- エイドリアン・J・スライウォツキー, 中川 治子
- ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
この本は前から気になっていたが、何となく読むのを躊躇していた一冊
さて、物語形式で話は進むので、例によって読む速度が遅い。
全23の利益モデルについてのお話で、本日は第8番目のモデルまで。
ズバリ面白い。どうやって利益を生み出しているのか?とこんなことをきちんと考えたことが無かった。
ファイアーウォールなんて、ウィルス対策ソフトみたいな名前だが、
10㌦のバービー人形を売り出して廉価市場への他社の参入を封じ込める。ここでは殆ど利益は上がらないが、他社が自社の顧客と関係を結ぶ道を塞ぐことは出来る。
その顧客にアクセサリーなどを売り利益を上げる。さらにその顧客が大人になった時になつかしくなり、200ドルのバービー人形を購入する。
というモデルだ。本当にそんなことを考えて売り出したのだろうか?それともたまたまか?
ただ、ここで大事なのは、そういうモデルをどういうビジネスに当てはめることが出来るか?という洞察力だ。
その他、8つの利益モデルの説明のほかに、数字の概算をつかむ大切さなどが盛り込まれている。例えば、富士山をトラックで運び出すとしたら、何年かかるか?を計算しろとか。
こういう概算でおおよその見当をつける大切さや、「アイデアの作りかた」で、プロジェクトに携わるときに、最初の48時間で読めるだけ読む。早い時期に何もかも忘れて没頭し、出来るだけ沢山出来るだけ早く読んで詰め込む。
すると、不充分ながら非常に力強い知識の骨格が出来る。それがその後の実際のビジネスで遭遇する事実やアイデア・仮説に生きてくるというのだ。
なるほどな。目からウロコだ。次の展開が楽しみだ。