true-デチェンナーレ
一昨年「ENOTECA」の試飲会に行った時に気に入ったワインがあった。(記事は「こちら」)

トスカーナの「Poggio di Sotto」が造る「Il DECENNALE(イル・デチェンナーレ)」というワインなんだけどね。
試飲会でこのワインだけオリジナルの美味さを感じたんだよね。ケース買いするかどうか思案したけれど、価格が高いからしばらく考えてもいいか!?と思ってすぐに買わなかったのよ。そしたら、結構すぐに売り切れてしまって...orz

想像だけど、このワインを美味しいと思った人が結構いたってことだろうなぁ。ENOTECAの試飲会以外でこのワインを飲む機会なんてほとんどないと思うし、試飲会に来て購入を決めた人がほとんどだったんじゃないだろうか...

それで傷心の日々(ちょっと大げさ、笑)を過ごしたんだけど、その後1度ほんとにわずかに再度ENOTECAで売りに出されてなんとか1本はゲットしました。で、ENOTECAのレンタルセラーに直行させましたがね。(笑)

でも、もっと欲しかったよなぁ...という気持ちはあったのさ。

そんな気持ちも忘れかけた昨年暮れ....某デパートに行った時にワイン売場で見つけてしまいました。

(えっ、ウソっ!このワインまだ売ってたんだ!)

なんと、他のイタリアワインにまぎれて置いてあるじゃありませんか。(???)
よくよく売場を見てみると、この場所を仕切ってるのはもしかして「ENOTECA」なの?
このデパートって「Leroy(ルロワ)」を扱っていることで有名じゃない。でも、それ以外って「ENOTECA」のワインなの?

思い起こせば何年か前...もう7~8年くらいは前か、「ENOTECA」が「Leroy」のワインを扱ってた時に、このデパートの二子玉川のショッピングセンターに入っている店舗だけは「Leroy」のワインを扱ってなかったんだよな。店員に聞いたら「デパートとの関係で『Reloy』はここでは扱えない」って言ってたもんな。結構気を使ってたんだよな....そして、その成果が有力デパート支店内のワイン扱いゲットですか?(笑)

まあ、妄想はとにかく、買えなくてがっくりきていたワインを見つけてしまったので胸がドキドキですよ。
いやぁ、どうしようかなぁ...即行で買うか...いやいや、いままで買われなかったということは、
このワインの美味さを知っている者が客として来る可能性は低いのじゃ...あ、別の妄想してるわ。(笑)

で、新年開けてまだ売ってたら自分の運が良かったということで買おうと心に決めました。

そして、本日デパートを再訪。ありましたよ、まだ。
でも、置いてある場所が昨年の暮れに見たときは売場の下の方に置いてあったのに、いつのまにか一番上の温度が高いワインを置くには劣悪な場所に移ってるじゃないですか!

(ガ~~~~ン!)こいつは運が悪いや。(笑)

でも、売場のお姉さんに頼んで在庫を全部(と言っても2本だけだが)お持ち帰りしたいと伝えました。

ワインを入れてくれた袋はデパートの袋じゃなくて「Taillevent(タイユバン)」の袋だったよなぁ。まあこっちの方がお洒落だから良かったな。

このワイン、飲んだことない人に「美味しいよ」って言っても全然ピンとこないと思いますが、ここ5年くらいの間では一番印象に残っているワインでしたよ。
今飲んでも美味しいんじゃないかと想像しますけど、本当に喜べる飲み頃まであと10~15年くらいかかるんじゃないかな。だって出来のいい「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ」だからね。

いやぁ、でも今年はついてるかなぁ。ついてるといいなぁ。(笑)

あ、いか~ん、価格を記録しておくの忘れた。たしか16000円台の後半(16800円くらい)だったような...あ~便利だな、今はカードの利用記録が後でもすぐに調べられるんだ。やっぱり1本16800円(税込)でした。(笑)

