まだまだ元気で100歳までいけるね!と言っていたのに、
夏の終わりごろから急激に体調が崩れ、
10月に入ってあっというまに弱り、
「いつどうなるかわからないけど、きっとまだ大丈夫だ!」
入院させるかこのままでいるかなど相談をした翌日の夜、
永眠してしまった父。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231027/17/windwheels/ac/5d/j/o0640042715356417082.jpg?caw=800)
享年96歳。
前日に会ったときはほとんど話せなかった。
その1週間前のときは、1時間ほど自分の話したいことを話していた。
その1月前は、しっかりと会話ができていた。
本当に急で、施設のスタッフさんも驚かれてました。
数日前までは、傍らの時計を見ていておやつの時間になると
ナースコールを鳴らして請求していたくらい。
1週間前は、両足共に肌色だったのが、
亡くなる前日は、もう血流が巡ってなく黒いような紫色。
亡くなるまでの1週間で、食事も、お水も捕れなくなり
血液サラサラの薬、ワーファリンを飲めなくなったせいか
あっというまに血流が止まったようで、
本当に1週間でこんなにも悪化する?というくらいの違いで
あまり長くないとは思ったものの、まだ大丈夫かな?と。
翌々日や日曜日にも面会に行く予定でいたのに、
それは叶いませんでした。
猛暑だった夏のせいなのか、
私の配慮(愛情)が足らなかったせいなのか、
残念でなりませんが、救いはとても穏やかな顔だったことです。
施設に人が体位を変えようと体を起こしたときに、
いつもなら「痛い!」という言葉が無かく
慌てて息を確認したら、もう息をしていなかったのだそうです。
戦中、戦後、衣食住の足らない時代を生き延び
一家の柱としてがむしゃらに働いてきた父でした。
老後は病気も多く、最後は大腿骨骨折で自由が利かなくなり施設暮らし。
そんな不自由さもなくなり、四十九日までは自由になってあちこち行っているんでしょうか?
施設のイベントで撮ってくださった元気いっぱいの父の写真を見たりして、いろいろな思いが湧き出てきてます。
あなたは、しあわせでしたか?
一人になると涙が止まりません。