2005七俵地畑収穫
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購入価格:3322円(税込)

昨年の「国産ワインコンクール」で(日本にもこんなカベルネがあったか!)と唯一思ったワインであります。で、今日の料理は自家製焼肉、てか網で焼くわけでなくフライパンで野菜と焼肉のタレで焼くものであります。これが牛でなくブタでやると意外と美味いのよ。

抜栓するとほのかにカベルネらしい香りが...う~ん、香りのボリュームがバンバンというわけではありませんが、好ましいレベルと言ってもよろしいのではないでしょうか。
色はまだ若い紫の入ったやや濃いルビーです。カベルネ・ソーヴィニヨンをメインに作られたワインの中には色、エキス分がものすごく濃いワインがありますが、このワインはどちらかというと色もエキス分も極々普通でありましょう。でも、日本のカベルネ・ソーヴィニヨンでここまでの完成度を持ったワインはま~ずないですよ。

味は「美味い」。カベルネの味がする。(当たり前だけど。笑)
この当たり前のカベルネ・ソーヴィニヨンの味がなかなか日本のワイナリーで出せるところがないと思うんですよね。昨年訪れたサントリー「登美の丘ワイナリー」でも、イメージリーダーのワイン「登美」の出来に正直がっかりしました。(その時の記事はこちら。サントリー頑張ってよ。)

このワイン、バランスよくどっしりしたところが料理にもよく合います。日本のワインにしちゃ、やるねぇ。
まだまだ若いので、後10年くらいしてから再度飲んでみたいですね。(もう1本買ってあるから)
山梨ワインのホームページから購入したのですが、今見るとすでに売り切れてます。もう少し買っといても良かったかな。いや、でも今後のヴィンテージのワインを期待しましょう。「山梨ワイン」でカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられてから2005に収穫されるまでは7年しか経ってないんですよ。つまり、まだまだブドウが若いんだよね。そういうところからも今後が期待されます。

閑話休題
日本のボルドータイプのワインはかなり昔から作られてきたワインではないかと思うんですよね。たぶん、ワインの頂点=ボルドー、みたいなイメージがあったからじゃない?違う?誰か教えて。