ふふ...後で見直したら「Leroy」を「Reloy」って書いてたよ、年だね。(笑)
true-chart
アメリカのサブプライムローンを発端にして全世界的に金融収縮の連鎖が起きていることは、いろいろなニュースでご存知のことでしょう。

日本で過去にバブルがはじけた時のことを思い出した人もいるでしょうな。

ワインでも、そういうことがあったなぁ...と、今私は思い出してますよ。
それを明らかにする資料をちょっと出しましょう。(大げさか?笑)

ワインの価格、とりわけ中国、ロシアなど近年経済成長が著しかった国で貧富の差が急激に拡大しましたね。お金を持った(今までお金を持ったことがなく、お金の使い方を知らない)人たちが、お金の使い方の一つとしてワインにお金を使うようになったようで、主にフランスのワインのうちブランド力のある銘柄が高騰しましたよね。
アメリカでもブランドワインが高騰しましたけど、中国やロシアのお金持ちに、そのブランド力が通用したかどうかは情報がないのでわかりませんが、おそらくアメリカでもバブルが膨れていたのでアメリカの中だけの話だったかもしれません。そのため、今アメリカのワイナリーは経済的な打撃を相当受けているようです。(他の国じゃ、あまり高く売れないもんね)

で、まあ、ここからが今日の本題です。

日本でもフランスの人気銘柄のワインが高騰しましたが、それが一体いつ頃に顕著だったのか?
それは、2007年6月から9月にかけてのことだと私は思っています。
こうしたことを説明するのに情報が一つだけでは少ないのですが、私はワイン関連の仕事をしているわけでないので許してね。(笑)

今回の記事につけた画像は2007年(平成17年)の6月~9月にかけての「Yahoo!オークション」でのボルドー格付1級4銘柄の落札価格の推移です。毎日該当ワインが落札されているわけではないこと、ワインのコンディション(ラベルの汚れなど)により若干の上下が出ますが、概ねの動きはわかってもらえるのではないかと思います。

ボルドー格付1級のワインの価格は2007年6月以前も価格は上昇していたのですが、例を出している期間の動きは「異常」でした。グラフを見てもらえばわかると思いますが、「CH.ラフィット 2000」が特に顕著でしたね。たった3ヶ月の間に落札価格がおよそ倍になったのです。

「CH.ラトゥール 2000」もラフィット同様落札価格が高かったのですが、「CH.ラフィット」だけの独歩高です。(この後、「CH.ラトゥール 2000」やその他のボルドー格付1級の銘柄も落札価格が上がっていきましたが、「CH.らトゥール 2000」で12万、「CH.ムートン 2000」で10万くらいが落札価格のリミットだったように思います。)

実際のワインの価格を見ると、例えば「楽天」のショップで見るとこの時期「CH.ラフィット 2000」の価格は20万円台の後半が最も安い価格だったと記憶しています。
ここで(なんだ、それだったら落札価格が18~19万円だっておかしくないんじゃない?)と思う人もでるかもしれませんね。

でも、この落札価格の動きには、もう一つ面白い現象があったのです。

それは「CH.ラフィット 2000」のようなグレートヴィンテージの「CH.ラフィット」を落札している人が特定の数人に固まっていたのです。
彼らのこの時期の落札額の合計は「相当な金額」だったと言っておきましょう。

これが、私の興味に火をつけたのですね。

最初は「CH.ラフィット」のコレクターがいるのかな?と思ったんですよ。でも、それにしては支払う額が大きすぎる。普通、リアルに資金力があるお金持ちはわざわざオークションでワイン集めないだろうなと思うんですよ。そんな手間かけるより本業で儲ける方がずっと効率いいですからね。

そこで一計を案じてやってみました....そう、自分で「CH.ラフィット」を出品してみたんです。
引っかかりましたね、私が「CH.ラフィット」を買い集めているだろうと思っていた人が。(笑)

