早いもので既にsession4
今回の内容は重回帰分析とコンジョイント分析

重回帰分析で留意しなければならないのは、
P値が大きな原因系を取り除く時(つまり、結果をもたらす原因であると言った場合、誤判断リスクが高い。)だ。

データ分析上は、取り除くのが正しい。
しかし、実際のビジネスでは、無視して良いのか?という暗黙値が大切だ。

データ上は「価格」や「ブランド力」は、売上との因果関係が高いと言いにくい場合でも、「では、本当に価格を気にしなくて良いのか?」と考える必要がある。

分析した範囲やレンジだ。価格1000円から3000円までは差が無いが、そもそもデータが取れていなかった5000円ではどうか?という考えだ。

やはり形式知と暗黙値の組み合わせで思考してこそ、独創性に繋がるな。

コンジョイント分析は宿題になった。

今回は終了後にクラスメイト何人かと食事が出来て楽しかった。
あと2回、一つでも多くの学びと気づきを得たい。




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この章では、企業の社会への影響と社会的責任について書かれている。


企業が社会的な責任をどこまで負うのだろうか?


環境、治安、雇用等の社会問題に対して、次の様に述べている。


社会への影響は経営層が負わなくてはいけない。

とはいっても、それが社会的責任だからではない。

事業上の責任だからである。

理想は社会への影響を取り除く活動を事業機会に変える事であろう。


社会問題を事業機会へと変える事により、社会のニーズに応え、組織そのものへも奉仕することは、自分たちの務めである。


それを利益につながらない形で解決しようとすれば、企業は間接費を負担する事になるという。

マネジャーは、社会よりも先に組織に貢献すべきである。

マスコミから英雄視されるために報酬を得ているわけではないとも言っている。


これは、利益にならない社会問題へは責任を放棄しろと言っているわけではない。

社会問題のうち、自分の組織が得意としているもの、企業を存続させながら解決できるものに対して、積極的に取り組むということと思う。

ここを間違えると、極端な勘違いを引き起こしてしまうので要注意だ。


他に印象に残った学びは、


どの技術が重要性と影響力を持つか、どの技術が消えていったり、社会や経済にほとんど影響を及ぼさなかったりするかは、そもそも予測など不可能なのだ。


という部分。

将来の新しい技術の影響は分からないし、それらを予想する必要もない。

しかし、どの様な影響が生じているかをきちんとモニタリングする必要がある。


将来は分からないという前提に立った謙虚さと、それでも将来へ影響を及ぼしそうな事柄に細心の注意を払う。

出来る限り、成功確率を高めていくのが我々の注力すべき所だと思う。


セッション3は、カイ二乗分析と回帰分析

なかなか面白くなってきた。

今回は講義の途中から体調が悪くなってきてしまい、最後の1時間はあまり頭に入らなかった^^;

今回思ったのは、このデータ分析の手法を、メインテナンス用にアレンジして、会社のメンバーと共有したいということ。

データ分析で出来る事の「要約」は設備の不具合の傾向を掴むことができ、「検証」は不具合の原因を把握する事が出来る。
そして、異常値を抽出して、事象の個別の原因と対策を立案出来る。

これを体験すれば、メンバーはデータ蓄積の重要性を認識してくれるのではないだろうか。

一緒に仕事をしているITベンダーとも共有すべきだ。

一通り終了したら、先生をお招きして講義をして頂きたいな。


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これは笑える。

オジサンに興味を持ち、ウオッチングを続けるうちに、とうとう分類して図鑑を出してしまったという著者


オジサンに興味はあっても、恋する相手はオジサンじゃないんだろうな(笑)


僕の一番のお気に入りは


「ハイウエストなおじさん」


ハンプティーダンプティーみたいに、ズボンのウエストが高いオジサン、確かにいる(笑)


息抜きに良いな。


先日、かつてのマーケティングクラスの仲間とポンデュガールへ行ってきた。


人気店なので、かつての様に直前の予約ができなくて。。。

なので、訪問する機会が減ったが、相変わらず”なべ”さん、

素敵さを振りまいていた。


一本目は白

微発泡ほんのり甘さを感じるワイン

すぅ~っと入って行っちゃう。

アリアンス

多種類の葡萄をアッサンブラージュ

なので、アリアンス英語で言うとアライアンスか。。。

やはりビオは良い^^
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次のワインをお兄さんにお願いしたら

流石、何も言わずともピノを3本持ってきてくれた^^

ということで、結局全部味わう事になった(笑)


アルザスのピノから始まって、

「これすき~」と書いてあるワイン(笑)僕も好きだ^^

最後は珍しいイタリアのピノ しかもビオだそうで。


ワインも良いが、

やはり、語らいあえる仲間って素晴らしい。

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この章を読んでいて一番に思ったのは、働き手の達成感の創出

