修羅場のビジネス突破力 (小学館101新書)/佐倉 住嘉



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先日の慶應MCCで講義の前に、スピーカーのBOSEの話題になったので、BOSE社の事を調べてみたくなった。




BOSE社は非上場企業で、データが殆ど無かったが、BOSEの元日本支社長が書いたという本があったので、読んでみた。




BOSE社は非常にユニークだ。


MIT教授のアマー・ボーズ博士が経営しており、前述のごとく非上場


利益の殆どを研究開発費につぎ込むというらしい。




上場企業では不可能な、ビジネスのモデルがそこにある。


ひたすら技術を追求して品質の高い物を作る。


社員の多くは、元ボーズ博士の生徒さんだというのもユニークだ。




それだけ、教授の指導のもと、研究開発に集中していれば、他の企業が追随出来ない技術があるだろう。


しかも、社員は好きな研究に没頭することが出来るという、達成感を創出できるのではないか?




売上高約3000億円、スピーカーのシェア10数パーセント、社員数約1万人


という様だ。




ボーズ博士がホールで聴く音楽の音と、スピーカーの音の違いに気づいて研究を進め、背面から音の出るスピーカーを開発したとか、


飛行機に乗っていて、ヘッドホンの音を阻害するノイズに対して、それを打ち消す音の波を考えたとか(ノイズリダクションの技術)、




日本においては、この元日本支社長が、小型で高音質のスピーカーという所に目をつけ、天井や壁につるすことを提案してシェアを拡大したとか、




色々と面白い逸話がある。




もう少し経営情報を漁ってみて、ショートケースを作ってみたいな。




なかなか痺れたな。

先生は、この、とっつきにくい統計分析を、ビジネスに利用する本質を、どうやって分かりやすく伝えようか?ということに相当神経を使っていらっしゃるのが分かる。


今回は、

・平均

・標準偏差

・標準誤差

・有意確率

・有意水準

についての、その基本原理と考え方を学んだ。


そして、常に強調されていたのが


これらは、あくまでも仮説 Y(結果)←X(原因) の矢印が刺さるか?ということの検証であるということ。

仮説が正しくないとは言えない確率を求めているという、手法であるということ。


大切なのは、その仮説が意味あるものなのか?

そこで使われている数値が意味あるものなのか?

という部分が重要という事だ。


それから、UFOは居ないと証明するのは難しいのと一緒で

ある2つを比べたときに「差が無い」ということを証明することは難しいという話


これについては、

統計的に差があると主張した上で、実務的には差が無い と言うことが重要とのお話


なるほど、これは文字にしたら何を言っているのかよくわからないな。

本に記すには相当な説明が必要だと思う。


簡単に言えば、差が無いと言えない確率を示したうえで「統計的に差はある。」と説明する。

しかし、その差は実務的に意味が無いのではないかということを主張するという方法だ。


例えば、東京駅前店の売り上と、東十条駅前店の売上が、毎日1万円違ったとする。

それを統計学的に説明した上で、そもそも東京駅と東十条で1万円の差を比べても、実際は差が無いと考えても良いのではないか?


そんな感じで説明するのかな?


次回、早めに行って、もう少し先生に話を聞いてみようっと。

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17章は「仕事の生産性を高める。」


この章での印象深い学びは2つ


一つ目は仕事の生産性を高めるステップ

①分析

②統合

③コントロール

④ツール


こお分析において留意することは


仕事の分析は作業の特定から出発するわけではない。先ずは、求められる成果が何かを見極めなくてはいけないのだ。


仕事の分析と業務構造の分析とでは理屈が全く異なる。

前者は仕事の、後者は労働の論理に従う。


BPRを行う場合、どうしても仕事の順番やステップ数を明確にし、プロセスマッピングから初めてしまう。
そうではなく、先ずは「求められる成果」をきちんと明確にした上で、そのプロセスを考えねばならない。