詳しい話はプライバシーのため話せませんが、落札後のメッセージのやりとりで彼(だと思う?笑)は「CH.ラフィット」のグレートヴィンテージもしくはそれに準ずるヴィンテージのものを買い集めているということがわかりました。
私がその時に感じたのは「Yahoo!オークション」は表面に出てくる一部で、実はその裏で「落札→新たなワイン購入の商談」を行なっているのだ...と。オークション通さなければ手数料払わなくてもいいもんね。これは商品を出品する方にとってありがたいもんな。(はぁ~、なるほど、頭使ってるなぁ)

こうして集められたワインがどうなるのかはわかりません。
しかし、想像に難くないのは日本から別の国に持って行かれるだろうということです。
昔、日本のワインブームの時にアメリカのワインオークションで、輸入しても値ごろ感のあるワインを手に入れてた人いるよね。それは個人でやってたと思うんだけど、今回の話に出てくるのは「商売」としてやってるんだな。ワイン1本の値段としては高いかもしれないけど、ワインショップで購入するより安いし、なにより持って行かれる国で手に入れる価格より日本のオークションで手に入れる方がだいぶ安く入手できるんだろうしね...



さて、時は移り2008年、アメリカでのサブプライム問題から発生した全世界規模での金融機関(証券含む)での信用収縮が起こりましたね。
2007年気が狂ったように暴投したボルドーの人気ワインも急速に値を下げました。一時は最高値で50万円ほどしていた「CH.ラフィット 2000」も半値になりましたね。(それでも高いけど)

Yahoo!オークションでの落札価格も見事に2007当時の半値で落札されるのが普通になってるみたいです。
オークション落札額の値下がりの統計はとってませんが、リーマン・ブラザーズが救済されなかった頃から急激に下がったんじゃないかと想像しています。(暇な人やってみる?笑)

今思い起こしてみると、2007年の急激に上昇した一部のボルドーブランドワイン、あの動きのスピードの速さは異常だったよねぇ....と昔を懐かしんでおります。(笑)
RiceWine
しばらく前に買いたい日本酒があるよ~っ、と言った話をしましたが、手に入れることができました、うふふ。

画像向かって一番右の「ヤツ」ですね。
単体だとあまりパッとしないかと思って、人気のある日本酒で、現在わが家にストックされている日本酒くんたちから何本か代表して出てもらいました。日本酒を飲む回数、量ともワインより少ないので、購入するのは人気ブランドに偏りがちですけどね。日本酒好きの人ごめんなさい、ってこんなblogには見にこないか。(笑)

ここに登場してもらっているお酒はみんな「正価(定価と言う方がわかりやすいか)」で購入したものです。価格で言うと税込みで2000円~3000円+くらいですね。(すべて1升瓶)
でも、このお酒たちのほとんどは正価より高く売られてたりするんですよね。なぜなら、需要と供給のバランスが崩れているから。一度売られたものが再度別のルートで売られていくんですね。そして自分で正規に購入するのは難しいけど飲みたいと希望する人たちの元へと行くわけですね。こういう流通を「闇ルート」とも言いますけどね。

ワインでもお店によって価格が違いますよね。特に人気のあるワインはその差が大きいと思いますが。
ここしばらくの間にワインの高騰や、仕入れ時期の違いによりお店の価格の差が大きくなったとかもありますけどね。
でもね、日本酒ほどの価格差はないと思いますよ。それだけ、一部の日本酒は手に入れにくいし、それを上回って人気が高いのだと思います。私は東京に住んでいるので、日本酒を手広くあつかってくれるお店に行け、手に入れられる可能性は大きいです。しかし、近くにそういう酒屋さんがないところでは情報として知っていても上記に出したような人気のある酒は「幻の日本酒」みたいなものです。

日本酒の価格は美味しさを考えるとワインに比べて「非常~に」安いです。価格の高い日本酒でも、ワインに比べたら安いですよ。ちょっと人気のあるACブルゴーニュ1本の価格でそこそこの日本酒1升買えちゃうからね。

