冷たい雨のしっとりとしたクリスマスイブですね
先日１２月の定期健診で動物病院へ行ってきました～
食欲旺盛で元気だけれど、ちょっと咳が出ることがあるので
しっかり検査をしてもらいました
血液検査は全く異常なし
脾臓や膵臓などの腹部エコー検査も全く異常なし
ところが・・・
胸部レントゲン検査でまさかの肺原発の組織球肉腫（3.5センチ）
肺のリンパにも２ヵ所とんでいました・・・
組織球肉腫は
フラットコーテッドレトリバーやバーニーズに極めて多い
免疫細胞の一種の「組織球」から発生する悪性腫瘍で
発見が難しく、進行がものすごく速く、難治の腫瘍です
このままだと、余命３ヶ月と言われました・・・
娘からのクリスマスプレゼントのおもちゃにニッコリ～
こんなに元気なのにね・・・
娘からのクリスマスプレゼントの大量の豚耳も大好物
リンパにもとんでいるから外科手術をしても無駄らしい
抗がん剤で癌細胞だけでなく正常な細胞までダメージを受けて
食欲がなくなってしまうのはものすごく辛い・・・
放射線治療は毎週遠くの大学病院へ通って麻酔をかけて受ける負担・・・
じゃあこのままで過ごすか・・・
発見が難しい病が奇跡的に症状が出る前にわかったのだから
やっぱり医療の力で１日でも長く今の状態が続いて欲しい
モリモリ食べて、元気にボールを追える日が続いて
痛みや苦しさを感じないで過ごせるのが、私たちの願い
今回初めて知ったのだけれど
犬の肺は７つに分かれているから、１つが腫瘍に侵されていても
他の６つが機能していて苦しくないらしい
数日間夫婦で色々考えて
新しい分子標的薬を選択してみることにしました
分子標的薬は、癌細胞だけを狙い撃ちするらしく
副作用が少ないというのが一番の決め手となりました
この決断をしたのが、クリスマスパーティの日の午前中だったの
夫婦２人だけの週末だったら、どんよりしたままだったけれど
娘たち家族のおかげで、前向きに考えられました
前例があまりないので、この分子標的薬の効果もやってみなくちゃわからないし・・・
かなりの高額治療になってしまうけれど
モリモリ食べる日が長く続きますように
週に３回の服薬が始まりました