2020.8.4

娘が葛西術を受けました。



手術は9時からスタートし旦那と一緒に待合室で待っていました。


最初に検査をし胆道閉鎖かどうか伝えにくる事になっていたので、何度も何度もドアが開くとビクッっとなり時間がとても長く感じました。


そして2〜3時間後、

『造影検査をしましたが流れていません。胆道閉鎖症です。このまま手術に入ります』



覚悟はしていたので涙は出ませんでした

指定難病に入ってしまったと思いました。



その日はとても暑い日でしたが、待合室に待っていられず外にでて、ベンチに座りただただ祈りました。


何でもしますから!娘を助けて下さい!


そんな事を考えていると、娘が高校生になった姿、結婚するからと婚約者を連れて挨拶にきた情景が目の前にぱーーっと浮かびました。



幻想なのか、未来の姿なのか…

けど娘はとても幸せそうできれいでした。




待合室では朝は10人弱くらいいましたが、終わった頃には私たち夫婦だけでした。



19時に終わり、とても疲れた顔をした主治医が待合室に来てくれたことを昨日のように覚えています。


『無事に手術は終わりました。胆汁が出てくるであろう場所を掘った所、じわーーと胆汁が出てきました。予後はいいかなと思います。肝臓も比較的綺麗でした』



と言ってもらえ、うわぁーーーーーと涙が出ました。先生の疲れた顔から本当に尽力して下さったのだと伝わってきました。



その後は順調に減横し、胆管炎になることなく退院日にはビリルビンは正常値でした。



先生の言う通り、経過は順調で元気にしています





胆道閉鎖を生後すぐに疑ってくれた小児科の先生、産科の看護師さん


その後どんどん検査を進めてくれ大学病院までの橋渡しをして下さった小児外科の先生、



手術をして下さった大学病院の主治医はじめ、沢山の先生方


献身的に看護をしてくださった看護師さん達





最短・最善のルートで進んだこと、一つでも揃っていなかったら今の娘の姿はないと思います。


そう思うとゾッとしますし、同時に感謝が込み上げてきます。





1年前の自分に言ってあげたいです


大丈夫!今は笑ってる!!


と(^^)









…なんか全体的に語り口調になってしまいました笑




色んな奇跡が重なって今があることを忘れずに、育児を楽しめたらなと思います!では!