さて、で最近の私の飲み友達の間のマイブームですが...
それは、好きな酒を持ち込める「食い物の美味い店」で飲もう。

今日は都内某所にある寿司屋で行なわれましたよ。で、今回は私も含め持ってくる酒は日本酒。ちょうど「ひやおろし」という日本酒を仕込んでから秋まで寝かせておいた酒が出回る季節なので、「ひやおろし」を持って来るものもいましたね。
寿司にはワインも合うけど、日本酒も合う。(普通は逆に言うか、笑)
ご飯に日本酒は合わないよね(飯と一緒に酒は飲まない)と言う人がおりますが、米の飯食いながら日本酒飲んだことのない人が言う言葉だね。米の飯と日本酒を一緒に口に含めば最高のマリアージュなんですが、わかる日本人は少ないようで....(実は日本酒で有名な人が、「日本酒とご飯が合わない理由」という話を語ったりしているそうです。)

で、話は元にもどるんだけど宴もたけなわって時に気がついたんですが、今日は隣の部屋に鳩山の邦ちゃんが来てたんだね。だいぶ恰幅よくなっちゃって結構びっくり....
直接顔を合わせたのは....もう30年以上前じゃない?まだ結婚する前だったからなぁ。たぶんあちらは私の顔なんて覚えていないでしょう。でも、私は昨日のことのように覚えてるよ。

ふふ..あれは夏の軽井沢だったよね。今は軽井沢というと夏でも冬でも、かな~りの人が来ますが、あの頃は夏のひと時だけだったよね、大勢の人が来るのは。
私はまだ若かったから金魚の糞みたいに軽井沢の花火大会に連れて行ってもらったんだよね。場所は「軽井沢スケートセンター」だったんじゃないか?と思うんだけど、インターネットで検索しても情報が出てこないから記憶違いかなぁ....

そこで、私を連れて行ってくれた人が大学の友人にばったり会ったんだよね。それが邦ちゃんだったよね。でも、私は顔見たってぜ~んぜん知らないから...親の親がすごい偉いひととかまったく知らなかったからね。だって若者だからさぁ。世の中のことなんて何も知りゃしないよ。(笑)

でも、私はビックリした...何にビックリしたかと言うと、邦ちゃんが連れていた女性にだ。
(えっ、この女性を連れている、この男はいったい何者...???)
その頃、少女雑誌やテレビで結構名前が売れている...私も(この子、かわいいなぁ~)と思ってた人が横にいるじゃない!

なんかさぁ...私を連れてきてくれた人と邦ちゃんが話をしている間、ドキドキしながらその女性を見てたよ、チラチラと。やっぱ、美人さんだわ。(笑)


で、時が経ち、今日ひさしぶりに拝見したら、身体恰幅よくなっちゃったねぇ、昔会ったときはものすごくスマートだったよねぇ。正直、この人だったら横にいた女性と釣り合いがとれるのかな...とも考えたりしたんだけどねぇ....
その後結婚した奥さんも、写真で拝見するとかな~りお似合いになりましたわねぇ..

でも、まあ、私は邦ちゃん好きですよ。考えてること聞いてると、本当に育ちがいいわ...そう思っちゃうからね。

わはは、今日は美味い寿司食って、美味い酒飲んで、いい気分ですなぁ。(笑)
Photo
いやぁ、天皇陛下、皇后陛下、お二人のお顔、間近で拝見てしまいました。

まさか自宅のそばに来られるとは、光栄であります。(何が?笑)
しかも長い時間滞在されてましたからね。警察の方も警備大変だったでしょう。台風来てるし。(笑)

天皇陛下も皇后陛下も、笑顔がすてきですね。こりゃ、皇室フェチの私のカミさんならずともファンになりそうであります。なんたってこちらの顔とあちらの顔の距離が1.5~2mくらいですからね。思わず「お元気ですか~?」なんて声かけたくなる気持ちも起きちゃいますよ。(やらなかったけど。笑)

