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先日の慶應MCCで講義の前に、スピーカーのBOSEの話題になったので、BOSE社の事を調べてみたくなった。
BOSE社は非上場企業で、データが殆ど無かったが、BOSEの元日本支社長が書いたという本があったので、読んでみた。
BOSE社は非常にユニークだ。
MIT教授のアマー・ボーズ博士が経営しており、前述のごとく非上場
利益の殆どを研究開発費につぎ込むというらしい。
上場企業では不可能な、ビジネスのモデルがそこにある。
ひたすら技術を追求して品質の高い物を作る。
社員の多くは、元ボーズ博士の生徒さんだというのもユニークだ。
それだけ、教授の指導のもと、研究開発に集中していれば、他の企業が追随出来ない技術があるだろう。
しかも、社員は好きな研究に没頭することが出来るという、達成感を創出できるのではないか?
売上高約3000億円、スピーカーのシェア10数パーセント、社員数約1万人
という様だ。
ボーズ博士がホールで聴く音楽の音と、スピーカーの音の違いに気づいて研究を進め、背面から音の出るスピーカーを開発したとか、
飛行機に乗っていて、ヘッドホンの音を阻害するノイズに対して、それを打ち消す音の波を考えたとか(ノイズリダクションの技術)、
日本においては、この元日本支社長が、小型で高音質のスピーカーという所に目をつけ、天井や壁につるすことを提案してシェアを拡大したとか、
色々と面白い逸話がある。
もう少し経営情報を漁ってみて、ショートケースを作ってみたいな。