そうしないと、BPRの結果、業務量を調査した結果、効率化はなされるが、アウトプットの質が変わる恐れがある。

また、目的が変わる恐れがあると感じる。


そして、仕事の理屈でBPRを行ってはいけない。

そこに携わる労働者の想いや情緒に、思いを馳せねばならない。



二つ目は「非画一的大量生産」という言葉

見た目や製品としては多様性があるのだが、実は表面的な多様性に隠された共通性を見抜き、大量生産を行う事だ。


例えば、ゴシック聖堂やゴシック教会がここでは例として挙げられている。

基本部材、屋根などは完全に規格化されているが、組み方だけは建築家の思想で異なる。

そして、装飾等の外観に個性を与える部分は最後に作られる。


恥ずかしいが、非画一的大量生産という言葉を知らなかった。

今後、人が少なくなるであろうメインテナンスの場合にも何かインプットになる。


日頃の検査や修繕の部分は、ある程度規格化していく。

これはマニュアルにしても良いし、機械化しても良い。

そして、特殊な部分、通常のメインテナンスサイクルから離れた部分

これを見つけたときに、メインテナンス員(人)が、その場その場の適正に応じた手当をしていく。


メインテナンスだけでなく、接客だってそうだ。

特にTDLの接客は、完全なマニュアルでアルバイトの行動を規格化しておきながら、

最後の装飾の部分、つまり実際のお客様との会話・対応をアルバイト社員の裁量で多様性・柔軟性を持たせている。


その多様性を持たせるには、アルバイト社員一人一人の「遣り甲斐」が必要であり、かつTDLの共通の理念に共感してもらう事が重要だ。


さて、自分の仕事に置き換えてみて、どうやって「遣り甲斐」創出し「共通の理念」を浸透させていくか。

その一方、どうやって規格化していくか?

どうやって、最後の多様性を持ってもらう様に、データを見てもらうか?


まだまだ考えて、実践することは沢山ある。

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釣り好き、魚料理好きとして、立ち読みだけでは済まなかった^^;


この本を購入される方は、どの様な利用をされているのだろうか?

少なくとも僕は、ただ魚を眺めて、「あぁ、そうそう。美味しいんだよね。」みたいな感じだ。

どちらかと言えば、図鑑を眺めて楽しむ感じ。


しかし、これを見ていると

ヒラメ、アンコウ、ナメタガレイ、常磐沖の魚の汚染が気になってくる。。。

というか、腹立たしい気持ちだ。

豊かな漁場は何年たてば大丈夫になるのだろうか?


先日のNHKスペシャルで、海底のホットスポットのみならず、湖の汚染の現状でやっていた。

そして、更に深刻なのは東京湾だ。

放射性物質が結局は川に集まり、東京湾へ流れる。

東京湾はその構造から潮の通りが良くないので、なかなか薄まらない。


今は江戸川にホットスポットが出来ており、東京湾の汚染が深刻になるのは2年半後という試算もあるそうだ。

今年の夏は江戸川放水路へのハゼ釣りに行けなくなってしまったではないか。。。。。


半減期が20年とか言っているが、あくまでも放射能の量が20年たったら半分になるというだけで、別に無くなるわけではない。。。


原子力発電は一企業にその責を負わせるのは可哀想とは思うが、「想定外」が絶対にあってはいけない。

さて、自分の企業も「想定外」が起こらないよう、将来発生するリスク(危険という意味で)を想定し、対策を講じていかねばならない。

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マネジメント2冊目

これからは、少し細かく刻んでアウトプットしていけたらなと思う。


先ずは、この本の最初に書かれている事


業務の生産性を上げ、働き手に達成感を得させる。


特に知識労働の生産性とは、「質」の事をさす。

生産性向上と言えば、数年前にプロジェクトで携わったが、その時は質の向上よりも、効率化の方に目が行っていた。

確かに効率化には限界がある。グラフを描けば漸近線が明らかに存在するのだ。

しかし、質には無限の可能性があるのではないだろうか?と最近、特に思うな。


さて、15章、16章で印象に残るのは、仕事の定義である。

機械の設計と人間の設計

仕事は呪いであり祝福である

仕事は社会や地域との絆を育む

経済的な側面

組織における力関係

経済的配分についての権限


仕事について、これほどまでの説明を今まで正直見たことも聞いた事もないし、ましてや考えてもみなかった。


経済的な側面については、想像がつきやすい。

働き手にとっては生活の糧であり、雇い手にとっては競争力となるコストの一部である。


しかし、仕事を祝福と考えた事があるだろうか?