でも、私よりハイテンションだったのは、やっぱり私のカミさんだ。

カミさん、美智子さまから手を振ってもらったんですよ。周り全体に手を振ってもらったんじゃなくて、カミさん一人に。...だって、周りに誰もいなかったから。
(もちろん、その前にカミさんが手を振ったから、振り返してくれたのだけど。)

私に 手を振ってくれた。」

まあ、これから1週間は、家の中でこの話題続くな。(笑)
2003Bourgogne
購入場所:wine-netsおおはし
購入日:2008年8月
購入金額:2280円(税込)

今日の料理は子供向け合い挽き肉のハンバーグ。肉の他にタマネギなども入っているので、ビーフ100%のハンバーグに比べると妙に食べやすいです。(笑)
このワインはメールマガジンの説明でなんとなく興味を持って購入したもの。作り手はパスカル・マルシャンとのこと。パスカル・マルシャンはコント・アルマンの醸造責任者でありビオデナミ栽培では有名な作り手と言って良いのではないでしょうか。

で、私が興味を持ったのは、彼のワインが2280円という破格値!で出ているということですね。おいおい、普通に買ったら3000円は下らんだろう。でも、飲むの初めてだからお試しに1本...(根性なし>自分)

このワイン思ってたより濃いです。とても2000円くらいのブルゴーニュとは思えん。
このワインは「ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレー」というドメーヌで作られていますが、実際にはネゴシアンが所有するドメーヌです。日本では楽天で見ても、ほとんど出てこない=認知の低いドメーヌなんですよ。でも、作っているのはパスカル・マルシャンだからね。

ピノ・ノワールでも薄く感じる、いわゆるダシ系みたいに言われるワインが好きな方には合わないかもしれないけれど、アメリカ人には結構受けそうなボリューム感だねぇ。へたにカリフォルニア・ピノ買うんだったら、こっちの方が「買い」ですよ。

飲んで思わず追加購入をしようとしたら、すでに「売り切れ」。
私が購入した時にはまだ7本くらい残ってたんだけどねぇ。おそらく、購入して飲んで「これは買いだ」と思ったリピーターが買ったんじゃないかなぁ。遅かったぜ>自分。

でも、楽天では3500円で売ってるみたいですよ。この値段では買わんけど。(笑)

ひさびさにコスパのすぐれたワインだった。でも、飲み頃は5年くらい先だと思うよ。

で、料理との相性ですが、良かったですよ。でも、興味は(もう1回このワイン買うか)にいっちゃったけど。(笑)

VogueCM2002
購入場所:山崎酒店
購入日:2007年7月
購入金額:9600円(税込)※SALEで購入

(たまには良いワイン飲みたいな~)と思っていたところに、カミさんが「今日は赤ワインが飲みたい」というリクエストを出してきたので選びましたよ、ヴォギュエのワイン。
料理は揚春巻とボテトサラダ、まあ別にベストマッチでなくてもいいんだよ。(笑)

コルクを抜くとほのかに香り出すカシス、ベリー系のちょっと甘めの香り。
「このワインは?」
聞かれましたね、カミさんに。香りで良いワインらしいというのに気がついたみたいです。

ざっと説明しましたが、「コント・ジョルジュ・ドゥ・ヴォギュエ」...今のところブルゴーニュの赤ワインで一番惹かれる作り手です。これは価格とのバランスも考えてね。
ヴォギュエのワインの中で一本柱が通っているのは「ミュジニー」「シャンボール・ミュジニー1er Cru」「シャンボール・ミュジニー」の流れじゃないでしょうかね。
どれも同じ線の上に置くことができ、村名→プルミエ・クリュ→グラン・クリュの順にクオリティが上がっていきます。プルミエ・クリュは村名とグラン・クリュのどちらに近いかというとグラン・クリュに近いです。それはグラン・クリュの畑の若木のブドウを使っているからと理屈で言うこともできますが、飲んでみればすぐにわかります。

