こんにちは。

心地いいライフスタイルを探求する
Lifestyle Labo 主宰のひろこです。


先ほど、、ニュースで、、
「伝統建築工匠の技」について
世界無形文化遺産への登録要請があった、、
と知りました。


思わず、、込み上げるものがありました。

「伝統構法をユネスコ世界無形遺産に!」と先頭立って活動なさっていらしたのは、、
日本の茶室研究の第一人者であられた中村昌生先生。

伝統木造技術文化遺産準備会




先生の悲願であった
「日本の伝統建築技術を世界遺産へ」
というお考えを伺ったのは、5~6年前でした。

中村昌生先生が設計された
海外の茶室三亭のうちの一亭である
スウェーデンの茶室「瑞暉亭(ずいきてい)」の修復工事に関わり、
先生と度々お目にかかる機会を得ました。

(現在の瑞暉亭)

初めて耳にした時は、、
夢のように語っていらっしゃいましたが、、

それが、、実現する、、と知り、
胸がいっぱいになりました。

できることなら、、
先生がお元気なうちに、、
という思いもありましたが、、

着実に事が進められ、、
世界遺産への道が見えてからの
旅立ちでした。

きっと、今頃、、あちらで、、
にこにこと、ご満足の面持ちで
美味しいお酒を飲まれていることでしょう。


海外に出ると、、
日本の伝統技術は、、
なんと繊細で、洗練されており、
美しく、、そして控え目であることか、、
と改めて感じます。

それは、、伝統建築技術もしかり、、
和食の技術もしかり、、
和紙などの伝統工芸技術もしかり、、

そして、、その様々な日本の伝統技術を体感できるのが、、
日本の茶室であり、、
その茶室でいとなまれる茶事です。

海外にある茶室は、、
日本の伝統技術の集大成として、
その素晴らしさを体感していただける貴重な場ではないか、、
と考えているのですが、、。

日本の伝統技術や芸術は、、
「ドヤッ」とアピールするものではない、、
静かに、味わっていただくもの、、

分かる人にしか分からない、、

そこに良さがあるものの、、
それが、、
海外の一部の方にしか伝わっていないことが残念でなりません。

海外の方にアピールするのは、
インパクトのあるものとなり、、

それらが逆輸入されて
若い世代に受け入れられていく、、

繊細で、、洗練されていて、、
美しいものは、、
忘れ去られてしまう、、
という危機感を感じます。

茶道も、、
忘れられていくのではないか、、と
中村先生が懸念されていらっしゃいました。

もっと身近に、、
日常的に「茶の湯」を、
楽しむようになったら、、。

次世代に日本の伝統を繋いでいくには、、どうしたらいいのか?

などど、、思いをめぐらせています。


読んでくださって
ありがとうございます。

Lifestyle Labo
ひろこ