仕事は人格の表れなのだ。

仕事は自己実現であり、自分の価値や人間らしさを測り、自分らしさを示す方法なのである。


こう考えたとき、自分の仕事に対する考え方はもとより、

組織のメンバーに対する考え方は、根本的に重要度を増すのではないだろうか?


マネジャーは、メンバーの尊厳、人間らしさ、誇り、生き様、

それを最大限に引き出し、尊重することが最も重要なミッションなのだと気づく。

日頃の仕事での接し方、人事、目標、全てについて今一度、深く考え、

メンバーひとりひとりの生活や人間性と向き合う必要があることに気づかされる。


マネジメントとは本当に深いな。

マネジメントI 務め、責任、実践 (日経BPクラシックス)/ピーター・ドラッカー
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ことしは、基本や原則を見直そうと思う年

先ずは、ドラッカーからだ。


それにしても、この「マネジメント」は奥が深いという言葉が稚拙に思える。

ここ何年かの間に、社会的に議論されたり、問題になったり、

また、自分が仕事で壁に突き当たり、考えたり。。。

そういった事の基本、原則は全てこの本の中にある。


なんだ、

結局何冊もビジネスの本を読んできたが、全てはこの本の一部を深掘りして一冊にしていただけなのではないだろうか?

そう思えるほど、体系的にマネジメントについて書かれている。


本当は、1章ごとにアウトプットを記しておきたいが、面倒なのでそうもいかない^^;


この本は本当に色々と盛り沢山に本質や学びがあるのだが、

特に一番印象に残ったのは2つ


マネジメントとは要するに実践である。

知識や理解よりも実践こそ本質なのだ。

真価は理屈ではなく結果にこそ宿る。


色々と解釈はあるが、簡単に言えば

わかること

できること

上手く行くこと

この3つ、それぞれの間にある大きな溝をきちんと埋めていくことがマネジメントなのではないかと解釈する。


つまり、言うだけはダメであり、それを実行しただけでもだめで、

実践した結果きちんと結果をだすことが重要なのではないだろうか。


「企業の目的」

企業の目的として妥当な中身はただ一つ「顧客を生みだすこと」である。


そういえば、会社とは何か?会社とは誰のものか?

という問いが数年前に新聞を賑わせた。


市場を生み出すのは神でも自然でも経済の力でもなく、事業に携わる人々である。

企業が顧客のウォンツを満たす手段を提供した場合、顧客は以前からそのウォンツを抱いていたかもしれない。

飢饉に苦しむ人が食糧を欲するのと同じように、顧客にとってウォンツは生活を左右するほどの意味を持ち、目覚めている間中それについて考えていたかもしれないのだ。

しかし、あくまで潜在的なものに過ぎず、それが有効需要となるためには、企業による働きかけが求められる。それによってはじめて顧客と市場が生まれる。


この文章を読めば企業の存在価値が何かが一目瞭然だ。


人々の生活の質を上げるため、欲求を満たすため、満たされていない欲求を探し、それを満たすように実現することこそが、企業の本質なのであると思う。

利益は、その企業が存続するための手段であるのだと思う。


そうすると、マーケティングとは何か?

