トランペット奏者で、トランペットを始めた頃から同じマウスピースを使ってる人は いないと思います
「マウスピースは可能な限り小さいものを使いなさい。」
「私が今までレッスンしてきたトランペッターの多くは大きすぎるマウスピースを使用していることが原因で演奏が困難な状態に陥っていた。それは適切なサイズのマウスピースに変更するだけで多くの部分が解決される。」
スキルアップ、何らかの知識により、まずマウスピースに手を出す
まず高音を出そうと、マウスピースを頼る
中学生の時に、なぜか音楽準備室にBachのマウスピースが沢山あった
今はWINDSあいなんの顧問山本先生が当時吹奏楽部顧問でして「合うのがあれば使っていいよ」と言ってくれた
そこで出会ったのがBach10と1/2C いわゆるリム内径の小さいマウスピース
これがドンピシャでして
学生時代は高音に悩むこともなく、1stトランペットを吹き続けました
その後大人でアマチュアバンドやらJAZZやらやって、もう少しハイトーンぶりぶり吹きたくて、マウスピース探しの旅に
終わりのないマウスピース迷宮へ(笑)
何本買っただろう
今残ってるだけでこれだけ
トランペッターとしては大したことないかもしれないけど、他の楽器からしたらアリエナイ数だと思う(笑)
最近だと金色のブリリアントサウンドでおなじみのベストブラス「グルーブ」というのを買った
わりと良かったのだけど、山本先生に肩を叩かれて「それはJAZZ用か?もう少し吹奏楽っぽい音出してくれんか?」と言われて凹む(笑)
とはいえ高音を捨てられないので、相変わらずリム内径の小さいモノしか使わない
リム内径小さくて浅いカップってのが、自分の中で良いのかなと、思いながら、よく調べるとカップサイズMだったりして、そんなに浅くなかったり、1ミリ以内の話と思い込みで、結局吹いてみないと分からんてことになる
マウスピースじゃなくて、吹き方なのか?という疑問を感じ始めたら、もう迷宮どころの騒ぎじゃなくなるので、、
音大出てないので、、
最近見たネットに
「クラシックからジャズに至るまであらゆるジャンルで名手と言われているアレン・ヴィズッティがこんなことを言っています。
「マウスピースは可能な限り小さいものを使いなさい。」
「私が今までレッスンしてきたトランペッターの多くは大きすぎるマウスピースを使用していることが原因で演奏が困難な状態に陥っていた。それは適切なサイズのマウスピースに変更するだけで多くの部分が解決される。」
というのがあった
少し救われる(笑)
マウスピースは靴を選ぶようなもの、という記事もあった
ブカブカの靴も履けるけど、みんなはピッタリの靴を選ぶでしょ?マウスピースもピッタリのモノを選びましょう。大きくても履ける、吹けるけどね
トランペット業界の悪しき風習、習慣、慣例で「クラッシックは大きくて深いマウスピースを使いましょう」ってのがある
これを音楽部の先生が言い始めると、生徒は悩む
大きくて深いマウスピースを吹きこなせる人がすごく上手い人という神話がある
そんな神話、慣習に惑わされず
ピッタリのモノを選び、吹きやすいモノを使用するのは当たり前ですよね。
これはピッタリかな?(笑)
アシンメトリー
高音を出すためにこんなヘンテコなマウスピースを買うほどトランペッターはマウスピース迷宮に入り込む、という話