メインテナンスの仕事では、「普通の状態を保つ事が求められる成果」であり、日々施設と向き合っている。

ここには、物作りの達成感も無ければ、お客様から直接フィードバックを受ける事は殆ど無い。

あるとすれば、ネガティブなご意見のことが多い。


会社の業績をあげるとい客観的なニーズと、達成意欲を満たしたいという働き手の個人的なニーズを、一つの行いや役割をとおして、ともに満足させる。


これをどう行っていくかだ。

工学を追求して学会で発表することは、個人にとってはモチベーションだが、それ以外の人や現場からは「勝手なこと」や「どうせ彼らは。」という反応になる。


僕の目指している解は、

効率的で知見のたまるメインテナンスの標準を作り上げること。

検査をすればするほど、自分たち現場に知見のベースとなるデータが溜まる。

本社などのスタッフ部門は、そのデータを分析し、特異値に対しての原因究明対策立案を行う。


そうすると、現場で解決困難な事は、本社部門が解決するという構図が生まれる。

そして、そのメインテナンス方式がきちんと循環して機能するようになれば、世界の事業者が現場に見学に来る。

そして、もっとも大切なのは、現場には秘伝のたれともいえる暗黙知があることだ。


そうすれば、本社は現場の課題を解決しながら知見を創出できるし、現場は日々暗黙知を溜めることができ、更には他の事業者の見本となる。

他の事業者は現場に物を聞きに来る。見にくる。


そんなメインテナンスサイクルを作って行くのはどうだろうか?



また、

23章の言葉は印象的だ


人材の強みを引き出す責任

人材をマネジメントするという姿勢から抜け出して人材を率いていく


自分の満足は、メンバーの達成感や満足感の先にあるということを肝に銘じておくべきだと思った。

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この中では20章の日本企業についての記述がやはり印象的


終身雇用による心理面での安心があり、解雇や失業への心配も極めて小さい

つまり、日本の組織は、X理論のムチを封印しておかなくてはならない。

同時に金銭的な報酬をアメとしても用いていない。


そして、近年「派遣切り」等と騒がれていた、不況時の雇用調整だが、これは最近に始まった事ではなく、かなりの昔から日本の弾力的な人件費の特徴であったということは初めて知った。


本当に企業が苦しい時、

やはり家族を養わねばならない大黒柱を調整することなく、パートや臨時雇いを解雇することで人員整理をしてきたということだ。


そう考えてみれば、かつての日本的雇用というのは、皆が中流で安心できるからこそ、組織に忠誠心を持って働ける良い制度だったのだと思う。


そして、日本企業の大きな特徴は研修だったということは結構な衝撃だ。

研修というものは一方的に教育しても身にならない。どうやって本当に意味のある研修・教育を作り上げようかと考えていたが、答えがここにあった。


研修は特定の技能に焦点をあてたものではない。一定の技能水準にある従業員が全て参加し、部門内のあらゆる業務をテーマとして扱う。

力点は特定の担当者の業務ではなく、工場が全体としてどう動いているかに置かれる。


日本の手法は禅に根ざしていると言えるのではないだろうか。そこでは学習の目的は修養にあるとされる。


研修をスキルの習得と捉えると、習得度はかなり低い。

しかし、修養と考えると、それはかなり意義深いものでは無いだろうか?

つまり、研修は何か特定の知識や技能を習得するためのものではなく、学習の基礎となる、やる気、人格、真面目さ、そういうものを養うためのものだったのではないだろうか?


これから、人材育成プランを考える中での大きなインプットだった。

ローストビーフを違うお肉の味比べ。


ローストビーフは得意料理だ。

簡単で、美味しい。


お肉を縛って、塩を多めに刷り込み、胡椒、すりおろしにんにくを揉みこむ


フライパンにオリーブオイルを敷いて強火で表面をしっかりと焼く。


お野菜が無い時は、玉ねぎのスライスを板に敷き詰めた上に焼いたお肉を載せて

200℃で余熱したオーブンに入れて、100gあたり大体3.5分目安で焼き上げる。

焼きあがったらアルミホイルにくるんで、オーブンの上に置き、余熱でさらに温める。


落ち着いたら冷蔵庫へ入れてから切ると、

ちょうどレアな感じで美味しく頂ける。

そのままでも良いし、市販のステーキソースやローストビーフソースで頂くと美味しい。


さて、フィレ肉と、さしの入ったお肉の味比べ。


さしの入ったお肉から


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生のお肉みただけで美味しそう。


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焼きあがったらこんな感じ。


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スライスしたら、とても綺麗な感じ。

濃厚で美味しかった。




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こちらはフィレ肉
見た目は良く分からないが、先ほどのお肉よりもお値段は上

柔らかく、カロリー低めだが、味わい深いお肉でした。


健康を考えなければ、さしの入ったお肉の方が良いかな?

