うつと私と、ときどき母 -3ページ目

うつと私と、ときどき母

通うことが困難になり、会社を休職中。
復職までの私の思いを書いていきたいです。

久々に泣いてしまいました。

寂しい、その一言です。



「実家、保護者、保証人、緊急連絡先」

そういう言葉を見聞きすると、どうしても憂鬱な気分になってしまいます。

唯一の大切な家族である母を亡くし、一人で暮らしております。

現在の所在は会社の借り上げ寮。

上下横みんな同期の社員です。


私一人休職しているので、同期が帰ってくる時間17時~は家に閉じこもりです。

入社してから部屋に入れた人は一人もいません。

とても狭い部屋なので、骨壷は隠しようがなく、人に説明するのも億劫なので・・・


また月曜日に病院へ行き、お薬をもらうことになります。

こんなんでよくなるとは思ってません。

最後は自分です、自分で何とかするんです。



かあさん、もう少しでお墓買ってあげられるよ。

オレもすぐそっちに行くから、それまで見守ってて。










22歳、男 大学生 



私には家族がいません。




昨年8月に母が亡くなり天涯孤独状態になりました。
学校に緊急連絡先として登録していたり、奨学金の身元保証人に母の名を書いていたので手続きに学生課に行ったとき、変更理由の欄を声を出して読み上げた事務員の顔は忘れないでしょう。

私が中学生のころ、両親は離婚し、母の元で育ちました。私の父はトンネル堀りのドカタで稼ぎ、休日にはギャンブル三昧のろくな人間ではありません。兄弟は姉。その姉は父親が違います。そのせいあって、姉は家族から逃げていくようにひとり立ちし、連絡は取れにくくなってしまいました。

母は膠原病という難病に犯され私が中学2年のころから入院生活を送っていました。誰にも愚痴をいえない、高校進学の相談もできない、思春期真っ盛りの少年には親や兄弟は必要なんだなと今になって考えてしまいます。

何もかも一人でこないしていたせいか、家庭と勉強の両立ができず、高校も結局通信課程の学校に編入してしまいました。母には「お前のせいで国公立の大学なんか完全にいけなくなった。オレはそこら辺のチンピラと一緒なんだよ」と当り散らし電話にもろくに出なくなってしまいました。

大学進学は父の養育費500万で、誰でも入れる大学の工学部に入学。罪悪感を押し殺し「親とはこういうものなんだ。勝手に生んでおいて子供の進学費用を払うのは当然だ」と、ガキまっしぐらでしたね。

上にも書いたとおり、昨年8月、暑い晴れた日が続く中、母は亡くなりました。

何もしてあげていない、それどころか親不孝しかしていない。人間のくずである私は今になってやっと自分がゴミだと気づきました。

思い出はいっぱいあります。小さいころはほかの生徒に負けないくらいおいしいお弁当を作ってくれました。写真もいっぱい撮ってくれました。お遊戯会で作ってくれた衣装はいつも周りと比べて一番の出来。参観日も毎回来てくれた。一番きれいなお母さんだった。




遺骨は今も部屋に飾ってあります。代々受け継がれた墓なんてないし、立ててあげる金もない。

親戚もいない。母は女系家族で線が細く毎回養子にもらい何とか継いで来た家系です。親戚なんているわけありません。

これを話したある大学教授には驚いた発言をされた。
「親戚は誰でもいるものだろ。血縁というのは根のように広がっているものだ。戸籍を探せば必ずいるだろう。だからその人に身元保証人とかなってもらえばいい」と。

残念だ。大学教授ともある人が。考えてみてください。知りもしない親戚に「はじめまして。あなたと私は遠い親戚という間柄にあります。私は親をなくし、頼れる人がいません。身元保証人になってください」といわれてなる人間がいますか?人間は機械じゃありません。感情があるということを知らないのでしょう。開発者という種類の人間を嫌いになってしました。


大学のレベルがレベルだけあって、親を侮辱するような言葉は毎日のように交わされている。「老後の面倒を見るのがいやだ」とか。私は生きていてほしかった。せめて一回でも親孝行するまで待ってほしかった。

大学の愚痴になってしまいました。申し訳ありません。


だからさ、親を殺したニュースとか喧嘩してるドラマとか、どうしても見ていられないのです。トラウマ状態でしょう。親に対し身勝手な行動をとる映像を見ると怒りがこみ上げてきて仕方ありません。


もう1年経ちました。1回忌は私一人で執り行いました。
今でも母の写真を見ると申し訳ない思いがこみ上げてきて、涙が出てしまいます。

私は生きる意味について考えています。どうしても気持ちが表に出て行きません。過去が私を前に押し出してくれません。希望とする就職先につけたのに、これから200万ぐらい貯めて母にお墓を立ててあげたいのに、生きる意欲がわいてきません。

頭ではわかっています。でも、どうしても生きることから逃げたくなってしまいます。