道東の保存蒸気機関車めぐり、16機目は遠軽公園に保存されているD51859です。
D51859
1943-11月:鷹取工機部製番57 配属広島局配置広島区
1948-11月:遠軽区
1972-7月:廃車
1972-8月:遠軽公園にて保存
1943-11月:鷹取工機部製番57 配属広島局配置広島区
1948-11月:遠軽区
1972-7月:廃車
1972-8月:遠軽公園にて保存
留辺蘂のD51311で凹んだ次の訪問地は遠軽です。遠軽は蒸気機関車最盛期は石北本線と名寄本線が分岐する拠点駅でした。今は名寄本線すら廃止され、石北本線の列車は遠軽で進行方向を変えるスィッチバックの駅のようになっています。
遠軽駅近くの遠軽公園にD51859は保存されています。D51859は留辺蘂のD51311の僚機だったので心配しましたが、こちらは素晴らしい状態でした。屋根付きで、定期的にしっかりと整備されていることがうかがえるコンディションです。大きな部品の欠品も車体の錆もなし。この859号機はカマボコドームと重油タンクを備えた重装備機です。公式側のデフには星印の不思議なマーク、遠軽市の市章だそうです。遠軽公園は特徴的な巨岩があり、少し離れた場所にはラッセル車のキ100も良い状態で保存されています。
製造後ほとんどの期間を北海道鉄道の要所遠軽で働いたD51859、今もその地で身体を休めているようでした。
※2016年6月14日訪問
※2016年新規訪問数 41機
※累計訪問数 438機
※2016年新規訪問数 41機
※累計訪問数 438機