成人アスペルガー息子
中学3年の記憶喪失から通信制高校転入後までは、
本人も周りもジェットコースターに乗ってるような、
急激な高低差に振り回されながらも、
不安定な時期を乗り越えてきた、、、、
(この時期のお話はコミカライズされ、LINE漫画とピッコマ漫画で配信されています。のぞいてみてください
)
通信制高校時代に、初めてのバイトで1〜2週間後くらいだったか、吐き気や腹痛で続けらなくなって以降は、
バイトはせず、個別塾に行き始めた。
精神的に安定してきて、この頃に思春期外来は一旦終了。
通信制高校は、週2くらいの通学(個別通学)で、
時間も自由だし、集団行事もなくストレスフリーな生活。
親しい友人などは、いない状態。
基本、単独行動。
大学生生活は、、、
苦手な分野の科目は避け単位修得。
(履修科目登録作業は苦手なので学生相談窓口で相談して一緒にしてもらっていたらしい)
大学の授業で、グループワークの時に目眩で倒れた事があった。この時 耳鼻科でメニエールと言われたけれど、
グループワークでの会話のスピードが速すぎてついていけなかったらしい。
きっとストレスが身体に異変をきたしたのでしょう。
大学2年の頃、ストイックさと変わってる人として好意的に注目を浴びた事もあったけれど、その後に交友関係が広がったという事はなかった。
私の知る限り、
友人と遊びに出かけたのは3回だけ。(大学4年間で)
ほぼ每日、家で晩御飯を食べていた。
学際実行委員をし、楽しかったのかと思いきや、
本人曰く、「就活で有利になるかと思いやっただけ。」
そういえば、学際後の打ち上げとか一切参加してなかったなぁ、、、
彼女はできた事があったらしいが、
最速で終わったらしい(付き合ったと言えるのか?)
自分の好きな趣味はしていたけど、
基本、単独行動。
大学時代にバイトもしてはいたけれど、
すぐ辞めたものもあり、あとはド短期のものか、
超簡単作業のもの。
就活では、色々な職業をみるのは良かったけど、
実際の面接では体調を崩しながらかなり無理をしていたらしい。
数年間、精神科に通院せずに済んでいたのは、
とにかくストレスを避けて生活していたから。
息子は、
ストレスがなければ
ある程度 普通に生活できる。
通信制高校や大学ではストレスを避ける事ができても、
仕事となると、、、
厳しい💦
息子にも話を聞きながら、
振り返ってみると、、、
やはり、
ハッキリと人とのコミュニケーションが苦手。
それに今までの数少ないバイトと就職先でのつまづきの内容からすると、
・マルチタスクが難しい。
・視覚からの情報をすばやく処理できない。
・一般の仕事の流れのスピードについていけない。
・物凄く疲れやすい。疲れの回復に長い時間がかかる。
結論は、
今回の退職はただの適応障害ではない。
次回の精神科通院までに、
私は、これまでの、ストレスを避けていた生活の状況をまとめ、
息子は、自分の精神状態と体調不良の症状、苦手な事や不快と感じる事をまとめて、
診察の際に書面で報告する事にした。