つまり、顕在的・潜在的に関わらず人々の欲求を明確にし、それを満たす手段を構築し、構築したものを人々に伝えて、生活の質の向上、幸せの基礎を提供する。

そういうものではないだろうかと思う。


まだまだ、記したいことはたくさんあるが、この辺で。

NHK テレビ Trad Japan (トラッドジャパン) 2012年 01月号 [雑誌]/著者不明
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NHKのテレビプログラムの本

昨年は、正直あまり語学の勉強は身が入っていなかった。

色々とあったし、、、技術士の試験が大変だったし。


僕の様に、海外勤務経験もない、ましては仕事で英語は使わない人間としては

日頃から意識して語学に触れておかないと。。。


久しぶりに見たNHKのプログラム

これは面白い!

日本の文化を英語で伝えるこの番組

なんと、昨年の春からやっていたのか。。。

気付かなかったなんて、ちょっと勿体ない。


知識ゼロからのビジネス統計学入門/豊田 裕貴
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ビジネスデータ分析のクラスの課題図書2冊目

こちらも講師である豊田先生の著作


前回の書籍は、分析手法ではなく、ビジネスにどの様に統計学の考えを適用するのか?

そのビジネスマンとしての心構えや考え方が中心であったが、

この本は、具体的な手法まで触れている。


ビジネスデータを分析する際の

結果系と原因系の話


原因系には「量」的なものと「質」的なものがある。

量的な者は、結果をY軸、原因をX軸にしてグラフをイメージしやすいが、

質的なものについては、グラフがイメージしにくかった。


この本の108頁にその感じが出ていた。

なんだ、そういうグラフで良いのか。。。

と、想いつつも何かオリジナリティーのあるグラフが描けないものだろうか?

と考えてしまう。


ところで、この本は漫画ちっくな感じで描かれているが、

島耕作風な感じがするな^^;

ここに登場する女性が何だかカッコ良い(笑)


そんなことはどうでも良いか。。。


慶應MCCのビジネスデータ分析

相変わらずの人見知りなので、ちょっと辛かったが、なんとかノリだけでやり過ごした^^;


先生は分かりやすく、親しみがもてるとても良い人だった。

クラスの担当アシスタントの方も親切で素敵だったな。


さて、第一回目はあっという間に過ぎてしまい、正直記憶にあまり残ってない。


ただ、一つ印象に残った学びは


「とても苦労して、一所懸命分析しても、結局は予想通りの結果になる事が多い。

しかし、予想通りにならない部分があれば、そこにビジネスチャンスがある。


ということ。


MMMの中でも、分析はどうすべきか結構頭を悩ませている。


膨大なデータをどうやって現場の方々に分かりやすく提示できるか?という事が先ずは第一

しかし、それだけでは知見にならないと思っている。


そう、予想とは違う結果になる部分をあぶりだし、何故そういう結果になるのか?

何に因果関係がありそうなのか?

それを明確にし、光学的に検証していく。


それこそが知見になるのではないだろうか?


そんなことを想ったsession1だった。

現場で使える統計学/豊田 裕貴
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1月13日から始まる慶應MCCの「ビジネスデータ分析」の課題図書


この本は、分析手法ではなく、分析の考え方の基本の基本を、素人に分かりやすく説明している。

なので、この本を読んでも、回帰分析のやり方とか、カイ二乗分析nやり方は載っていない。


「仮説の主張は、皆が納得できるものであれば、理屈や直感で納得しても、グラフや表で説明しても、統計学から説明しても良いわけです。」


この言葉が本質なのだと思った。


統計学は万能ではない、あくまでも意思決定や主張を納得する手段の一つだ。

当然、誤差はあるし、誤差が生じる確率まで示す。

また、原因と結果の関係があるのかないのか?というよりも、ありそうなのか無さそうなのか?をある程度数字で示す。


例えば、明日の降水確率50%と言われて我々はどう判断するか?

では、40%だったらどうだろうか?


それらは、最後は自分の判断の為の情報を限りなく数字で正確に示したものなのだと思う。


これから3ヶ月間

「統計手法」のテクニックに浸かる事無く、最後に自分は何を行いたいか?何を決めたいか?を意識して勉強しようと思う。