価格は逆に村名に近いので、コスパで言うとプルミエ・クリュを買うのが一番お得です。ということで私がストックしているヴォギュエのワインの半数以上はプルミエ・クリュであります。
しかし、昨今のボルドーやブルゴーニュの人気ワインの高騰でヴォギュエのワインを普段の食事の友とする魅力は大幅に低下(2~3年前までの自分比較)。それまで購入しなかった村名シャンボール・ミュジニーについに手を出してしまったのが、今回のワインであります。(説明が長いよ>自分)

でも、まあ、普段そんなに高いワイン開けとりませんので、なんですが....単独で開けりゃボギュエの村名...結構美味いじゃん!...いやいや、かなり美味いじゃん!です。(笑)
色は一般的なブルゴーニュの赤に比べると少し濃いめのルビー。まだまだ若いですね。飲み頃はもう少し先です。でも今からすでに美味い。やっぱ、いいワインはできた時から美味いんだよ。早い時期の美味さと熟した時の美味さの間に飲んでも喜べるよ。(ちょっともったいない気もするが。笑)

え~、私のカミさんは、このワイン気に入ったみたいです。美味いと思ったみたいです。
でも、この先(プルミエ・クリュやグラン・クリュ「ミュジニー」など)もありますので、それらを飲んだ時にはもっと喜ぶかもしれませんけどね。

それで、今日の料理との相性でありますが、まあ、はっきり言って「ワインがこれなら、料理は何でも喜べるかな。...ワインに」でした。(笑)
料理も美味いんだけどねぇ。私、カミさんの料理は本当、美味いと思うよ。とフォローしたところでおあとがよろしい様で。(笑)
築地山はら
今日はカミさんの両親を誘って、築地場内にある寿司割烹「山はら」に行ってきました。

ここはそんなに有名ってわけではないんだけど(お店がマスコミに情報出さないから)、「知る人ぞ知る」と言うより「来る人はみんな喜ぶ」お店であります。先月私の友人を10数名連れて来たときも、みんな出てくる料理に驚いておりました。飲んだのは主に日本酒なのでblogには書きませんでしたが。
今日も飲んだ酒はお義父さんの好きだと思われる「焼酎」だったので、ワインは飲まなかったけれどね。orz

料理は基本的にお店の御主人におまかせ。10月の半ば頃までは刺身、焼き魚(鯛)もしくは煮付け、茹で蟹(ズワイ、毛ガニ)、すり身(主に鯛)の吸物、寿司。それ以降暖かくなるまでは刺身の他はアンコウ鍋という組み合わせが基本で、希望により料理を追加したりできます。

このお店で特筆すべきことは「(持ち込み料なしで)お酒の持ち込みができる!」ということですな。
日本酒でも焼酎でもビールでも、もちろんワインでもOKなんですよ。なんで?と御主人におしえてもらった話では表向きは「料理の値段はちょっと高いけど、料理を楽しんでもらいたいので、お酒のお金はいただかなくても」ということですが、理由は合っていると言えば合っているけどきっかけは御主人自らが考えたわけでなく某会社の人から頼まれたことがきっかけになったそうですね。って、こういう話はblogだとあまり詳しく書けないわ。ごめん。

で、このお店、基本的に夜しかやっていないのですが、今回は昼におじゃましました。だから、お客は私らのみ。というわけで御主人ともゆっくり話す時間があって楽しかったですよ。たまたま私のお義父さんと御主人の年齢が一緒ってこともあって、お義父さんも話がはずんで喜んでおりました。
ありがとね、御主人。料理もいろいろ考えてもらってすご~く喜んでいますよん。

お酒の話に戻るけど、ワインの持ち込みができるお店は探せばいろいろあるけれど、料理に感動できて持ち込み料をとらないお店というのは本当に少ないですよ。(ないことはないけれど)
このお店だったら、泡と白のワインだったら料理と一緒に喜べると思うよ。

今年は日本酒好きの友人に影響されて、日本酒飲む量が昨年までに比べて多いんだよね。
このお店で前回催された食事&呑み会で日本酒好きの友人が持参して私が美味いと思ったお酒は
YANMA
味の良さと生産量の少なさでインターネット上の一部でブレイクしているようです。
その日は他にも人気があって手に入れるのが難しい日本酒(山形の酒とか福島の酒とか)何本かが持ち込まれましたが、この酒が一番印象に残ってましたな。ということで、このお酒次回発売される時は購入したいッス!
かまぼこ博物館
いやぁ、今日は雨であります。ってか最近雨が多くない?

