遺言 (文春文庫)/川上 哲治
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巨人が9連覇したのはONが居たからだ。

よくそんなことが言われるが、この本を読むと

やはりしっかりとしたリーダーが居てこそだとつくづく思う。


今の巨人をみれば、どんなに凄い選手を揃えても優勝できないのは一目瞭然だ。

長野オリンピックのアイスホッケーでの、スター選手軍団のカナダチームしかり。


色々とリーダーとして大切なことが、この本には凄く記されている。

管理職の方々は一度目を通しても損はない。


「教育の適量」

人から教えられるものはしょせん一部分であり、

人から教えられるものはしょせん借り物でしかない。

プロの技術は自分で苦心して身につけ、

磨いていって初めて本物

自分でコーチ以上の技術を習得していくことが大事なのだから、

教える、教わるばかりでは生徒で終わって、プロとしては大成しないのである。


では、どうすれば、自ら磨こうとする人材になるのか?

人的資源管理や組織行動学では、

モチベーション、動機付け要因、マズロー

方策としてはビジョンの共有、エンパワーメント、目的の明確化、、、、、

そんなことを学ぶのだが、どうもしっくりこない。


「やる気」

意外と、リーダーの熱意だったり、一生懸命やる姿だったり、そんなものかもしれない。

まだ良くわからないのが実態だ。


勝つチーム、強いチームにはもろさがあるものだ。

「負けないチーム」こそが本当に強いチームなのだから、

私は当初「必勝」といい、

V3までは「常勝」といい、

V4からは「不敗」といった。


不敗、無敗の境地を

当時の田村(谷)亮子選手を例にとり

最初は一本勝ちを目指し、

最後は試合時間中どこの一分刻み、どこで判定しても勝っている。

という試合運び、徹底して「負けない柔道」を貫いた、

どこまでもあきらめない心の強さにたとえて説明している。


僕も、今日、あるプロジェクトで、

ある施策を「あきらめよう」という流れがあり、

どうしたものかと悩んでいた。


そうだな

なんとか、施策の形態を変えてでも実現の道をさぐろうと思う。

絶対に効果を出してみせる。

しつこく粘り強くだな。