ザ・女優たちの豪華競演
友人がチケットを都合してくれて
一年ぶりにシアター・クリエに出かけました。
http://www.tohostage.com/shimai/index.html
有名すぎる女優さんたちをこれでもかと
集めて、同じ板に載せたらどうなるか・・・
という実験ではありません。
本読みから、お互いの女優魂を触発しあって
素敵な火花が丁々発止とスパークしていたのではと
思いました。
自分がメインになるシーンは
いっぱいに存在感を主張し
からみでは、相手とのボルテージのつばぜり合いで
最高のところにスッと身を入れてしまう。
キャリアだけが、踏んだ舞台の数だけが
なさしめる円熟を
お客さんたちは心ゆくまで観る喜びが
この舞台にはあったかなと。
佐久間良子さん
朗朗と、「これ以上は・・・」のぎりぎり寸止めでセリフを廻し
貫禄十二分。
長女役として物語の要を締めていました。
浅岡ルリ子さん
失礼ですが、永遠の少女。繊細かつ透明。
役の心の葛藤を大きな瞳をうるませて
目だけの演技で伝えるすごさ。
江波杏子さん
これをこのようにここで
アタクシだけしか演じられない造形と
柔和そうに見えて中に鋼の芯。
安奈淳さん
一緒に観た友人が「さすが」とその長身を
しゃきっと伸ばした美しい立ち姿にほれぼれして
いましたが、一番難しさが求められた末妹の役を
りりしく演じていました。
ラストシーンで暗転したあと
お客さんは彼女たちを観ることができた喜びと
作品へのそれぞれの共感で
大きな拍手を送っていました。
カーテンコールで「この一回」を演じきった
静かな熱い充実と安堵の中にいらっしゃる
様子にさらに胸が熱くなる。
名前だけでお客を呼ぶことができる。
あの人がキャストされたからと
足を運ばせる。
役者さんには、これはやはり目指す高みの
究極のひとつだなと
それを裏打ちした内容の濃い時間でした。
同じ女性として、「美しくあること」を
プロフェッショナルなお仕事とする方々の
凄みもちょっと感じてしまいました。
今日は、猛暑をついて
映画『デンデラ』を観てきます。
雪山の姥捨て逆襲の、老女軍団!
(この映画は鑑賞料金が一部を除き1,000円らしいです)