安いし味も濃厚だし。。。


もちろんワインにあいました。

さてさて、1月に飲んだワインを少しだけ。


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ル・カノン・ロゼ・プリムール

毎年楽しみにしているぺティアン

今年は、粘性が高くてトロトロした感じ。

味はいつもと変わらず独特なロゼ

お正月最初のワイン、美味しかった。



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ルメール・フルニエのラフォリエ

甘口のはずが、どうも瓶内で糖質がアルコールに変わっていたらしく、香り甘口の味辛口でアルコール度数高めだった。

ブランデーかと思う味わい

残念ながら全部は飲めなかった。

料理に使おうにも、個性的すぎて隠し味にならない。。。

まぁ、こんなこともあるかな。



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シャトー・ギロー

ソーテルヌの甘口と、ブルーチーズ

ベッドの上でDVDを観ながら、一杯だけ。

癒される。


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シャトー・ヌフ・デュ・パフ

Roger Sabon 1999

13年の熟成もなんのその。

強烈な香りと、荒々しい飲み口

しかし、心を込めてスワリングしていたら徐々に落ち着いて来た。

最後はとても滑らかな素晴らしい味わい。

そんな女性も素敵だなと思ったり^^;



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クロ・デュ・テュエ・ブッフ ラ・カイエール

なかなか入手できない、カイエールとグラヴォット

ピノノワール100%の看板ワイン

ほのかな梅の香りにライトなのに深い味わい。

やはり引き込まれるな。


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同じくクロ・デュ・テュエ・ブッフのシュベルニー・ルージュ

僕のデイリー定番ワイン

こちらもほのかな梅の香りに軽い味わい

それなのに旨みを感じる、お吸い物の様なワイン

大人買いして、在庫豊富なワイン


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こちらも、ラ・グランド・コリーヌ大岡氏のワイン

10年熟成のヴァン・ムスー泡

微妙な甘さを感じながらも口当たり良く

身体にす~っと沁み込んでいく感じ。

開けてから4日後に飲んでもこれまた美味しかった。



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誕生日の日に開けた、カリュアド・ラフィット2000

グレイトヴィンテージのCHラフィット・ロートシルトのセカンドワイン

今では入手困難だろうなぁ。

味わいは完璧

滑らかな舌触り、複雑な味わい、熟成しながらも果実を感じさせる香り

やはりボルドーは良いなと思わせるワインだった。








後楽園ホールでの観戦


それにしても、アドレナリン大放出の、壮絶な試合だった。

後楽園ホールが揺れていた。


湯場選手は、見事日本王座4階級制覇の偉業を達成した。


35歳の湯葉選手は2000年に日本チャンピオンになってから3階級制覇

リック吉村との一戦、牛若丸あきべえとの2戦は、特に印象的だ。

その一方、大曲選手との試合等、打たれ脆さを併せ持つ。

これが4階級に挑戦、勝っても負けても引退の覚悟だったそうだ。


一方のカルロス・リナレスは、ここ4試合を1RKOで決めている日本第1位

今年のチャンピオンカーニバル屈指の好カード


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メインイベント開始前、後楽園ホールは異様な熱気に包まれていた。


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湯葉選手入場

これだけで、盛り上がるとは、華のある選手だ


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試合開始、凄い緊張感だ。


1R~3Rまでは、カルロスのシャープで重いパンチが的確にヒットする。

湯葉はカウンター狙いながら、硬さと動きの大きさが目立ち、少し雑な感じ。

3Rはリナレスの的確なパンチに湯場はダメージを感じさせる。

鼻血も出ていたか。


4Rにホールが揺れた。

湯場、起死回生のカウンターがヒット、カルロスダウン!

この回、カルロスはゴングに救われる。


5Rはカルロスにダメージが感じられたが、湯葉も疲れとダメージで攻めきれない

すると、今度は湯場がダウン寸前の大ピンチ、辛くもゴングに救われた感じ。


6R、カルロスのパンチが的確な感じだが、またしても湯場のカウンターが炸裂

カルロス2度目のダウン

しかし、この回終了時点では、湯場にダメージの蓄積とスタミナ切れが見て取れる。

湯場苦しい感じ。。。


7R湯場苦しいかと思いきや、またしても左でダウンを奪う。

リナレスは起き上がれる雰囲気では無い。

やっと立ち上がったところでレフェリーはカウント10を数え上げた。


湯場見事に4階級制覇


後楽園ホールが揺れた

観客席から嗚咽が聞こえる。

日本タイトルマッチで、これほどまでに感動的な瞬間はあったであろうか?



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勝っても負けてもこの試合限りと思って臨んだ試合だったそうだが、

5階級制覇に向けて挑戦しそうな感じ


とにかくこの日はアドレナリンが出まくった感じだ。

今後10年位、日本タイトルマッチでこんな感動的な瞬間は無いだろうな。

ボクシングは男の人生の集大成だ。