今日は子供の学校の自由研究を兼ねて小田原「鈴廣かまぼこ博物館」まで「蒲鉾」を拵えに行きましたよ。雨降ってるけど、予約しちゃってるから。(笑)

感想先に書いちゃいますけど、親子で行くんだったら面白くていいですよ。「蒲鉾」と「ちくわ」をつくるのですが、「ちくわ」は焼いてすぐに食べれるしね。(これが結構美味い)
今回作るのは子供なのですが、作る前に蒲鉾を作る職人さんが丁寧に作り方を教えてくれます。私は見ている方なのですが(作る人のみお金がかかる)、途中から作りたい気持ちが出てきてちょっと残念だった。

「蒲鉾」は蒸す時間があるので少し待たなくてはなりません。そこで、我ら家族は、待つ間に箱根まで行ってきちゃいました。

箱根にはね、美味しい鰻屋があるんですよ。
はや川
はや川」というお店で仙石原にあるんですよ。
このお店を知ったのは下の子が生まれる前だったかな。こんなところに鰻屋があるのか、と思って入ろうとしたら予約がないとダメみたいなことがあって....行きましたよ、次の日にちゃんと予約して。(笑)

私は鰻屋が多い街で生まれたと自負してるんですけど、今や都会で行きたくなる鰻屋ってほんとに少ないんですよ。まあ、一番行きたくなるのは神田明神近くの「神田川」ですかね。昔からの建物と個室の雰囲気がいいからね。
知名度で言ったら店主がワイン好きな「野田岩」があるけど、あそこは味が都心の鰻屋の味とちょっと違うんだよねぇ。都会っ子の私の舌だとあんまり満足しないんだよなぁ。

で、ここ「はや川」は味が結構いけるんだ。お店の人のサービスや店の中とか、そういうところはまあ普通なんだけどね。(あ、結構きれいな方のお店と言えると思います。笑)
今回はカミさんが「鰻重」で私が「蒲焼定食」、子供は安い方の「鰻重」と「焼鳥」にご飯(下の子は、まだ鰻が好物になってないのだ)。で、鰻は値段で言うと2種類あるんだけど、これは鰻の種類で大きさじゃないんだよね。どちらが良いか?と言われたら「好きな方を」と答えますね。高い方が柔らかくて、少し鰻の香りが強い気がする。安い方は、普通に鰻屋で出てくる味に近いかな。私の好みだと高い方だけど。
でも、どちらも美味いよ。

鰻を食べたその後は、雨も降っていることだし...ということで宮の下の「富士屋ホテル」でのんびりお茶を飲んで、それから「蒲鉾」を受け取りに行きました。

小田原かまぼこ
これが下の子が作った「蒲鉾」。見た目はなんだけど、美味しかったよ。保存料等一切使っていないので、市販品に比べて賞味期限が短く、作った日の翌日までに食べなくてはならないけどね。

そして、「鈴廣かまぼこ博物館」で「小田原梅わいん」なるものをお土産に買いました。
小田原梅ワイン
作っているのは「マンズワイン」のようです。
(これって梅酒じゃないの?)と思ったんだけど、インターネットで飲んだ人の感想を検索するとワインらしくもあるらしいね。まだ飲んでいないので実際どんなものかわかりませんが、飲んだらコメントいたしましょう。
ルーミエ
購入場所:尾張一宮・河野商店
購入日:2004年1月1日
購入金額:3400円(税別)

今夜の料理は自家製コロッケ。ワインは今では泣く子もだまる(?)ジョルジュ・ルーミエの「ブルゴーニュ 2001」であります。同じワインを飲むのは今回で2回目だったかな。(2本購入したので、今回で終りということですね。)ルーミエが高くなってしまったので、こういうルーミエとしては安めのワインがなくなってちょっと悲しい。

