境界ぎわの色
一昨日都心にひさしぶりに降り積もった雪。
まだ陽の当たらない屋根や北側にうっすらと
残雪になっている。
寒さは変わらず厳しい。
積雪の日の翌日に
朝の通勤電車で多摩川を越えるときに
ふだんのように東の空を見た。
いつもは都会の空に漂うちりあくたが
全て取り払われて
澄んだ本当に美しい朝焼けだった。
一瞬電車を降りて画像におさめたいという誘惑を
やっとこらえて朝刊にふたたび目を落とした。
心の中、記憶にだけ
撮っておきたい空の色もある。
空の夜と朝の境界際の色の美しさは季節を通じて
見飽きない。
夕刻、会社の近所で
手を真っ赤にしながら、小学生の子たちが
道の端に寄せられた残雪を使って
ゆきだるまと雪うさぎを
作っていた。
「手つめたかったでしょ?
うまくできたね~。写メしていい?」
通りがかりの私に声をかけられた
二人の女の子はニッコリと
「いいよ~♪」と合唱してくれた。
こどもはたいてい雪が大好きだ。
「ありがとう。それじゃね」
二人はすぐに続きのゆきだるまに
とりかかっていた(^-^)
だいじょうぶ。きっと明日も残っているよ。
