の入口にあたる丸池までツアーしちゃいました。帰りはバス使いましたが下の子は死んだように寝るし...(めちゃくちゃ疲れたんでしょうなぁ。笑)

ホテルグランフェニックス」に来ると毎回思うのですが、本当にサービスが良いです。以前やっていたホテルで働いている人が宿泊客を名前で呼ぶというサービスはなくなりましたが、お客を覚えるということはきちんとやっています。たとえばレストランにおいて朝、夜といった宿泊客が必ず来るであろう時だけでなく、お昼にぷらっと来ても精算する時には部屋のNoがきちんと書かれて会計で準備されています。まるで、本当に自分のことをホテルで働いている人がみんな知っているかのような錯覚におちいります。食事前にラウンジで休んでいる旨を伝えておくと、時間がくると間違えずにお客のところに知らせにきます。しかも飲みかけの飲み物もなにごともないようにレストランまで運んでくれるのです。食事の時間になっちゃったから慌てて残りを飲まなくちゃなんてことさせないんですね。
レストランでの味も、ここが山の奥であるということを忘れるようなクオリティです。ワインも私の家族では一回に飲める量が多くないのでグラスで頼むのが基本ですけど、グラスワインでも納得できるくらいのレベルは保たれています。(詳しい名前はみんな忘れちゃったけど。笑)

ヴィラデスト
東京に帰る途中「東部湯の丸」インターで降りて玉村豊男さんの経営する日本で一番小さなワイナリー「ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー」に寄りました。
ヴィラデスト食事2008
ここは、いつ来ても野菜が美味しい!近くに来たら食事をしに来るだけの価値はありますよ。ミシュラン流だと星二つですか?(上の写真は私が選んだコースの前菜)
飲酒運転をしないようにとの配慮でノンアルコールのカクテルが充実していました。ノンアルコールなので子供でも飲めるのですが、これがどれも美味しい。アルコールなしでも私は満足しましたよ。

VDワイナリー
今はワインを造る時期ではないのでワイナリーの機械は稼働していませんが、小さいながらも清潔感にあふれるワイナリーです。
ここのワイナリーでは初期に苗木会員を募集していたのですが、現在は募集していません。インターネットのHPでは掲載希望の会員のみしか掲載されていませんが、ワイナリーにくるとどんな方が会員になっているかがわかります。それを見ると玉村さんの交友関係が想像されるのですが、いろいろ有名な方がいらっしゃり交際範囲の広いのがわかります。

ヴィラデスト
帰りがけに今まで購入するのが難しかったヴィラデストのワインを買いました。3月にワイナリーがオープンしてから(冬の間はクローズしている)売りに出すのですが、すぐに売り切れてしまうのでワイナリーがオープンしてから早めにワイナリーまで買いに来ないと買えないんですよ。
今回購入したのは「ヴィニュロンリザーブシリーズ」から「シャルドネ」の2005、2006。「メルロー」の2006。(価格はすべて税込5000円)
「シャルドネ」の2005は昨年の「国産ワインコンクール」で銀賞を取っていますね。(昨年試飲会に行きながら、飲むの忘れてた。)

「メルロー」の2006は今回私のカミさんがレストランでグラスで注文したのですが、香りと色だけで判断すると少し軽めのメルロー、例えばメルシャンの「長野メルロー」のようなドスンとくるタイプに比べると色も明るく香りも熟した感じよりフルーティーな感じのワインということです。
「シャルドネ」は1本お届けものにしちゃいましたが、何年か経ったら残った赤白のワイン飲んでみるつもりですわん。(笑)