青森・秋田の保存蒸気機関車めぐり、4機目は野辺地町愛宕公園に保存されているC11210です。
C11210
1942-1月:日立製作所笠戸工場製番1491 配属札幌局配置静内区
1967-10月:追分区
1971-10月:苫小牧区
1973-10月:小牛田運転区
1974-5月:廃車
1976-5月:野辺地町愛宕公園に保存(野辺地小学校の校庭横)
1942-1月:日立製作所笠戸工場製番1491 配属札幌局配置静内区
1967-10月:追分区
1971-10月:苫小牧区
1973-10月:小牛田運転区
1974-5月:廃車
1976-5月:野辺地町愛宕公園に保存(野辺地小学校の校庭横)
七戸からは南部縦貫鉄道の起点駅野辺地に移動しました。C11の保存機なので大畑線で活躍した機関車かと思いましたが、C11210は生涯のほとんどを北海道の日高本線で働いたカマです。
その保存状態を見て絶句しました。屋根付きの保存環境でここまで状態の酷い機関車は見たことがなかったからです。塗装は剥げ、前後照灯は割れ、キャブ窓は窓枠ごとなく、そこから見えるキャブ内も荒れ放題。これは保存後40年間、一度も整備されたことがないのでは?と思えるほどでした。先日解体されてしまったさいたま市中央区役所の39685も、露天で状態は悪かったものの修理跡など保存に努力した跡が見られましたが、このC11210にはそのような形跡すら見られません。まさに「放置」といった印象です。
折からの強い雨の中、C11210はとても寂しげに見えました。
ここは野辺地小学校の校庭横、子供たちは朽ち果てていく蒸気機関車を見て何を思うでしょうか?
ここは野辺地小学校の校庭横、子供たちは朽ち果てていく蒸気機関車を見て何を思うでしょうか?
※2016年10月8日訪問
※2016年新規訪問数 47機
※累計訪問数 444機
※2016年新規訪問数 47機
※累計訪問数 444機