台湾語のあいづち。微妙なニュアンスの違いがよくわからず、なかなか使いこなせない。特にこの
諾!hiò!/ひょ(うん、そう)
吓仔! hē-á/へあ(へえ)
と辞書には書いてあるのだが、先生が教えてくれた意味は逆のような感じで。それもあって、いっつもどっちかわからなくてうまく使えない。
以前鬼コーチに聞いてみたら、コーチは「へあ」は使うけど「ひょ」はあまり使わないと言ってた。
で、二人の意見やいろんな人の台湾語の会話を盗み聞きして私が独自に出した結論、それは、
台湾語の「吓仔! (hē-á/へあ)」は、中国語にはぴったりくる訳がないが、日本語のあいづちの「はい」(或いは「うん」)にかなり近い。
というものです(違ってるかも)。
私がずっと「吓仔! (hē-á/へあ)」を中国語の「對」と同じように捉えてたからこんがらがってたのではないかな。華語の「對」には肯定のニュアンスがあるけど、台湾語の「吓仔! (hē-á/へあ)」にはそれがなさそう。
日本語の「はい」も、特に相手の話を肯定する意味がなくても「あなたの話を聞いてますよ」という態度表明として使える。
なので、「吓仔! (hē-á/へあ)」は中国語の「對」ではなくと、日本語の「はい」と同じだと思えば、おお、スッキリするではないですか。
友人や行きずりの人の台湾語の会話を聞いていると、“he-a”じゃなくて、“he(へぇ)”と言ってる場合も多い。これもまさに日本語の「はい」。
わたしが比較的自信持って使えるのが、これ。
敢有影? Kám ū iánn? (ほんとなの?)
安呢。An-ne(そうなんだー)
中国語の“對對對!”に当たる、
著著著!Tio̍h tio̍h tio̍h !
(そうそうそう!)
高雄の台湾朋友Eさんは、「ははーん」というあの、英語のあいづちみたいなあいづちを台湾語のときも打っていた。このパターンもあるのかな。