アーティスト: サントラ, R.E.M., レディオヘッド, ポール・マッカートニー, ピーター・ガブリエル, ジュリー・ジャンニ, モンキーズ
タイトル: バニラ・スカイ

僕の映画の見方はちょっつと変わっていて、
まずサントラをチェックするんです。

 
★クエンティン・タランティーノ
「パルプ・フィクション」ディック・デイル「ミザルー」

★フランシス・F・コッポラ
「地獄の黙示録」ドアーズ「ジ・エンド」

★スタンリー・キューブリック
「時計じかけのオレンジ」
モーグ・シンセサイザーの多重録音、
「スイッチド・オン・バッハ」で有名な「ウォルター・カーロス」
のボコーダーによる「ベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章」!

と例を上げればきりがない映画音楽ですが、、
この「バニラ・スカイ」の監督「キャメロン・クロウ」は
偉大なアメリカの音楽雑誌「ローリング・ストーン」
のライターだった人(しかも15歳でデビュー!)

もともとはスペイン映画で大ヒットした
スリラー物の「オープン・ユア・アイズ」に惚れこんだ
「トム・クルーズ」が映画権を買取りリメイクしたもの。
最近友達に聞いた話だと「キャメロン・クロウ監督」
を推薦したのはトムだったらしい。
僕は全然知らなかったよ。結構有名は話しなのかな?

そんな「クロウ監督」との出会いは
「あの頃ペニー・レインと」だったのですが、
タランティーノとはまた違った意味で
音楽のセンスが凄いと思った。

この映画に関しても、
冒頭のドライブシーンで使われていた
「R.E.M」の曲を使う意外性に驚き、
ポール・マッカートニーの新曲に涙。
モンキーズの超名曲「ポーパス・ソング」に大泣。

あと隠し玉では
「ジュリー・ジアーニ」のなんともストレンジな曲。
実はこのアーチストの正体は「キャメロン・ディアス」!
そうこの映画にも出ていた大女優なのです。

あとケミカル・ブラザーズによる新曲。
これなんて正にこの映画にピッタリなビッグ・ビート物。

その中でもミュジシャン・トゥ・ミュージシャンとして有名な
トッド・ラングレンのこの曲がとにかく最高!

映画ではワンシーンでしか流れないけど
とても面白いところで使われていた。
映画を見ていた人だったら分かるかも知れませんが、
夢の中でソフィア(ペネロペ・クルス!)
を殺してしまった後に流れていたのがこの曲。

もともと大好きな曲で詩の内容も分かっていたので
監督がこのシーンで使った訳がなんとなく分かった。

「ジュリー(キャメロン・ディアス)の言葉だと」

他にもこんなシーンがあるのかも知れない。
さすが伝説を作ってきたクールで素敵な監督だ。
今週中にもう一度見てみようかな。
また新たな発見があるかも知れないから(^^)