開栓すると、ほのかにジャムのような甘い感じがしますね。ちょっと熟してきているということでしょうか。香りのボリューム感はそれほど大きいものではないけれど、なかなかいい感じであります。

私のカミさんは、まず作り手が気になったようですね。ブルゴーニュの作り手のことなどあまり知りませんから(はっきり認知しているのはルイ・ジャド、ルロワくらい)、良さそうと思うと作り手を覚えておこうと思ってるようです。(笑)

飲んでみると、これがACブルゴーニュとしては結構いい感じ。値段が2004年当時でも3000円台半ばってこと考えると、まあこんなものか的にも思えますけど、現在5000円くらいの値がついていると、いくら「いい感じ」と思っても買うかなぁ。たぶん買わないなぁ。

美味しいんですけどね...熟し方もいい感じだし...でも、やっぱりACブルゴーニュだなぁ。4000円以内に収まってないと....ちょっと手を出す気が起きない....いやいや、今頭で思ったけど、アンヌ・グロのブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ買うんだったらこっちの方がいいかも。アンヌ・グロも美味しいんだけどね。あっ、でも考えるとアンヌ・グロよりこっちの方が高いか。
う~ん、でもルーミエ買うんだったら、高くても「シャンボール・ミュジニー」買う方が喜べるんじゃない?....あれも高くなったけどなぁ。今じゃ買う気が起きないや。

なんか、飲んでるうちに(ルーミエ高くなった!)。そんなことが頭に浮かぶんですなぁ。でも、時々飲みたくなる味だよね。

肝心の食事との相性ですが、揚物と赤ワインは無難に合いました。(笑)
IKEA
先月なにげなく「IKEA」のHPを見たら、IKEAのカタログの表紙撮影をするというイベントが紹介されていました。
で、撮ってきましたよ、カタログ送られてきましたよ...いやぁ、かなり誇張して書きました。本当はカタログの表紙に似たセットで希望の家族の撮影をしますよという内容で、後でカタログの表紙のみ送られてくるというものです。(笑)

でも、送られてきた表紙を本物のカタログの表紙と貼り替えてしまうと意外とサマになっております。家に遊びに来る誰か、(あれれ..?)と思わないですかね。
私のカミさんが言うには「本物より、うちの家族を撮影した表紙の方が『らしい』」とのことです。(笑)

IKEA2
撮影しているところの様子は、こんな感じ。私ら家族はIKEAの家具調度品のイメージを考えてカジュアルだけど落ちついたみたいな服を選んで着ていったんですが、私らの後に撮影していた家族のお父さん、あ~たTシャツ、短パンにサンダルで、もろ家の中じゃないですか。すごいミスマッチだけど見てる分には面白かったよ。(笑)

撮影が終って(5分くらいだけど)、食事して買物して、最後にIKEAのデイリーなワインを購入しました。
IKEAWINE
え~、しかし、すいません。このワイン、すでに飲んだ後に分別ゴミでボトルがなくなってしまい詳細がわかっておりません。(泣)※blogを書いてるのが9月なもんで
価格は2本で1000円弱だったんですけど(大きさはデミサイズ?)、味は、まあはっきり言って値段並みです。でも、食事の共として飲むのでしたら、そんなに問題ないですよ。どちらかと言うと選ぶのなら白の方が無難です。赤白共に喜びは大きくないけれど、会話をしながら食事したら普通に飲めます。
赤は安いからでしょうね。樽を使ったという感じは見て取れません。いわゆる安い感じのワインです。ブドウはそれぞれ何なんでしょうね?価格が安かったので、そこまで気が回りませんでした!以上

でも、ラベルを見てもらえばわかるように、IKEAのインテリア、家具で揃えた部屋でワイン飲みながら食事するんだったら気楽な感じで、なんとなくオッケーじゃないすか?(笑)